(民主主義の当事者としての)市民による社会運営

Slides:



Advertisements
Similar presentations
平成 27 年度「東日本大震災からの復興を担う専門人材育成支援事業」 事業計画概要 (様式1)(別紙 4)① 「事業名」(学校名) 実施体制イメージ図 参加・協力機関 ○ イメージ図や協力機関等を記載して、実施体制をわかりやすく記載する。 ※代表機関には下線を引くこと。 参加・協力機関: ○○ 機関.
Advertisements

地域におけるNPO支 援 10年の総括と展望 - これまで10年から、 これから10年を見通す - 主催:せんだい・みやぎNPOセンター (日本財団 助成事業)
「社会事業家」と は? 「社会の」課題解決や理想の実 現に事業を通じて取り組み、成 果を生んでいる人 「社会の」課題解決や理想の実 現に事業を通じて取り組み、成 果を生んでいる人 挑む課題や理想は何か? 挑む課題や理想は何か? 事業のビジネスモデルは? 事業のビジネスモデルは? ニーズの代弁者であると同時に、
平成27年度SCOPE(重点領域型研究開発(先進的通信アプリケーション開発型)) 研究開発課題 ○○の研究開発
大阪大学工学研究科 ビジネスエンジニアリング専攻 座古研究室 修士2年 百々路裕二郎
交通バリアフリー法 -戦略と注意点-   近畿大学理工学部土木工学科 三星昭宏.
共生の地域づくりゼミ 地域をささえる組織マネジメントのコツ 第4回 人と組織を育てるマネジメント 主催:(公財)北九州国際交流協会
仙台防災枠組の実施に向けて 海外の災害・東日本大震災から生まれた広域復興トークライブ 仙台防災未来フォーラム
いじめ防止全体指導計画 【対応1】 未然防止・早期発見 【対応2】 緊急対応・早期対応 いじめ発生 基本姿勢 雲仙市立千々石第一小学校
行政にできること・すべきこと? 本来は、市場(自由競争)を補うもの 基本的な機能は、 促す → 表彰、補助
平成28年度SCOPE(重点領域型研究開発(先進的通信アプリケーション開発型)) 研究開発課題 ○○の研究開発
海のボランティア構想 ~次世代に海を引き継ぐために~
生活支援 中央研修 H26.9.4(木)~5(金) 品川フロントビル会議室 H26.9.6(土)~7(日) JA共済ビルカンファレンスホール
Ⅱ.高齢者に係る地域アセスメントの    手法について
祝!損保ジャパンCSOラーニング 10周年! インターンシップの 価値と可能性を確認する
電子行政オープンデータ推進のためのロードマップ(工程表)
援助は現場で起きている ODAの現地機能強化を どのように推進すべきか FASID国際開発援助動向研究会 2005年7月22日
IIHOEって? 組織目的: 地球上のすべての生命にとって、 (1994年) 調和的で民主的な発展のために
仮説 :STEP 1 見込み顧客 への経路 仮説 :STEP 2 課題:顧客が困っている!こと、欲求、求めているもの 誰が? …
経済・経営情報コース コース紹介.
重症心身障害児者等 コーディネーター育成研修 3 支援体制整備④ 資源開拓・創出方法
アジア恊働大学院(AUI)構想 AUI推進機構/設立趣意書
「薄書」でいいから、 白書を出そう! - 自分の団体のためじゃなく、 社会のために活動するんだから! -
Ⅲ.サービス開発の方法.
日本の就職、失業問題と雇用保険  湯澤脩平.
動画で見る 全国がん登録 2016年1月から始まる「全国がん登録」について、ご紹介します。.
大阪府プロフェッショナル人材戦略拠点事業概要図 <大阪府プロフェッショナル人材戦略拠点>
人と農地の問題を解決する「未来の設計図」 地域の実情に即した「人・農地プラン」の作成に向けてVer.2(たたき台)
介護予防サービス・支援計画表 記入のポイント.
ヘルスプロモーションのための ヘルスリテラシーと 聖路加看護大学『看護ネット』
Value Engineering の 紹介 経営学部 教授 吉 井 康 雄 2001年12月14日.
CANPAN会議2014 あらためて学び、知り、考える NPO活動とCANPAN
しまね東日本大震災被災者支援推進協議会 ・物資・労力の「提供」から、次の段階 ・(出雲など)県内に残すべきネットワークでの訓練を (個人的経験ですが、台風による停電時の電池) 益田市市民活動推進協議会 ・地域コミュニティ支援:「どの地域にどんな支援」診断!
地域とともに、 施設を生かすプロセス 地域と団体のために 委託や指定管理者制度の意義を再確認する
ETIC.の「目的」は? この法人は、次代を担っていく20代を中心とした若い世代に対して、実社会との接点や機会提供を重視した事業を行うことにより、アントレプレナーシップ(自らの意思と行動で、社会に価値を創造していこうとする精神)溢れる人材を育成、輩出していくことを目的とする。また、この法人自らがイニシアチブを取り、問題意識を共有しうる人および組織と協働することを通して、社会全体の利益の増進に寄与することを目的とする。
チーム“T-3”(田口雅也、塚本秀子、立邊義広)
平成29年度 地域内や観光地における電動小型低速車の 活用に向けた実証実験の企画募集 企画提案書
経済学部 岸本寿生 社会科学への誘い 経済学部 岸本寿生
[留萌プロジェクトの全体構造] 留萌 プロジェクト 課題(状況) 結果(数値) 規制 解決 目標(数値) ①プログラム(行動)
ニーズと当事者を中心に置いた 事業の計画づくり - 自分のしたいことをするためじゃなく、 社会に求められることに応えるために -
国家構築の際におけるタイの「標準化」、 国民の統一化
「行動力アップ研修」から「経営ビジョン実現支援」へ
大阪モノレール第二期中期経営計画(素案) <2010-2012>
相談支援従事者初任者研修のカリキュラムの改正について
東海地震を前提とした 防災ゲームの開発 システム工学科 環境分野 前田研究室  中野 崇司.
The Road to “New Public Commons” (ネットワークとコア機能の考察)
可視化機能と Azure 運用自動化ツール により eco クラウドを実現
最先端ICT都市の実現に向け、「ICTの徹底活用」と「ICTの適正利用」を基本に取組をすすめます
平成27年度SCOPE(重点領域型研究開発(スマートネットワークロボット)) 研究開発課題 ○○の研究開発
心理科学・保健医療行動科学の視点に基づく
天 草 宝 島 天 草 宝 島 研 究 会  氷室健太郎 櫟本昇一 王てい 長谷部俊之 .
企業等との連携について(平成31年3月末現在)
生活支援 中央研修 H26.9.4(木)~5(金) 品川フロントビル会議室 H26.9.6(土)~7(日) JA共済ビルカンファレンスホール
2030年の社会を担う 私たちの役割 - 課題先進国だからこそ、 社会を変えるしかけをつくる! -
Ⅱ.高齢者に係る地域アセスメントの    手法について
制度経済学Ⅰ⑥ Q1 FX取引とはなにか? Q2 FX取引の背景? Q3 どう改善? 2008.10.7.放映.
地方公共団体オープンデータ推進ガイドラインの概要
システムズシミュレーション 樋口良之 主な研究分野 予定卒論テーマ 履修しておいてもらいたい科目 アピール
平成30年12月27日 「民都・大阪」フィランソロピー会議 金井 宏実
DATA METI構想を進めていくためのロードマップ(工程表)(案)
株式会社デュナミス コーディネータGrの 提供できることカタログ お客様の新事業への サポートを通じて 組織の成長をお手伝い。
実践評価の方法 グループ討議 東京学芸大学 高良 麻子 基礎研修Ⅱ 実践評価・実践研究系科目
01STEP 02STEP 03STEP 04STEP 次期観光戦略マネジメントサイクルの強化 観光事業者との情報共有
継続的利益創出に向けた 【現場力の向上】 問題・課題を見つけて改善できる人財の育成
平成31年度 自動運転技術を活用したビジネスモデルの構築に関するプロジェクト 企画提案書
NPO/ソーシャル・ビジネス 合同宿泊研修プログラム Joint 2011夏
より多くの若者が活躍できるために ー若者就労支援現場の課題からー
POST-CAPITALIST SOCIETY
2019年度資金分配団体申請 様式2事業計画書 1.申請事業名: 2.申請団体名: 3.助成事業の種類: 事業
佐賀市内でも、 自治を回復し、 地域の課題を、 地域の力で解決するために - 協働の基礎を再確認する -
Presentation transcript:

(民主主義の当事者としての)市民による社会運営 ⑥ 社会制度化(民も官もともに担い手) ⑤ 代替案の試行 or 救済策の実施 (やってみたら、こうなりました) ④ 代替案 or 救済策の提示 (こうしたらいいんじゃないか?) ③ 原因と背景の把握 (なぜだろう、このままだとどうなるんだろう?) ② 課題の指摘 (「こんなことが起きてますよ!」) ① 課題の発見 (こんなことが起きてる!こんな状態!) → 告発・糾弾 (けしからん!)

社会的な事業を始める・動き出すなら まず、ニーズを体感する ニーズの全体像と、解消すべき原因・背景を正確に知る 先輩のチカラを効果的に生かす 深い共感や憤りこそが原動力! ニーズの全体像と、解消すべき原因・背景を正確に知る 対処療法に陥るな! 社会を変えるビジネスモデル仮説を磨く 思いつき・思い込みにしがみついてもムダ 先輩のチカラを効果的に生かす 軒先を借りる・就業させてもらう手もある

社会事業家の成長段階→あなたは、どこ? 社会課題と 原因・背景の 把握期 ビジネスモデルの模索期 ビジネスモデルの拡充期 社会変革の 加速期 ニーズ可視化 ・当事者調査  ・状況+原因+   今後見通し ・事例調査& 先輩ヒアリング  ・特長・課題の   把握 →課題の構造と  影響の可視化 →「白書」刊行 仮説の検証 ・先輩のもとで  修行 ・複数のモデル  の実証実験  →当事者のFB ・支援・協力者へ  の働きかけ →プログラムと  資金調達手法 (何をどう提供し  誰からいくら  もらう)の確立 人材の育成 ・日常の業務改善 ・管理職層の開発 ・ディレクターから プロデューサーに 当事者も担い手に ・ニーズ予測・発信   と改善の協働  同業・ライバルや行政・企業に 「しくみ」提案 →競合・連携から  しくみづくりへ 「しくみの変革」 による加速的な変革の拡大 ・法令化、特区、  規制緩和など ・企業の継続的  参画動機形成 ・課題解決による  事業の進化 →「事業」から  「インフラ」へ →次の課題へ

社会「事業」家として、どれだけ進化できたか? ニーズ(潜在×把握)×先輩・歴史×変革計画 ◎か○か△か×か? ニーズ 潜在×把握 先輩・歴史 変革計画 三田さん(HBP) 安田くん(キズキ) 大木くん(シュアール) 中村さん(キャトルリーフ) 甲田さん(AsMama) 堀江さん(スリール) 松浦くん(ブラストビート) 水野くん(ピスチャー) 川口さん(Homedoor)

→あなたの1次・2次アウトプット&アウトカムは? 事業も組織も、手段にすぎない! 例:日本財団の福祉車両助成 成果(アウトカム) 目標 移動に支援が必要な方たちの生活品質(QOL)の向上 →特定集落での定住継続率 →節減した費用、生んだ価値 2次的な行為 (アウトプット)目標 利用者:属性、頻度、目的 走行距離 協力者:数(運転、資金など)、  機関数(場所・機能の提供) 1次的な行為 助成(=全国で利用)される 車両の台数 →あなたの1次・2次アウトプット&アウトカムは?