小学校学力向上授業研修会 算数科の課題と指導のポイント

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1 課題の洗い出し. 2 1.本日の日程 ①開会の挨拶 日程説明 ( 5 分) ②自己点検 ( 10分) ③情報モラル指導の必要性(プレゼン) (20分 ) ④課題の洗い出し ( 10分) ⑤全体計画についての協議Ⅰ (15 分) ⑥全体計画についての協議Ⅱ (20 分) ⑦全体計画についての協議Ⅲ.
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小学校学力向上授業研修会 算数科の課題と指導のポイント 小学校学力向上授業研修会      算数科の課題と指導のポイント 大阪市教育センター  川西 邦彦

・実生活において不可欠であり、常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能など 出題の設計(A問題) 小学校算数 ○主として「知識」に関する問題  ・身に付けておかなければ後の学年等の  学習内容に影響を及ぼす内容 ・実生活において不可欠であり、常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能など 第5学年までに身に付けておくべきもの ・整数、小数、分数の計算 ・概数 ・単位量当たりの大きさ ・計器の選択、求積 図形の定義や性質、展開図、見取図 数量の関係(割合) ・グラフの読み取り

・知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力 ・様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力 出題の設計(B問題) 小学校算数 ○主として「活用」に関する問題  ・知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力 ・様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力  ◇ 算数科固有の問題 ◇ 日常生活に密着した問題 ◇ 他教科の学習に関連した問題 「事実」を記述・「方法」を記述・「理由」を記述

75.3 77.6 44.7 47.2 2.0 1.8 7.0 7.4 平均 正答率 無解答率 算 数 A 算 数 B 調査結果の概要 小学校算数 算 数 A 算 数 B 大阪市 全国 平均 正答率 (%) 75.3 77.6 44.7 47.2 無解答率 2.0 1.8 7.0 7.4

調査結果の概要 小学校算数 対全国比経年比較 平成27年度と比べ、 算数Aは若干上昇傾向 にあるが、算数Bは 若干下降傾向にある。

調査結果の概要(算数A) 小学校算数 やや左方向にシフト

調査結果の概要(算数B) 小学校算数 ピークがやや左方向にある

B問題では「記述式」「数学的な考え方」に課題 平成24年10月31日 公表資料 領域・観点・問題形式別の状況 小学校算数 A問題では「数量関係」に課題 B問題では「記述式」「数学的な考え方」に課題 A問題 B問題

調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます 算数A

調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます 算数A

調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます 算数A

96.8 96.7 91.1 90.9 86.7 87.9 83.5 87.0 がんばりが見られます 設問番号 設問の概要 正答率(%) 調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます 設問番号 設問の概要 正答率(%) 大阪市 全国 A3(1) 不等号を理解している 96.8 96.7 A2(1) 905-8を計算する 91.1 90.9 A1(3) 除法における計算の確かめの方法を理解している 86.7 87.9 A2(4) (2/9)×3を計算する 83.5 87.0 80%以上・・・相当数の児童ができている

調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます 算数A

91.1 90.9 A2(1) がんばりが見られます 設問番号 設問の概要 正答率(%) 大阪市 全国 905-8を計算する 調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます 設問番号 設問の概要 正答率(%) 大阪市 全国 A2(1) 905-8を計算する 91.1 90.9 80%以上・・・相当数の児童ができている

繰り上がり繰り下がりのある計算の対全国比 調査結果からの成果と課題 小学校算数 算数A   繰り上がり繰り下がりのある計算の対全国比

88.7 88.2 91.1 90.9 H25 A3 A2(1) がんばりが見られます 設問番号 設問の概要 正答率(%) 大阪市 全国 調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます 設問番号 設問の概要 正答率(%) 大阪市 全国 H25  A3 243-65 88.7 88.2 A2(1) 905-8を計算する 91.1 90.9 90%以上で 全国を上回る

調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます 算数A

57.6 60.8 70.2 72.0 H26 A4(2) A4 がんばりが見られます 設問番号 設問の概要 正答率(%) 大阪市 全国 調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます 設問番号 設問の概要 正答率(%) 大阪市 全国 H26  A4(2) 8㎡に16人いるAの部屋について、1㎡当たりの人数を求める式を書く 57.6 60.8 A4 8㎡に14人座っているシートについて、1㎡当たりの人数を求める式を書く 70.2 72.0 単位量当たりの大きさの 正答率・対全国比とも上昇 対全国比 0.947 対全国比 0.975

調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます 算数A

63.6 66.9 81.1 82.0 H21 A6 A5 がんばりが見られます 設問番号 設問の概要 正答率(%) 大阪市 全国 調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます 設問番号 設問の概要 正答率(%) 大阪市 全国 H21  A6 方眼上の三角形の面積を求める式を書く 63.6 66.9 A5 三角形の底辺に対応する高さを選ぶ 81.1 82.0 三角形の面積の求積の 正答率・対全国比とも上昇 対全国比 0.951 対全国比 0.989

学 がんばりが見られます 調査結果からの成果と課題 (肯定的回答 大阪市:97.9% 全国:92.4%) 小学校算数   算数の指導として補充的な学習を行った  (肯定的回答 大阪市:97.9% 全国:92.4%)

計算問題などの反復練習をする授業を行った 調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます 学   計算問題などの反復練習をする授業を行った  (肯定的回答 大阪市:97.9% 全国:97.7%)

・ 整数、分数の基本的な計算 ・ 数の大小関係を表す不等号の理解 ・ 単位量当たりの大きさを求める式 ・ 三角形の底辺に対する高さの理解 調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます ・ 整数、分数の基本的な計算 ・ 数の大小関係を表す不等号の理解 ・ 単位量当たりの大きさを求める式 ・ 三角形の底辺に対する高さの理解

調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます 算数B

92.3 92.6 B1 がんばりが見られます 設問番号 設問の概要 正答率(%) 大阪市 全国 調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます 設問番号 設問の概要 正答率(%) 大阪市 全国 B1 1辺が9cmの正方形の縦と横の長さを変えたときの面積を求める式と答えとして、ふさわしい数値の組み合わせを書く 92.3 92.6 90%以上・・・ほとんどの児童ができている

がんばりが見られます 30%以下だが 全国を上回る 調査結果からの成果と課題 算数B 正答率 大阪市:28.6% 全 国:25.4% 小学校算数 がんばりが見られます 算数B 正答率 大阪市:28.6% 全  国:25.4% 30%以下だが 全国を上回る

がんばりが見られます ・ 整数、分数の基本的な計算 ・ 数の大小関係を表す不等号の理解 ・ 単位量当たりの大きさを求める式 調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます ・ 整数、分数の基本的な計算 ・ 数の大小関係を表す不等号の理解 ・ 単位量当たりの大きさを求める式 ・ 三角形の底辺に対する高さの理解 努力が必要です ・ 計算のきまりを理解すること ・ 数量の関係を捉えること ・ 根拠挙げて理由を説明(記述)すること ・ 式や数値の意味を説明(記述)すること

調査結果からの成果と課題 小学校算数 努力が必要です ・ 計算のきまりを理解すること 算数A

調査結果からの成果と課題 小学校算数 努力が必要です ・ 計算のきまりを理解すること 算数A

62.3 62.0 64.8 68.5 努力が必要です ・ 計算のきまりを理解すること 設問番号 設問の概要 正答率(%) 大阪市 全国 調査結果からの成果と課題 小学校算数 努力が必要です ・ 計算のきまりを理解すること 設問番号 設問の概要 正答率(%) 大阪市 全国 A1(1) □÷0.8の商の大きさについて、正しいものを選ぶ 62.3 64.8 A1(2) 2.1÷0.7を、除数が整数になるように工夫して計算するとき、ふさわしい数値の組み合わせを書く 62.0 68.5 80%以上・・・相当数の児童ができている

調査結果からの成果と課題 小学校算数 努力が必要です ・ 数量の関係を捉えること 算数A 9 正答率 大阪市  52.2%  全国  58.0%

調査結果からの成果と課題 小学校算数 授業アイディア例 ・ 数量の関係を捉えること

調査結果からの成果と課題 小学校算数 授業アイディア例 ・ 数量の関係を捉えること

努力が必要です ・ 数量の関係を捉えること 調査結果からの成果と課題 算数B 2 (2) 「乗法」「除法」「倍」の場面⇒数直線の図 小学校算数 努力が必要です ・ 数量の関係を捉えること 算数B 2 (2) 「乗法」「除法」「倍」の場面⇒数直線の図

がんばりが見られます ・ 整数、分数の基本的な計算 ・ 数の大小関係を表す不等号の理解 ・ 単位量当たりの大きさを求める式 調査結果からの成果と課題 小学校算数 がんばりが見られます ・ 整数、分数の基本的な計算 ・ 数の大小関係を表す不等号の理解 ・ 単位量当たりの大きさを求める式 ・ 三角形の底辺に対する高さの理解 努力が必要です ・ 計算のきまりを理解すること ・ 数量の関係を捉えること ・ 根拠挙げて理由を説明(記述)すること ・ 式や数値の意味を説明(記述)すること

努力が必要です ・ 根拠挙げて理由を説明 (記述)すること 調査結果からの成果と課題 算数B 正答率 大阪市 20.8% 全国 24.9% 小学校算数 努力が必要です ・ 根拠挙げて理由を説明   (記述)すること 算数B 正答率 大阪市  20.8% 全国 24.9%

努力が必要です ・ 根拠挙げて理由を説明 (記述)すること 調査結果からの成果と課題 算数B 正答率 大阪市 20.8% 全国 24.9% 小学校算数 努力が必要です ・ 根拠挙げて理由を説明   (記述)すること 算数B 正答率 大阪市  20.8% 全国 24.9%

努力が必要です ・ 根拠挙げて理由を説明 (記述)すること 根拠を過不足なく挙げて 説明することができない 調査結果からの成果と課題 小学校算数 努力が必要です ・ 根拠挙げて理由を説明   (記述)すること 算数B 4 (3)  解答類型 根拠を過不足なく挙げて 説明することができない 正答の条件(①②③全て、①②を書いている。) ①A小学校の5月から6月までの「物語」の貸出冊数が、   約400冊増えていること ②B小学校の5月から6月までの「物語」の貸出冊数が、     約300冊増えていること ③A小学校に比べて、B小学校の方が、5月から6月まで     の「物語」の貸出冊数の増え方は大きくないこと

「グラフを批判的に考察しよう」 ~折れ線グラフを的確に読み取り, 目的に応じてグラフを表現し直す~ 平成28年度 全国学力・学習状況調査 授業アイディア例 より

「グラフを批判的に考察しよう」 ~折れ線グラフを的確に読み取り, 目的に応じてグラフを表現し直す~

「グラフを批判的に考察しよう」

日常生活の事象に見られる場面を図に表して考える 「加法」「減法」の場面⇒テープ図・線分図

日常生活の事象に見られる場面を図に表して考える 「乗法」「除法」「倍」の場面⇒数直線の図

努力が必要です ・ 式や数値の意味を説明 (記述)すること 調査結果からの成果と課題 算数B 正答率 大阪市 12.9% 全国 15.6% 小学校算数 努力が必要です ・ 式や数値の意味を説明    (記述)すること 算数B 正答率 大阪市  12.9% 全国 15.6%

努力が必要です ・ 式や数値の意味を説明 (記述)すること 調査結果からの成果と課題 算数B 正答率 大阪市 5.3% 全国 6.9% 小学校算数 努力が必要です ・ 式や数値の意味を説明    (記述)すること 算数B 正答率 大阪市  5.3% 全国 6.9%

「式の意味を考え説明しよう」 ~構成された図形と式を関連付ける~ 平成28年度 全国学力・学習状況調査 授業アイディア例 より

「式の意味を考え説明しよう」 ~構成された図形と式を関連付ける~

「式の意味を考え説明しよう」 ~構成された図形と式を関連付ける~

「式の意味を考え説明しよう」 ~構成された図形と式を関連付ける~

今後の指導のポイント 学校で 小学校算数 ・ 日常生活の場面で知識・技能を活用して資料を作成し、判断したことを表現する力を育む。 ・ 日常生活の場面で知識・技能を活用して資料を作成し、判断したことを表現する力を育む。 ・ 言語活動の充実を図り、式や図を関連付けて読み取ったことを整理し、それを基に意味や根拠を加えながら、筋道立てて記述したり、説明したりできる力を育みます。 ・ 習熟度別少人数授業を通して、一人一人のつまずきを把握し、個に応じた指導を進めます。 ・ 「学習教材データ配信」などを活用し、計算の仕方や割合の求め方など、 基礎的・基本的な知識・技能の習得やそれらを活用する力を育む。

努力が必要です 筋道立てて考え、表現する 「めあて」 「見通し」 言語活動 振り返り、まとめる 調査結果からの成果と課題 小学校算数 努力が必要です 筋道立てて考え、表現する 「見通し」 「めあて」 言語活動 筋道立てて考えを進め、よりよい考えをつくること (筋道立った自力解決) 様々な考えを出し合い、互いに学び合っていくこと (話し合い、学びあい) 振り返り、まとめる

努力が必要です 筋道立てて考え、表現する 調査結果からの成果と課題 学校で 家庭で 効果があった取組例 小学校算数 ・ 数量の関係を式や図に表し、それらを関連付けて読み取ったり、自分の考えの理由も添えて互いに伝え合ったりするなど、言語活動の充実を図った授業を展開   ・ 算数的活動を通して、数量や図形などの関係やきまりの理解 家庭で ・ 学習したことを家庭や生活で使い、子どもが「算数って便利だな!楽しいな!」と感じる体験  (例)買い物時に計算する、形(三角形、四角形など)を見つけるなど 効果があった取組例 ・ ICTを活用していろいろな考えを発表し合い、協働的に学び合うこと 

内容の系統をふまえた指導 数のしくみや計算の仕方、測定、図形の性質、数量の関係などについての意味理解 ◇ 算数的活動の充実 指導にむけて(A問題) 小学校算数 数のしくみや計算の仕方、測定、図形の性質、数量の関係などについての意味理解 内容の系統をふまえた指導 ◇ 算数的活動の充実 ◇ 言語活動の充実 ◇ 数学的な見方・考え方の重視 ◇ 日常生活のなかにある算数への着目

「説明すること」の重視 根拠となる事柄を明らかにして論理的に説明すること(説明に必要な事柄を理解すること) 指導にむけて(B問題) 小学校算数 根拠となる事柄を明らかにして論理的に説明すること(説明に必要な事柄を理解すること) 「説明すること」の重視 外的な操作活動 内的な思考活動 ◇「事実」の記述:説明する対象を明確に ◇「方法」の記述:筋道を立てた思考 ◇「理由」の記述:理由と結論を明確に

小学校学力向上授業研修会 算数科の課題と指導のポイント 小学校学力向上授業研修会      算数科の課題と指導のポイント 大阪市教育センター  川西 邦彦