ICT活用指導力向上研修会 ~児童生徒の情報活用能力を高める指導方法~ 平成20年3月8日 京都市教育委員会 指導部 情報化推進総合センター 指導主事 稲葉 弘和
情報活用能力とは? 主体的に情報を収集し,活用する力? 主体的に調べて,まとめて,伝える力?
情報教育の3観点と8要素 テキストP79 情報活用の実践力 ●課題や目的に応じた情報手段の適切な活用 ●必要な情報の主体的な収集・判断・表現・処理・創造 ●受け手の状況などを踏まえた発信・伝達能力 ●情報活用の基礎となる情報手段の特性の理解 ●情報を適切に扱ったり、自らの情報活用を評価・改善するための基礎的な理論や方法の理解 ●社会生活の中で情報や情報技術が果たしている役割や及ぼしている影響の理解 ●情報モラルの必要性や情報に対する責任 ●望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度 情報の科学的な理解 情報社会に参画する態度 3観点相互の関係を考え、児童生徒の発達段階に応じバランスよく身につけさせることが重要
テキストP80 「伝えたいこと」を意識して情報を集めることが大切
テキストP80 集めた情報を・・・・・
テキストP81 まとめた情報を・・・・・
プレゼンテーションの指導 プレゼンテーションとは? 「資料をもとに,自分の思いや考えを,聞き手を意識して,わかりやすく言葉で伝える。」こと テキストP96 プレゼンテーションとは? 「資料をもとに,自分の思いや考えを,聞き手を意識して,わかりやすく言葉で伝える。」こと 指導のポイント (1) 場にあった適度な大きさの声で話す。 (2) 丁寧語で話す。 (3) 伝えたい資料は,指や指示棒で指し示す。 (4) つなぎ言葉や話し方を指導し,伝えたい事柄 や自分の思いをわかりやすく伝える。 (5) 資料には大きく見やすい絵や写真を使う。
プレゼンテーションでの 指導のポイント (ICTを活用して) テキストP99 (1) 話の組み立てを工夫した内容にする。 プレゼンテーションでの 指導のポイント (ICTを活用して) (1) 話の組み立てを工夫した内容にする。 (2) 自分の考えや思いが入った提案にする。 (3) 根拠がはっきりとした資料を提示する。 (4) 資料を指示しながら話す。 (5) 原稿を見ないでキーワードをもとに「話し言葉」で伝える。 (6) 聞き手を意識して話す。
テキストP97 プレゼンテーションの資料作りのポイント
演習 郷土の観光地や特産物の紹介をしよう! ①インターネットから情報を集める。 ②プレゼンテーション資料をパワーポイントで2~4枚作成する。 ③プレゼンテーションをする。
聞き手を引きつけるコツ (1) はじめに問題提起(問いかけの言葉)をする。 (2) 話の途中で聞き手に意見を求める。 テキストP99 聞き手を引きつけるコツ (1) はじめに問題提起(問いかけの言葉)をする。 (2) 話の途中で聞き手に意見を求める。 (3) 資料を指示しながら,「これを見てください。」などの指示語を使う。 (4) 静止画だけでなく現地取材した動画やインタビューの生の音声を取り込む。
発表時の操作のコツ (パワーポイントのスライドショー実行の例) (1) スタートは「F5」キーで。 テキストP100 発表時の操作のコツ (パワーポイントのスライドショー実行の例) (1) スタートは「F5」キーで。 (2) 途中からのスタートは,「Shift」+「F5」 (3) 画面の送り戻しは矢印キーで。 (4) 画面を「B」キーで真っ黒に「W」キーで真っ白に。 (5) ペン機能を使うときは,「Ctrl」+「P」キー 消すときは「E」キー 戻すときは「Esc」キー (6) 複数のソフトの切り替えは「Alt」+「Tab」キー (7) 指定のスライドへのジャンプは, 数字入力+「エンター」キー