プロテイン meets CVS!!! byチームプロテイン 藤田 辻
目次 1.新商品アイデア 4.利益計画 2.スポーツサプリ型 5.参考文献 6.補足資料 3.健康食品型 消費者の声 原価企画 市場分析 販売計画 新商品アイデア 広告戦略 2.スポーツサプリ型 5.参考文献 ターゲティング 6.補足資料 ポジショニング SWOT分析 商品デザイン 独自調査① 3.健康食品型 独自調査② 独自調査③ 目次
1.新商品アイデア
消費者の声 消費者の声 (独自調査①より) コンビニエンスストアにプロテインを置いてはどうか? プロテインを手軽に 飲みたい! プロテインが ダイエット・健康食品として気になる ランニング後すぐに プロテインが飲みたい! コンビニエンスストアにプロテインを置いてはどうか?
市場分析 100億円 成長率140%
新商品アイデア スポーツサプリ型 若年層(=CVSの中心的利用者) 顕在ニーズの取り込み 健康食品型 飲料タイプの 潜在ニーズの発掘 飲料タイプの プロテイン
新商品アイデア スポーツサプリ型 薬局・ネットで買うもの コンビニで買うもの 健康食品型 筋肉増強 健康食品
2.スポーツサプリ型
ターゲティング CVS利用者数(年齢層別) 20代~40代が中心
ターゲティング 週1回以上スポーツ実施率(年齢層別) アクティブスポーツ人口 48,620千人 20代~40代が中心
ターゲティング アクティブスポーツ 人口 CVS利用者層の中心 ターゲット
ポジショニング(市場全体) 新商品 既存商品 主要チャネル CVS 薬局・ネット 商品タイプ 飲料 パウダー ベネフィット 手軽 美味しい 高タンパク たんぱく質の量が多い 問題点 飲むまでの作業が面倒 持ち運びが不便
ポジショニング(CVSチャネル内) 新商品 既存商品 商品タイプ 飲料 バー 容量(飲用状態) 190ml 500ml ベネフィット 手軽 美味しい 高タンパク 問題点 飲み切れない 不味い 日本ではバー形態は浸透していない
ポジショニング
商品デザイン 商品名 PROTENIX RED コンセプト 薬局・ネットで買うものである プロテインをコンビニで買うものにする 飲用シーン ランニング後、スポーツジム利用後などに セブン-イレブン店舗に立ち寄って購入 特徴 たんぱく質含有量24g(=高タンパク) 飲みきりサイズ(=手軽)
3.健康食品型
ターゲティング 中高年層が増加中
ターゲティング 中高年層が関心のある機能 1位・2位・6位…脂質関連 3位…コレステロール 9位・12位…血液関連
ターゲティング プロテインの機能 ↓ 中高年層の関心を満たす
ターゲティング 健康に関心のある層 増加中のCVS利用者層 ターゲット
ポジショニング 健康食品型 カゴメトマトジュース サントリー 黒烏龍茶 主要チャネル CVS 容量 190ml 350ml 機能 コレステロール吸収抑制 脂質代謝改善 たんぱく質補給 善玉コレステロールを増加させる 脂肪吸収抑制 問題点 味の好みが大きく分かれる 女性は買いにくい
商品デザイン 商品名 PROTENIX BLUE コンセプト 筋肉増強のイメージのある プロテインを「健康食品」にする 購買層 健康に興味のある中高年層 機能 コレステロール吸収抑制 脂質代謝改善 不足しがちなたんぱく質補給
4.利益計画
原価企画 ⇩ 1個当たり粗利益率30% 原材料 乳製品 プロテインパウダー 容器 チルドパック 容量 190g 売価 200円/個 製造原価 材料費 50円/個 加工費 90円/個 140円/個 粗利益 60円/個 ⇩ 1個当たり粗利益率30%
販売計画 スポーツサプリ型 健康食品型 1店舗当たり平均来店者数 1,000人/日 ターゲット比率 61% 33% 購買意思表示率(独自調査③より) 45.1% 54.7% 目標実際購買比率 2% 目標日販 6個/日 4個/日
プロモーション戦略 パッケージ案 スタイリッシュで 都会的なデザイン ↓ プロテインの 「筋肉ムキムキ」 イメージを払拭
プロモーション戦略 ①ランニングアプリのマップ上に取扱店舗を表示 ②セブン-イレブンが協賛している東京マラソンで試供品提供
5.参考文献
「健康食品市場に関する調査を実施(2016 年)」,矢野経済研究所, 2016年6月3日, https://www.yano.co.jp/press/press.php/001541 「明治ミルクプロテインプロジェクト第1回第2部マスコミセミナー 東京農業大学 清水 誠 教授『たんぱく質摂 取の重要性とミルクプロテインの可能性』」,株式会社明治, 2015年6月12日, http://www.meiji.co.jp/milk-protein/research-result/seminar01/article-3.html 事業概要 - 投資家向けデータブック(2015年度版) -,株式会社セブン&アイ・ホールディングス,2016年2月29日, http://www.7andi.com/ir/library/co/2016.html 平成27年中小企業実態基本調査(平成26年度決算実績),中小企業庁,2016年3月29日, http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/kihon/160329chousa.htm 食品と開発 VOL.49 NO.2,UBMメディア, 2014年6月1日 スポーツ白書,笹川スポーツ財団,2014年2月28日 株式会社セブン-イレブン・ジャパン公式ウェブサイト, http://www.sej.co.jp/ 株式会社明治公式ウェブサイト, http://www.meiji.co.jp/ 森永製菓株式会社公式ウェブサイト, http://www.morinaga.co.jp/ サントリーホールディングス株式会社公式ウェブサイト, http://www.suntory.co.jp/ カゴメ株式会社公式ウェブサイト, http://www.kagome.co.jp/ アサヒグループホールディングス株式会社公式ウェブサイト, http://www.asahigroup-holdings.com Googleマップ, https://maps.google.co.jp/ 東京マラソン2017公式ウェブサイト, http://www.marathon.tokyo/
6.資料
SWOT分析 内部環境 外部環境 プラス要因 Strongness ・高密度集中出店による高速配送→鮮度維持 内部環境 外部環境 プラス要因 Strongness ・高密度集中出店による高速配送→鮮度維持 ・チームMD、業界首位→コラボ商品、PB 商品の人気 Opportunity ・客単価の微増(注1) ・健康志向の高まり→健康食品の需要増(注2) マイナス要因 Weakness ・店内サービス(マルチコピー機の行政サービス、保険加入サービス、クリーニング、オムニ7等)の知名度の低さ ・フランチャイズとの関係性(ロスチャージ) (注3) Threat ・ネットショッピングの発達→買い手の選択肢の増加 ・CVSの飽和(注1) ・国産志向の高まり→コスト増(注2) 出典 (注1)コンビニエンスストア統計調査年間集計(2015年1月から12月) (日本フランチャイズチェーン協会, http://www.jfa-fc.or.jp/particle/320.html ) (注2)消費者動向等調査 平成28年1月調査 (日本政策金融公庫, https://www.jfc.go.jp/n/findings/investigate.html ) (注3)最高裁判所第二小法廷判決平成19年6月11日最高裁判所裁判集民事224号521頁、平成17年(受)第957号『不当利得返還請求事件』 (最高裁判所判例集, http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=34789 )
独自調査①調査概要 ・調査目的 SWOT分析のための事前調査 個々の使うCVSのロケーションと使う時間帯とその状況に買う製品の把握 新製品・新サービスのアイデア抽出 ・調査方法 面接法 ・調査期間 2016年6月1日~2016年6月15日 ・調査対象 中央大学生 ・標本抽出法 便宜的抽出法 ・標本数 20
独自調査①調査結果まとめ CVSに対する印象の向上(品質向上など) 健康志向の高まり 若年層のコスパ重視 買われやすい製品→飲料、ホットスナックといった安価で気 軽に食べられるもの。食事にもおやつにもなり得るもの。 人気の高い製品→手軽に購入可能なもの。限定商品などの希 少性、めずらしさのあるもの。 PB商品の人気
独自調査②調査概要 ・調査目的 市場機会の調査 新製品アイデアの検討 ・調査方法 Googleアンケートフォームによるインターネット法 ・調査期間 2016年9月16日~2016年9月21日 ・調査対象 中央大学生 ・標本抽出法 便宜的抽出法 ・標本数 54
独自調査②調査結果まとめ
独自調査②調査結果まとめ →プロテインのベネフィットは 「筋肉増強」。 「健康」というベネフィットは 一般的でない。 「筋肉増強」。 「健康」というベネフィットは 一般的でない。 プロテインのイメージは?(自由記述) 筋肉・筋トレ・筋肉バカ・男性的(18人)、まずい(6人)、健康に良い・栄養補助(6人) →筋トレ・まずいという健康的とは方向性が異なるイメージが目立つ。 健康的なイメージは浸透し始めているが、定着していない。
独自調査②調査結果まとめ →プロテインは身近なものではない。 →CVSでプロテインが販売していることがあるが、 買われていない。 買われていない。 プロテイン市場のCVSチャネルは未開拓。
独自調査③調査概要 ・調査目的 商品デザインの検討 需要調査 ・調査方法 Googleアンケートフォームによるインターネット法 ・調査期間 2016年12月29日~2017年1月11日 ・調査対象 大学生、会社員等 ・標本抽出法 便宜的抽出法 ・標本数 179
独自調査③調査結果まとめ
独自調査③調査結果まとめ 「購入したい」・「やや、購入したい」 の合計45.1%
独自調査③調査結果まとめ 「購入したい」・「やや、購入したい」 の合計54.7%