社会福祉調査論 第15回_2 第5章 倫理と個人情報保護 第7章 社会科学としての社会福祉 社会福祉調査論 第15回_2 第5章 倫理と個人情報保護 第7章 社会科学としての社会福祉 1月31日
第5章 倫理と個人情報保護 p157-
1.倫理の要請 個人情報の保護に関する法律 住民基本台帳、選挙人名簿閲覧の制約 意識の高まり 調査への回答率の低下 住民基本台帳、選挙人名簿閲覧の制約 意識の高まり 調査への回答率の低下 新しいサンプリング方法の開拓が必要になってきた
2.倫理の考え方 (1)帰結主義 結果に深い関心 (2)義務論 人はいかに生きるべきか (3)徳倫理 結果に深い関心 (2)義務論 人はいかに生きるべきか (3)徳倫理 倫理は我々が生活する中で自ずと持っているもの
徳倫理 義務論 帰結主義
(4)専門職の倫理 社会の安全等に鑑み、組織の都合等を超えて、 守るべきと主張し行動すべき規範 (5)調査研究者の倫理 他者の負担等への配慮 ...プライバシーの保護等 知識蓄積への貢献 (その他・・・基本的規範の遵守…捏造、剽窃はだめ)
3.倫理綱領 社会調査での判断 「都合」でなく「原理」に基づくこと 全ての関係者の利害に合せて何が正当か考える 社会調査での判断 「都合」でなく「原理」に基づくこと 全ての関係者の利害に合せて何が正当か考える 社会調査士 社会調査士資格認定機構 「社会調査倫理綱領」 義務論と専門職の倫理を基礎に形成
「社会調査倫理綱領」の骨子 科学的手続き① ハラスメント回避⑥ 法遵守② プライバシー保護⑤ 自由意思回等③ 年少者についての親の許可⑦ インフォームドコンセント④ 調査者の身分開示 ハラスメント回避⑥ プライバシー保護⑤ 年少者についての親の許可⑦ 機器利用の許可⑧ 回答記録の厳重管理 ⑨
研究の趣旨の説明を分かりやすくすること 予定しているプライバシー保護の方針を明記すること アポイントメントでの配慮 倫理委員会での承認 データ管理の留意
第7章 社会科学としての社会福祉 p180-
1.社会科学と社会福祉 評価のクローズアップ 根拠への志向
2.社会科学のおさらい 「西欧近代社会の自己認識」として成立 説明 解釈 批判 実証研究 基礎理論研究 歴史研究
3.社会福祉としての社会科学 交換的正義 vs. 分配的正義 市民志向 vs. 研究者志向
4.問題提起と展望 「大転換」 K.ポランニー 人間は 「共同社会的で身体的基礎をもち、文化的に媒介される」存在
時間末ミニレポート 専門職の倫理及び研究者(調査者)の倫理について説明せよ。