<研修資料>研修後の具体的な取組の事例紹介 <クラスの実態に合わせて個々の学級担任が取り組んだ例> <研修資料>研修後の具体的な取組の事例紹介 <クラスの実態に合わせて個々の学級担任が取り組んだ例> ① 教室環境 「5 机や備品が整然と並び、 掲示物が整然と掲示されている」 【※ 上記の番号と項目は、振り返りシートの観点と項目です。】 ・実物写真を使い、 提出物の整頓やロッカーの整頓の仕方を示して、 視覚支援も有効に使い、自分でできるように習慣化を図った活用例。
② 教室環境 「6 黒板のまわりに余計な掲示物がなく、すっきりしている」 ② 教室環境 「6 黒板のまわりに余計な掲示物がなく、すっきりしている」 ・黒板の周囲は、必要最小限の掲示物のみに。 また、 黒板に近い教師の机上も同様にして、 不 要な刺激物を取り除き授業に集中できるように、環境を整えた活用例。 ・ロッカー等の移動できないものの場合は, なるべく刺激が少ない、 周囲の色になるべく近い刺激の少ない落ち着いた色の布やカーテンなどで隠す。
③ 教室環境 「7 子どもに必要な情報が分かりやすく掲示されている」 ③ 教室環境 「7 子どもに必要な情報が分かりやすく掲示されている」 ・「時間の見える化」に取り組み、 時間的な見通しと授業の開始と終わりを視覚的に分かりやすく掲示をした日課表です。 ・授業で, 毎回行うドリル活動を端的な言葉で示した取組です。 見通しが持てるようにパターンを変えず、 シンプルでパっと見て自分が今どこをやるのかがわかるようになっています。
④ 学習環境 「12 「授業の流れ」や「活動の手順」とゴールを示し、見通しが持てるようにしている」 ④ 学習環境 「12 「授業の流れ」や「活動の手順」とゴールを示し、見通しが持てるようにしている」 ・授業の流れや活動の手順を示す、 4つの黒板カードを全校が使って授業を行うことに決めて取り組んでいる。 ・このカードを使用することで、 子どもたちは、 授業の流れや手順に見通しがもち やすくなった。また、このカードを使い1時間の板書が黒板に収まるようにも心 がけています。
⑤ 伝え方「16 視覚的な提示を工夫している」 板書「19 ノートを写す時間を確保するなど、 子どもの動きを見ながら授業を進めている」 ⑤ 伝え方「16 視覚的な提示を工夫している」 板書「19 ノートを写す時間を確保するなど、 子どもの動きを見ながら授業を進めている」 ・書きやすいように学習プリントにマス目が入っています。 ・見通しが持てるように学習プリントの形式は変えないで、同じ様式で使いようにします。 ・活動内容に応じて実験装置等が記入されており、書くことが苦手な児童のノートを書き 写す負担軽減ができ、そのため実験の時間が確保できます。
⑥ 板書「20 残しておきたい内容は模造紙に書くなど、次時を見通した工夫をしている」 ⑥ 板書「20 残しておきたい内容は模造紙に書くなど、次時を見通した工夫をしている」 ★模造紙書いて提示する「消えない板書」を活用することで、前時の大切な学習の振り返りか容易にでき、学習の定着にもつながります。 また、教師が黒板に問題文を書く時間、子どもたちを待てせる「空白の時間」も無くなりよさもあります。★ ・模造紙による「消えない板書」を活用して、前時の学習の振り返りなど学習の定着に もつながります。 ・教師が黒板に問題文を書く時間、子どもたちを待たせる「空白の時間」を無くせるよさ もあります。
<教室以外の場での取り組み> 廊下での支援 ⑦ 伝え方「16 視覚的な提示を工夫している」 <教室以外の場での取り組み> 廊下での支援 ⑦ 伝え方「16 視覚的な提示を工夫している」 ・廊下歩行のルール・・・校舎内の廊下にはこの信号機の絵が数箇所掲示してあります。 ・いいことを伸ばすルールになってます。 ・学校の教室以外の場での伝え方「視覚的な提示を工夫している」取組です。全校で共有して使う場所は、子ども達にとって、表示が一致していると 混乱も少なくなり、学校の環境に安心 できます。 廊下はまさに全校で共有する場所です。だからこそ校内の廊下歩行の表示がどこも同じであると、安心できます。
<全校での取組につながった例> ⑧ 学習環境 「12 「授業の流れ」や「活動の手順」とゴールを示し、 見通しが持てるようにしている」 <全校での取組につながった例> ⑧ 学習環境 「12 「授業の流れ」や「活動の手順」とゴールを示し、 見通しが持てるようにしている」 全校で「授業の流れ」や「活動の手順」を示すことに取組と決めたA小学校。 全学級でホワイトボードを購入して、 授業の始めに「授業の流れ」や「活動の手順」を児童に示すことに取り組んで、授業に見通しがもてるようにしました。 体育など活動を中心とした教科にも有効である。
⑨ 教室環境 「7 子どもに必要な情報が分かりやすく掲示されている」 ⑨ 教室環境 「7 子どもに必要な情報が分かりやすく掲示されている」 全校で声の大きさを意識できる取組を進めようと決めて、全クラスに掲示して取り組んでいる「こえのおおきさ」の表です。視覚的に声の大きさをイメージしやすいように考えました。教室内の静かな環境を心がけ、話す声の適切な大きさを分かりやすく示している。