平成２０年度千葉県公立学校教員採用候補者選考 保健体育 保健体育（公立中・高）問題集 平成２０年度千葉県公立学校教員採用候補者選考　　保健体育

Ⅰ 次の「スポーツ振興基本計画」(抜粋)は、スポーツ振興法の規定に基づき、平成１２年９月に文部大臣告示として策定され５年経過したことに伴い、中央教育審議会スポーツ・青年文科会の意見を踏まえて、平成１８年９月に改定されたものである。あとの(１)～(４)の問いに答えなさい。 【スポーツ振興基本計画】(抜粋) １ 総論 1.スポーツの意義 2.計画のねらい 3.計画の主要な課題 本計画においては、上に述べたような「ねらい」を踏まえ、今後のスポーツ行政の主要な課題として次のものを掲げ、その具体化を図 ることとする。 (1)スポーツの振興を通じた子供の体力の向上方策 (2)（①）の実現に向けた、地域におけるスポーツ環境の整備充実方策 (3)我が国の国際競技力の総合的な向上方策 4.計画の性格 5.a計画の実施 Ⅱ スポーツ振興施策の展開方策 １. スポーツの振興を通じた子どもの体力の向上方策 Ａ 政策目標達成のための必要不可欠である施策 (１)子供の体力向上(②)の展開 ―家庭へのアプローチ― (２)子供を惹きつける(③)の充実 ―学校と(④)の連携― Ｂ 政策目標達成のための基盤的施策 (1)(⑤)の向上 (2)子どもが体を動かしたくなる場の充実 (3)児童生徒の運動に親しむ資質・能力や体力を培う(⑥)の充実 (4)運動部活動の改善・充実 ①到達目標 ②現状と課題 ③今後の具体的施策展開 b複数校合同運動部活動等の推進 運動部活動の運営の改善 次の事項に配慮しながら運動部活動の運営の見直しを図り、学校体育活動の一環として一層その充実を図るためのかく学校における取組を促す。 ア 児童生徒が豊かな学校生活を送りながら人格的に成長していくという運動部活動の基本的意義を踏まえ、例えば、一部に見られる(⑦)的な運動部のあり方を見直すなど、児童生徒の主体性を尊重した運営に努めること。 イ スポーツに関する多様なニーズに答える観点からは、例えば、競技志向や楽しみ志向等の志向の違いに対応したり、一人の児童生徒が(⑧)に所属することを認めるなど、柔軟な運営に努めること。 ウ バランスのとれた生活やスポーツ障害を予防する観点から、学校段階に応じて、年間を通じての練習日数や１日あたりの練習時間を適切に設定すること。 エ 学校週５日制の趣旨も踏まえて、児童生徒が学校の多様な活動を行ったり、体を休めたりできるよう、例えば、全国学校体育大会や都道府県学校体育大会等の試合期を除いて、学校や地域の実態等に応じ(⑨)等を休養日とするなど、適切な運営に」努めること。 オ (⑩)や定期的な(⑪)で異校種間も含めた学校間の連携を図るなど、運動部活動の活性化に努めること。

前頁（2ページ）をみて答えなさい。 （1）文章中の( ① )～( ⑪ )にあてはまる語句を書きなさい。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ 生涯スポーツ社会 国民運動 スポーツ環境 地　　　　　　域 教員の指導力 学校体育 勝利至上主義 複数の運動部 土曜日や日曜日 合同練習 交流大会

前頁（2ページ）をみて答えなさい。 （2）文章中の下線部ａについて、この計画は平成１３年度から概ね何年間で実現すべき施策目標を設定したものか書きなさい。 １０年間

前頁（2ページ）をみて答えなさい。 （3）文章中の下線部ｂについて、特に小学校において興味関心に応じて複数の種目に取り組むことができる運動部活動の形態を書きなさい。 総合運動部活動

前頁（2ページ）をみて答えなさい。 （4）市区町村において、地域住民と行政の調整の(コ－ディネ－タ－)として役割を期待されている市区町村の非常勤職員の名称を書きなさい。 体育指導委員

２ 現行中学校学習指導要領解説(総則編)及び現行高等学校学習指導要領解説(総則編)の体育・健康に関する指導(第１章第の３)において、｢学校における体育・健康に関する指導は、学校の教育活動全体を通じて適切に行うものとする。(後略)と示されている。その取り組み方として考えられる。①保健体育(教科)以外の取り組み例、②家庭との連携を図る取り組み例、③地域との連携を図る取り組み例をそれぞれ答えなさい。 ① ② ③ 特別活動（学級活動、生徒会活動）、総合的な学習の時間、健康安全、 体育的行事、休み時間、放課後 情報提供、家庭教育学級、PTA活動 地域行事への紹介・参加、外部指導者等

(1)表中の( ② )～( ③ )にあてはまる領域名及び内容を書きなさい。 ② ③ ３　下の表は現行の中・高等学校学習指導要領解説における体育分野・科目体育の領域及び内容を一覧にしたものである。この表についてあと(１)～(７)の問いに答えなさい。 　　　　 <　中　学　校　>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<　高　等　学　校　> 　領　　域　　　　　　　　 　 内　　　容　　　　　　 　領　　域　　　　　　　　　　　　　内　　　容 Ａ：体つくり運動　　　 ア　体ほぐしの運動　　　　　　Ａ：体つくり運動　　　　　　　ア　体ほぐしの運動 　　　　　　　　　　　　　イ　体力を高める運動　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 イ　体力を高める運動 Ｂ：器械運動　　　　 ア　マット運動　　　　　　　　　 Ｂ：器械運動　　　　　　　　 ア　マット運動 　　　　　　　　　　　　 イ　鉄棒運動　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イ　鉄棒運動 　　　　　　　　　　　　 ウ　平均台運動　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ウ　平均台運動 　　　　　　　　　　　　 エ　跳び箱運動　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 エ　跳び箱運動 Ｃ：陸上競技　　　　 ア　(② )　　　　　　　　　　　 Ｃ：陸上競技　　　　　　　　 ア　競走 　　　　　　　　　　　　 イ　(③　)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 イ　跳躍 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ウ　投てき Ｄ：水泳　　　　　　　　ア　クロール　　　　　　　　　　　Ｄ：水泳　　　　　　　　　　 ア　クロール　　　　エ　バタフライ 　　　　　　　　　　　　　イ　平泳ぎ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 イ　平泳ぎ　　　　　 オ　横泳ぎ 　　　　　　　　　　　　　ウ　背泳ぎ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ウ　背泳ぎ (1)表中の(　②　)～(　③　)にあてはまる領域名及び内容を書きなさい。 ② ③ 短距離走・リレー、長距離走またはハードル走 走り幅跳びまたは走り高跳び

(1)表中の( ① )～( ⑧ )にあてはまる領域名及び内容を書きなさい。 ① ⑥ ④ ⑦ ⑤ ⑧ ３　下の表は現行の中・高等学校学習指導要領解説における体育分野・科目体育の領域及び内容を一覧にしたものである。この表についてあと(１)～(７)の問いに答えなさい。 　　　　 <　中　学　校　>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<　高　等　学　校　> 　領　　域　　　　　　　　 　 内　　　容　　　　　　 　領　　域　　　　　　　　　　　　　内　　　容 Ｅ：球技 ア　(④) Ｅ：球技 ア　バスケットボール　　 カ　テニス 　　　　　　　　　　　　イ　サッカー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 イ　ハンドボール　　　　　 キ　卓球  　　　　　　　　　　　 ウ　バレーボール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウ　サッカー　　　　　　　　ク　バドミントン 　　　　　　　　　　　　エ　(⑤)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 エ　(⑥)　　　　　　　　　　　ケ　ソフトボール 　　　　　　　　　　　　オ　ソフトボール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オ　バレーボール Ｆ：武道　　　　　　　ア　柔道　　　　　　　　　　　　　 Ｆ：武道　　　　　　　　　　　ア　柔道 　　　　　　　　　　　　イ　剣道　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 イ　剣道 　　　　　　　　　　　　ウ　相撲 Ｇ：ダンス　　　　　　ア　創作ダンス　　　　　　　　　Ｇ：ダンス 　　　　　　　　　　　　イ　フォークダンス 　　　　　　　　　　　　ウ　現代的なリズムのダンス Ｈ：(①)　　　 　(1)運動の特性と学び方 Ｈ：(⑦)　　　　　　　　　 　(1)　(⑧) (2)体ほぐし・体力の意義 (2)運動技能の構造と運動の学び方 と運動の効果 (1)表中の(　①　)～(　⑧　)にあてはまる領域名及び内容を書きなさい。 ①　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⑥ ④　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⑦ ⑤　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⑧　　 体育に関する知識 ラグビー ﾊﾞｽｹｯﾄﾎﾞｰﾙ又はﾊﾝﾄﾞﾎﾞｰﾙ 体育理論 テニス・卓球又はﾊﾞﾄﾐﾝﾄﾝ 社会の変化とスポーツ

(2)中学校において陸上競技を履修する際の内容の取扱いを書きなさい。 ３　下の表は現行の中・高等学校学習指導要領解説における体育分野・科目体育の領域及び内容を一覧にしたものである。この表についてあと(１)～(７)の問いに答えなさい。 　　　　 <　中　学　校　>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<　高　等　学　校　> 　領　　域　　　　　　　　 　 内　　　容　　　　　　 　領　　域　　　　　　　　　　　　　内　　　容 Ａ：体つくり運動　　　 ア　体ほぐしの運動　　　　　　Ａ：体つくり運動　　　　　　　ア　体ほぐしの運動 　　　　　　　　　　　　　イ　体力を高める運動　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 イ　体力を高める運動 Ｂ：器械運動　　　　 ア　マット運動　　　　　　　　　 Ｂ：器械運動　　　　　　　　 ア　マット運動 　　　　　　　　　　　　 イ　鉄棒運動　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イ　鉄棒運動 　　　　　　　　　　　　 ウ　平均台運動　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ウ　平均台運動 　　　　　　　　　　　　 エ　跳び箱運動　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 エ　跳び箱運動 Ｃ：陸上競技　　　　 ア　(② )　　　　　　　　　　　 Ｃ：陸上競技　　　　　　　　 ア　競走 　　　　　　　　　　　　 イ　(③　)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 イ　跳躍 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ウ　投てき Ｄ：水泳　　　　　　　　ア　クロール　　　　　　　　　　　Ｄ：水泳　　　　　　　　　　 ア　クロール　　　　エ　バタフライ 　　　　　　　　　　　　　イ　平泳ぎ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 イ　平泳ぎ　　　　　 オ　横泳ぎ 　　　　　　　　　　　　　ウ　背泳ぎ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ウ　背泳ぎ (2)中学校において陸上競技を履修する際の内容の取扱いを書きなさい。 ア及びイに示す、それぞれの運動のうちから選択して履修できる

原則として、その他の運動は、示された各運動種目に加えて履修させる。 ３　下の表は現行の中・高等学校学習指導要領解説における体育分野・科目体育の領域及び内容を一覧にしたものである。この表についてあと(１)～(７)の問いに答えなさい。 　　　　 <　中　学　校　>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<　高　等　学　校　> 　領　　域　　　　　　　　 　 内　　　容　　　　　　 　領　　域　　　　　　　　　　　　　内　　　容 Ｅ：球技 ア　(④) Ｅ：球技 ア　バスケットボール　　 カ　テニス 　　　　　　　　　　　　イ　サッカー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 イ　ハンドボール　　　　　 キ　卓球  　　　　　　　　　　　 ウ　バレーボール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウ　サッカー　　　　　　　　ク　バドミントン 　　　　　　　　　　　　エ　(⑤)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 エ　(⑥)　　　　　　　　　　　ケ　ソフトボール 　　　　　　　　　　　　オ　ソフトボール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オ　バレーボール Ｆ：武道　　　　　　　ア　柔道　　　　　　　　　　　　　 Ｆ：武道　　　　　　　　　　　ア　柔道 　　　　　　　　　　　　イ　剣道　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 イ　剣道 　　　　　　　　　　　　ウ　相撲 Ｇ：ダンス　　　　　　ア　創作ダンス　　　　　　　　　Ｇ：ダンス 　　　　　　　　　　　　イ　フォークダンス 　　　　　　　　　　　　ウ　現代的なリズムのダンス Ｈ：(①)　　　 　(1)運動の特性と学び方 Ｈ：(⑦)　　　　　　　　　 　(1)　(⑧) (2)体ほぐし・体力の意義 (2)運動技能の構造と運動の学び方 と運動の効果 (3) 　中学校において球技を履修する際に、内容に示してある運動以外に、地域や学校の実態に応じて、その他の運動についても履修することとなっているが、その留意点について書きなさい。 原則として、その他の運動は、示された各運動種目に加えて履修させる。

前頁（8～9ページ）をみて答えなさい。 (4)中学校の体育分野における第１学年及び第２・３学年の各領域の取扱いをそれぞれ簡潔に説明しなさい。 領域のAからEまで、及びHについては、全ての生徒に履修させること。F及びGについては、これらのうちから一つを選択して履修できるようにすること。 （１学年） 領域のA及びHについては、全ての生徒に履修させること。BからDについては、これらのうちから一又は二を、 EからGについては、これらのうちから二を、それぞれ選択して履修できるようにすること。 （２・３学年）

前頁（8～9ページ）をみて答えなさい。 (5)高等学校の科目体育における各領域の履修の仕方を三つに分けて簡潔に説明しなさい。 領域のA及びHを各年次を通して、全ての生徒に履修させること。 領域のBからGの６領域の中から、入学年次及びその次の年次においては、３領域または４領域を、それ以降の年次においては、２領域から４領域を選んで履修できる。 選択した３領域または４領域、２領域から４領域の中に、それぞれF又はGのいずれかを含むこと。

前頁（8～9ページ）をみて答えなさい。 (6)高等学校の科目体育における内容の取扱いについて、内容のＢからＧまでの領域及び運動については、どのような観点から、生徒が特性に応じて選択して履修できるようになっているかを書きなさい。 個を生かす教育の充実と豊かなスポーツライフの基礎作り

前頁（8～9ページ）をみて答えなさい。 (7)自然と関わりの深いスキー、スケートや水辺活動などの指導については、地域や学校の実態に応じて積極的に行う事となっているが、実際に指導する際の重要な留意点とその理由を書きなさい。 （留意点） 事故防止または自然に対する知識や計画の立て方 （理由） 季節、天候、地形などの自然条件の影響を受けやすいため

４ 水泳の指導について、次の(１)～(５)の問いに答えなさい。 (1)中学校の水泳指導について、扱わないことができる場合はどんな場合か、また、その場合でも必ず取扱わなくてはならない内容を書きなさい。 （場合） 適切な水泳場の確保が困難な場合 （内容） 水泳の事故防止に関する心得

４ 水泳の指導について、次の(１)～(５)の問いに答えなさい。 (2)水泳の場合、生徒の健康状態によって事故につながりやすいため、水泳に適する健康状態であるかどか事前に確認しておくことが重要である。そこで、毎授業ごとに保護者による保健情報を問診表や健康カードによって把握する場合に最低限度必要な調査項目を三つ書きなさい。 体　　　温 　食　　欲 　睡　　眠 　または活動状況など

４ 水泳の指導について、次の(１)～(５)の問いに答えなさい。 (3)水泳指導において、事故を未然に防ぎ、事故を早期に発見するには人員点呼が重要な手だてとなるが、水泳で一般的に行われる人員点呼方法の名前を書きなさい。 　バディシズム

４ 水泳の指導について、次の(１)～(５)の問いに答えなさい。 (4)ノーパニック症候群について説明しなさい。 潜水などにより血液中の酸素濃度が低下することによって、意識が喪失し、意識喪失によって生じる呼吸の反射によって、器官内に水を吸引し、溺死に至る危険性を起こす状態をいう。特に、潜水の息こらえの前に深い深呼吸を繰り返すことによって、血液中の二酸化炭素濃度が低下し、呼吸飢餓感のないままに血液中の酸素濃度が低下して意識が喪失し、苦しみもがくことのないままに溺死に至る危険性を有している。

４ 水泳の指導について、次の(１)～(５)の問いに答えなさい。 (5)平成１８年度５月２９日付け１８文部ス第１００号で、文部科学省スポーツ・青少年局長から「水泳等の事故防止について」の通知が出された。その中で示されている学校水泳プールの安全管理にかかわる排(環)水口の構造についての留意事項を書きなさい。 蓋がない場合及び固定されていない場合は、早急にネジ・ボルト等で固定するなどの改善を図るほか、排水口（環水口）の吸い込み防止金具についても丈夫な格子金具にするなどの措置をし、いたずらなどで簡単に取り外しができない構造とすること。

５ 次の文は、現行高等学校指導要領解説科目「体育」における体つくり運動の学び方の内容である。あとの（１）～（４）の問いに答えなさい。 （３）自己の体力や生活に応じて、体ほぐしの行い方と体力の高め方を実践的に工夫することができるようにする。 自己の体力や生活に」応じて、体つくりの行い方を創意工夫できらようにするうえで大切なことは、体ほぐしの行い方と体力の高め方を実践の場と関連付けて学ぶことである。このためには、１）自己に適した（①）を設定できる能力、２）a運動を組み立てることのできる能力、３）b計画を作成できる能力、４）実践し、その内容を（②）できる能力、５）測定（③）できる能力（現在の健康状態や体力水準を把握できる能力）などを高めることが大切である。 ・・・後略・・・ （1）文章中の（①）～(③)にあてはまる語句を書きなさい。 ① ② ③ 　目　　　標 　記　　録 　評　　　価

運動中や運動後に、心身ともに爽快感を味わうことができるように行う ５ 次の文は、現行高等学校指導要領解説科目「体育」における体つくり運動の学び方の内容である。あとの（１）～（４）の問いに答えなさい。 （３）自己の体力や生活に応じて、体ほぐしの行い方と体力の高め方を実践的に工夫することができるようにする。 自己の体力や生活に」応じて、体つくりの行い方を創意工夫できらようにするうえで大切なことは、体ほぐしの行い方と体力の高め方を実践の場と関連付けて学ぶことである。このためには、１）自己に適した（①）を設定できる能力、２）a運動を組み立てることのできる能力、３）b計画を作成できる能力、４）実践し、その内容を（②）できる能力、５）測定（③）できる能力（現在の健康状態や体力水準を把握できる能力）などを高めることが大切である。 ・・・後略・・・ （2）文章中の下線部aの能力を育成するために、体ほぐしの運動を行ううえで大切なことを書きなさい。また、体力を高める運動を行う際の基本的な原則を書きなさい。 （大切なこと） 　運動中や運動後に、心身ともに爽快感を味わうことができるように行う （基本的な原則） 　オーバーロード（過負荷）の原則

５ 次の文は、現行高等学校指導要領解説科目「体育」における体つくり運動の学び方の内容である。あとの（１）～（４）の問いに答えなさい。 （３）自己の体力や生活に応じて、体ほぐしの行い方と体力の高め方を実践的に工夫することができるようにする。 自己の体力や生活に」応じて、体つくりの行い方を創意工夫できらようにするうえで大切なことは、体ほぐしの行い方と体力の高め方を実践の場と関連付けて学ぶことである。このためには、１）自己に適した（①）を設定できる能力、２）a運動を組み立てることのできる能力、３）b計画を作成できる能力、４）実践し、その内容を（②）できる能力、５）測定（③）できる能力（現在の健康状態や体力水準を把握できる能力）などを高めることが大切である。 ・・・後略・・・ （3）文章中の下線部bの能力を高めるうえで、計画の作成の仕方を理解するために関連付けておく重要な内容を三つ書きなさい。 1. 2. 3. 　対　　　象 　目　　　的 　とき・ところ

積極的休息との関連として、補償運動として、 ５ 次の文は、現行高等学校指導要領解説科目「体育」における体つくり運動の学び方の内容である。あとの（１）～（４）の問いに答えなさい。 （３）自己の体力や生活に応じて、体ほぐしの行い方と体力の高め方を実践的に工夫することができるようにする。 自己の体力や生活に」応じて、体つくりの行い方を創意工夫できらようにするうえで大切なことは、体ほぐしの行い方と体力の高め方を実践の場と関連付けて学ぶことである。このためには、１）自己に適した（①）を設定できる能力、２）a運動を組み立てることのできる能力、３）b計画を作成できる能力、４）実践し、その内容を（②）できる能力、５）測定（③）できる能力（現在の健康状態や体力水準を把握できる能力）などを高めることが大切である。 ・・・後略・・・ （4）他の運動領域の中での、体ほぐしの運動と体力を高める運動の取り入れ方をそれぞれ書きなさい。 　導入として、準備運動や整理運動として、 　積極的休息との関連として、補償運動として、 （体ほぐしの運動） 　運動技能を高めるための補強運動として、 　補償運動として、 （体力を高める運動）

６ 次の文中の（①）～（⑤）にあてはまる最も適当な語句や数字を答えなさい。 （1）陸上競技のリレー種目のテークオーバーゾーンは（①）ｍである。 （2）バスケットボールで、バックコートでボールをコントロールしたチームは、（②）秒以内にフロントコートにボールを進めなければならない。 （3）バレーボールで、他の競技者と区別できるように色の異なったユニホームを着用する守備専門のプレーヤーを（③）という。 （4）剣道で打突後の油断の無い身構えと心構えのことを（④）という。 （5）ハンドボールで、明らかなシュートの機会を反則行為で阻止したとき時、相手チームに（⑤）ｍスローが与えられる。 ① ④ ② ⑤ ③ 　　　２０ 　残　　心 　　　　８ 　７ 　　リベロ

２ 単元について ５ ｂ指導と評価の計画（３時間扱い） （1）教材観 ６ 本時の指導（３/３） （2）生徒の実態 （1）本時の目標 ７　次に示す項目は、学習指導案を作成する際における一般的な項目である。高等学校科目保健における「薬物乱用と健康」の単元の学習指導案の作成について、あとの（１）～（３）の問いに答えなさい。 １　単元名　　　　　　　　　　４　a単元の評価基準 ２　単元について　　　　　　５　ｂ指導と評価の計画（３時間扱い） （1）教材観　　　　　　　　　　６　本時の指導（３/３） （2）生徒の実態　　　　　　　　（1）本時の目標 （3）指導観　　　　　　　　　　　（2）c展開 ３　単元の目標 （1）項目中の下線部aにおいて、次のア～ウに示す評価規準例の観点名をそれぞれ書きなさい。また、評価規準例が示している児童生徒の学習の実現状況を書きなさい。 ア　疑似体験の場面を通じて、薬物使用を勧められているという圧力に対して、自己主張的コミュニケーションを適用した対処の方法を具体的に挙げている。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　答　え イ　薬物乱用のきっかけとなる人から勧めに対して適切に対処するため、コミュニケーションスキルの必要性を仲間と意見交換したりしようとしている。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　答　え　　 ウ　疑似体験の場面を通じて、薬物使用を勧められているという圧力に対して、効果的な対処を身につけている。　　　　　　　　　　　　　　　　　 答　え　　　　　　　 （学習の実現状況） 　「おおむね満足できる」状況 　知識・理解 　関心・意欲・態度 　思考・判断

７ 次に示す項目は、学習指導案を作成する際における一般的な項目である。高等学校科目保健における「薬物乱用と健康」の単元の学習指導案の作成について、あとの（１）～（３）の問いに答えなさい。 １ 単元名 ４ a単元の評価基準 ２ 単元について ５ ｂ指導と評価の計画（３時間扱い） （1）教材観 ６ 本時の指導（３/３） （2）生徒の実態 （1）本時の目標 （3）指導観 （2） c展開 ３ 単元の目標 （２）項目中に下線部bについて、各時間で取り扱う最も適する指導内容を下の群集から選び、符号を書きなさい。 ア 薬物乱用の心理・社会的要因と社会的影響、薬物乱用防止への意思決定 イ 「覚せい剤」「麻薬」と健康被害 ウ 自己主張的コミュニケーション、薬物使用防止への適切な対処 （第１時） 　イ （第２時） 　ア （第３時） 　ウ

（3）項目中に下線部cにおいて、疑似体験の場面に効果的な演習方法としてロールプレイングを実施した場合、その簡単なシナリオを書きなさい。 ７　次に示す項目は、学習指導案を作成する際における一般的な項目である。高等学校科目保健における「薬物乱用と健康」の単元の学習指導案の作成について、あとの（１）～（３）の問いに答えなさい。 １　単元名　　　　　　　　　　４　 a単元の評価基準 ２　単元について　　　　　　５　ｂ指導と評価の計画（３時間扱い） （1）教材観　　　　　　　　　　６　本時の指導（３/３） （2）生徒の実態　　　　　　　　（1）本時の目標 （3）指導観　　　　　　　　　　　（2） c展開 ３　単元の目標 （3）項目中に下線部cにおいて、疑似体験の場面に効果的な演習方法としてロールプレイングを実施した場合、その簡単なシナリオを書きなさい。 　《シナリオ作成上のポイント》 ①リアルであるかどうか（現実的な会話かどうか） ②どのように断るか。目標が明確であるか。 ③目標にあった断り方であるか ④相手との関係を保ちつつ、自分の断る主張を通しているか ⑤相手と気まづくなっても、きちんと断ろうとしているか ⑥誘惑のシナリオとなっているか ⑦３分以内で終わる内容になっているか

（1）図中の（①）～（⑥）に適する内容を、右の群集から選び符号を書きなさい。 ア ショック1回 イ 胸が上がる人工呼吸を2回 ８　次の図は、財団法人日本救急医療財団が、平成１８年６月に「わが国の新しい蘇生ガイドライン（骨子）[BLS]の確定版として示した「主に日常的に蘇生を行う者のためのBLS（成人）」である。あとの（１）～（４）の問いに答えなさい。 （1）図中の（①）～（⑥）に適する内容を、右の群集から選び符号を書きなさい。 ①　　　　　　　　　　　　　　　④ ②　　　　　　　　　　　　　　　⑤ ③　　　　　　　　　　　　　　　⑥　　 主に日常的に蘇生を行う者のためのBLS（成人 　　　<語群> ア　ショック1回 イ　胸が上がる人工呼吸を2回 ウ　気道を確保する エ　AEDを再評価、人工呼吸　 　　約10回/分 オ　呼吸はあるか？脈を確信 　　できるか？（10秒以内） カ　心電図解析 　　除細動の適応は？ 反応なし 大声で叫ぶ、緊急通報、AED装備 （1） 脈あり、呼吸なし （2） （3） ［呼吸がない］and［脈がないor不確実］ （4） A　胸骨圧迫＋人工呼吸をくりかえす B　AED装着 （5） 適応 適応なし （6）、その後直ちにcCPRを再開 直ちにcCPRを再開 　ウ 　イ 　オ 　カ 　エ 　ア

ア ショック1回 イ 胸が上がる人工呼吸を2回 ウ 気道を確保する エ AEDを再評価、人工呼吸 約10回/分 オ 呼吸はあるか？脈を確信 ８　次の図は、財団法人日本救急医療財団が、平成１８年６月に「わが国の新しい蘇生ガイドライン（骨子）[BLS]の確定版として示した「主に日常的に蘇生を行う者のためのBLS（成人）」である。あとの（１）～（４）の問いに答えなさい。 （2）図中の下線部Aの回数を書きなさい。 　　A 主に日常的に蘇生を行う者のためのBLS（成人 　　　<語群> ア　ショック1回 イ　胸が上がる人工呼吸を2回 ウ　気道を確保する エ　AEDを再評価、人工呼吸　 　　約10回/分 オ　呼吸はあるか？脈を確信 　　できるか？（10秒以内） カ　心電図解析 　　除細動の適応は？ 反応なし 大声で叫ぶ、緊急通報、AED装備 （1） 脈あり、呼吸なし （2） （3） ［呼吸がない］and［脈がないor不確実］ （4） A　胸骨圧迫＋人工呼吸をくりかえす B　AED装着 （5） 適応 適応なし （6）、その後直ちにcCPRを再開 直ちにcCPRを再開 　３０

（3）図中の下線部Ｂの日本語名を書きなさい。 B ア ショック1回 イ 胸が上がる人工呼吸を2回 ウ 気道を確保する ８　次の図は、財団法人日本救急医療財団が、平成１８年６月に「わが国の新しい蘇生ガイドライン（骨子）[BLS]の確定版として示した「主に日常的に蘇生を行う者のためのBLS（成人）」である。あとの（１）～（４）の問いに答えなさい。 （3）図中の下線部Ｂの日本語名を書きなさい。 B 主に日常的に蘇生を行う者のためのBLS（成人 　　　<語群> ア　ショック1回 イ　胸が上がる人工呼吸を2回 ウ　気道を確保する エ　AEDを再評価、人工呼吸　 　　約10回/分 オ　呼吸はあるか？脈を確信 　　できるか？（10秒以内） カ　心電図解析 　　除細動の適応は？ 反応なし 大声で叫ぶ、緊急通報、AED装備 （1） 脈あり、呼吸なし （2） （3） ［呼吸がない］and［脈がないor不確実］ （4） A　胸骨圧迫＋人工呼吸をくりかえす B　AED装着 （5） 適応 適応なし （6）、その後直ちにcCPRを再開 直ちにcCPRを再開 　自動体外式除細動器

（1）図中の下線部cを説明しなさい。また、実施サイクル数と時間を書きなさい。 ア ショック1回 イ 胸が上がる人工呼吸を2回 ８　次の図は、財団法人日本救急医療財団が、平成１８年６月に「わが国の新しい蘇生ガイドライン（骨子）[BLS]の確定版として示した「主に日常的に蘇生を行う者のためのBLS（成人）」である。あとの（１）～（４）の問いに答えなさい。 （1）図中の下線部cを説明しなさい。また、実施サイクル数と時間を書きなさい。 主に日常的に蘇生を行う者のためのBLS（成人 　　　<語群> ア　ショック1回 イ　胸が上がる人工呼吸を2回 ウ　気道を確保する エ　AEDを再評価、人工呼吸　 　　約10回/分 オ　呼吸はあるか？脈を確信 　　できるか？（10秒以内） カ　心電図解析 　　除細動の適応は？ 反応なし 大声で叫ぶ、緊急通報、AED装備 （1） 脈あり、呼吸なし （2） （3） ［呼吸がない］and［脈がないor不確実］ （4） A　胸骨圧迫＋人工呼吸をくりかえす B　AED装着 （5） 適応 適応なし （6）、その後直ちにc　CPRを再開 直ちにc　CPRを再開 CPRの「C」は、心臓（Cardio）、「P」は肺（Pulmonary）、「R」は蘇生（Resuscitation）の意味であり、その英語の頭文字をとった略語である。心臓と肺の機能を他動的に維持させることで脳の機能を維持、回復させることが目的とする心肺蘇生法のことをさす。 （Ｃ） 　５ 　２分間 （サイクル数） （時間）

９ 次の二つの文章を読み、あとの（１）～（４）の問いに答えなさい。 I Aさんは自転車に乗って帰宅を急いでいました。途中雨が降ってきたので傘をさしながら運転しましたが、広い道路から狭い道路に曲がると前方から来たトラックと接触しそうになりました。Aさんはあわてて道路の左に寄りましたが、雨で路面が濡れていたためタイヤが滑って転倒し、大ケガをしました。 Ⅱ 交通事故は、主体要因または人的要因、環境要因、（①）要因がかかわりあって起こります。また、交通事故を起こせばきわめて重い責任を負うことになります。社会的にも罰金刑や懲役刑が科せられるa刑事上の責任、損害を賠償する責任を負う(②)上の責任、そして行政上の責任を負うことになります。 交通事故の防止には、個人が安全な行動をとることが大切です。しかし、交通事故には個人以外のさまざまな要因が関係しているので、個人が安全な行動を取りやすくするような社会の支援も必要です。法的な装備は、個人や社会を交通の危険から守るための方策です。その他、施設・設備の面ではコミュニティ道路の設置や立体交差化、また事故による傷害を軽減するための（③）体制の整備などが行われています。 （1）Ⅰの文章に示されている交通事故の、主な環境要因を一つ書きなさい。 「雨が降ってて、路面が濡れていた」「広い道路と狭い道路のＴ字路である」等（天候や道路状況）

９ 次の二つの文章を読み、あとの（１）～（４）の問いに答えなさい。 I Aさんは自転車に乗って帰宅を急いでいました。途中雨が降ってきたので傘をさしながら運転しましたが、広い道路から狭い道路に曲がると前方から来たトラックと接触しそうになりました。Aさんはあわてて道路の左に寄りましたが、雨で路面が濡れていたためタイヤが滑って転倒し、大ケガをしました。 Ⅱ 交通事故は、主体要因または人的要因、環境要因、（①）要因がかかわりあって起こります。また、交通事故を起こせばきわめて重い責任を負うことになります。社会的にも罰金刑や懲役刑が科せられるa刑事上の責任、損害を賠償する責任を負う(②)上の責任、そして行政上の責任を負うことになります。 交通事故の防止には、個人が安全な行動をとることが大切です。しかし、交通事故には個人以外のさまざまな要因が関係しているので、個人が安全な行動を取りやすくするような社会の支援も必要です。法的な装備は、個人や社会を交通の危険から守るための方策です。その他、施設・設備の面ではコミュニティ道路の設置や立体交差化、また事故による傷害を軽減するための（③）体制の整備などが行われています。 （2） Ⅰの文章に示されている交通事故の主体要因に対して、事故防止のため 気をつけることを一つ書きなさい。 「自転車を乗る場合は、傘をさして運転しない」「狭い道路は常に自動車がくることを想定して運転する」「時間に余裕を持って行動し、無理な運転はしない」等（運転者の行動や規範を守る意識）

９ 次の二つの文章を読み、あとの（１）～（４）の問いに答えなさい。 I Aさんは自転車に乗って帰宅を急いでいました。途中雨が降ってきたので傘をさしながら運転しましたが、広い道路から狭い道路に曲がると前方から来たトラックと接触しそうになりました。Aさんはあわてて道路の左に寄りましたが、雨で路面が濡れていたためタイヤが滑って転倒し、大ケガをしました。 Ⅱ 交通事故は、主体要因または人的要因、環境要因、（①）要因がかかわりあって起こります。また、交通事故を起こせばきわめて重い責任を負うことになります。社会的にも罰金刑や懲役刑が科せられるa刑事上の責任、損害を賠償する責任を負う(②)上の責任、そして行政上の責任を負うことになります。 交通事故の防止には、個人が安全な行動をとることが大切です。しかし、交通事故には個人以外のさまざまな要因が関係しているので、個人が安全な行動を取りやすくするような社会の支援も必要です。法的な装備は、個人や社会を交通の危険から守るための方策です。その他、施設・設備の面ではコミュニティ道路の設置や立体交差化、また事故による傷害を軽減するための（③）体制の整備などが行われています。 （3） Ⅱの文章中の（①）～（③）にあてはまる最も適当な語句を書きなさい。 ① ② ③ 　車　両 　民　事 　救急医療

９ 次の二つの文章を読み、あとの（１）～（４）の問いに答えなさい。 I Aさんは自転車に乗って帰宅を急いでいました。途中雨が降ってきたので傘をさしながら運転しましたが、広い道路から狭い道路に曲がると前方から来たトラックと接触しそうになりました。Aさんはあわてて道路の左に寄りましたが、雨で路面が濡れていたためタイヤが滑って転倒し、大ケガをしました。 Ⅱ 交通事故は、主体要因または人的要因、環境要因、（①）要因がかかわりあって起こります。また、交通事故を起こせばきわめて重い責任を負うことになります。社会的にも罰金刑や懲役刑が科せられるa刑事上の責任、損害を賠償する責任を負う(②)上の責任、そして行政上の責任を負うことになります。 交通事故の防止には、個人が安全な行動をとることが大切です。しかし、交通事故には個人以外のさまざまな要因が関係しているので、個人が安全な行動を取りやすくするような社会の支援も必要です。法的な装備は、個人や社会を交通の危険から守るための方策です。その他、施設・設備の面ではコミュニティ道路の設置や立体交差化、また事故による傷害を軽減するための（③）体制の整備などが行われています。 （4）下線部aの根拠となる法律を二つ書きなさい。 　刑　　法 　道路交通法

１０　次の（A）～（D）の文章は、現行中学校学習指導要領解説「保健分野」及び現行中学校学習指導要領解説科目「保健」の指導内容について書かれたものである。次の問いに答えなさい。 　　　（４）健康な生活疾病の予防について理解を深めることができるようにする。 　　　　　エ　a感染症は、病原体が主な要因となって発生すること。また、感染症の多 　　　　　　　くは、発生源をなくすこと、感染経路を遮断すること、主体の抵抗力を高め 　　　　　　　ることによって予防できること。 　　（B）「現代社会と健康」 　　　　　イ　健康の保持増進と疾病の予防　　　（中略） 　　　　　　　感染症の予防には、適切な対応が必要であること。　 　　（C）「生涯を通じる健康」 　　　　　ア　生涯の各段落における健康 　　　　　　　生涯にわたって健康を保持増進するためには、生涯の各段落の健康課 　　　　　　　題に応じた自己の健康管理を行う必要があること。 　　（D）「心身の機能に発達と心の健康」 　　　　（１）心身の機能の発達と心の健康について理解できるようにする。 　　　　　ア　身体の機能は年齢とともに発達すること。 　　　　　イ　思春期には、内分泌の働きによって生殖にかかわる機能が成熟すること。 　　　　　　　またこうした変化に対応した適切な行動が必要となること。 （１）（A）~（D）の文章はそれぞれ中学校・高等学校にいずれで取り扱う内容であるかを書きなさい。 （A） 　中学校３学年 　高等学校 （Ｃ） 高等学校 　中学校１学年 （B） （D）

１０　次の（A）～（D）の文章は、現行中学校学習指導要領解説「保健分野」及び現行中学校学習指導要領解説科目「保健」の指導内容について書かれたものである。次の問いに答えなさい。 　　　（４）健康な生活疾病の予防について理解を深めることができるようにする。 　　　　　エ　a感染症は、病原体が主な要因となって発生すること。また、感染症の多 　　　　　　　くは、発生源をなくすこと、感染経路を遮断すること、主体の抵抗力を高め 　　　　　　　ることによって予防できること。 　　（B）「現代社会と健康」 　　　　　イ　健康の保持増進と疾病の予防 　　　　　　　　　　　（中略） 　　　　　　　感染症の予防には、適切な対応が必要であること。　 　　（C）「生涯を通じる健康」 　　　　　ア　生涯の各段落における健康 　　　　　　　生涯にわたって健康を保持増進するためには、生涯の各段落の健康課 　　　　　　　題に応じた自己の健康管理を行う必要があること。 　　（D）「心身の機能に発達と心の健康」 　　　　（１）心身の機能の発達と心の健康について理解できるようにする。 　　　　　ア　身体の機能は年齢とともに発達すること。 　　　　　イ　思春期には、内分泌の働きによって生殖にかかわる機能が成熟すること。 　　　　　　　またこうした変化に対応した適切な行動が必要となること。 （２）文章中の下線部aについては後天性免疫不全症候群（エイズ）及び性感染症についても取り扱うものとなっているが、このことについて、次の①及び②の問いに答えなさい。 　　①アメリカでエイズが社会問題となってきた１９８０年代の終わり頃、エイズに苦しむ人々への理解と支援の意思を示し、「エイズに関して偏見を持っていない、エイズとともに生きる人々を差別しない」というメッセージを示した運動のシンボルマークの名称を書きなさい。 　レッドリボン

②下のグラフは全国のある性感染症の報告数をあらわしたものである。グラフの中のア及びイが示す性感染症の名称を書きなさい。また、その特徴をあとの（a）～（d）から選んで符号を書きなさい。 (b)潜状期間は２～３週間とされる。最近、若者の間で増えており、男性では尿道炎など を引き起こすが、女性では多くの場合、自覚症状ではなく、放置すると不妊症の原因 にもなる。 (c)潜状期間は通常２～９日。女性ではおりものの増加などがあり、放置すると、卵管、 卵巣、骨盤内に広がり、骨盤内感染症を起こす。黄色の膿や排尿痛がある時はさら に進んだ状態である。 (d)女性では外性器やその周辺の痛み、かゆみ、水ぶくれがあり、男性では発熱、足の 付け根のリンパ腺の腫れが起こる。 　性器クラミジア（感染症） 　ｂ 　りん病（淋菌感染症） 　Ｃ （ア） （特徴） （イ） （特徴）

１１ 次の（１）～（４）の語句を簡潔に説明しなさい。 (1)ノーマライゼーション (2)環境アセスメント (3)適応機制 (4)薬物耐性菌 高齢者や障害がある人が、同じ人間として地域社会の中でともに暮らすことが実現できるように社会を改善していくこと。 環境影響評価ともいい、道路や発電所の建設などにあたって、その事業が環境に与える影響について、調査・予測・評価し、その結果を踏まえて環境に悪影響を及ぼさないように配慮すること。 欲求不満による不安や悩みなどを和らげ、心の安定を保とうとする働き。 薬剤に対して耐性を獲得した菌のこと。従来の抗生物質が効きにくく、感染して発病した場合は、命を落とすことがある。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌（ＭＲＳＡ）やバイコマイシン耐性腸球菌、多剤耐性結核菌などがある。