すずかけの木通信 12月号 睡眠時無呼吸症候群 について 睡眠時無呼吸症候群は命の危険もある とっても怖い病気です!この病気は 家族の方が大きないびきなどに気付き、病気だと判明する事が多いそうなので ご家族でこのような方がもしいれば、 教えてあげて下さい!! 一般人口の1~2% 日本の睡眠時無呼吸症候群の 患者数は約200万人 睡眠時無呼吸症候群とは? いびきが大きく、いびきの途中で急に静かになる(息が 10秒以上止まる) ことを1時間で5回以上繰り返し、 「昼間の異常な眠気がある病気」で、 睡眠呼吸障害の1つです。 睡眠時無呼吸症候群になると・・!? 交通事故や労働災害の発生 ↑ 注意力・認知力・記憶力の障害 ↑ 不眠や日中における過剰な眠気の発生 ↑ 睡眠中の無呼吸による中途覚醒反応 ↓ 動脈血酸素飽和度(SpO2)の著しい低下 ↓ 血圧上昇(高血圧)・不整脈の合併・動脈硬化の促進 ↓ 突然死などの生命の危険 この様な症状はありませんか? 会議中立っていても眠い、昼間眠い 怪獣のようないびき 起床時の頭痛、頭重感 睡眠中呼吸が止まる 心臓がバクバクする 夜中に何度も排尿に起きる 全身びしょ濡れで目が覚める この様な症状がある方は要注意ですよ! 睡眠時無呼吸症候群の治療法 《口腔内装置治療について》 持続陽圧呼吸療法 手術的治療法 薬物療法 生活習慣の改善 ・側臥位(横向き)での就寝 ・アルコール、睡眠薬の禁止 ・増悪因子の除去 減量(肥満の解消は何よりも優先) 口腔内装置治療 口腔内装置は樹脂でできたマウスピースのような形 ですが働きは全く違います! 平成16年度より歯科社会 保険に認められたのが 「口腔内装置治療」です。 睡眠時無呼吸症候群は、自分だけでなく他人の命をも奪ってしまう事がある大変怖い病気なので、睡眠時無呼吸症候群の疑いがあれば、近くの耳鼻咽喉科などで検査を受けて、しっかりと治療をしましょう!! 睡眠時無呼吸症候群は中枢性、閉塞性、混合性に分類され、 その中で歯科での治療の対象は主に 閉塞性睡眠時無呼吸症候群です。 H.24.12.1 児玉 紗紀