バランスシート 月分 資産 負債 流動資産 今月支出(収入ー支出) 6万円 ローン 車のローン残金 100万円 残1年 預金 A銀行 バランスシート 月分 資産 負債 流動資産 今月支出(収入ー支出) 6万円 ローン 車のローン残金 100万円 残1年 預金 A銀行 住宅ローン残金 1500万円 残20年 定額預金 B銀行 株式 C銘柄株 その他 財形 20万円 年金 資本 資産-負債 126万円 固定資産 家の評価額 500万円 土地の評価額 800万円 自動車など 合計 1726万円 「バランスシート」を見ると126万円の資本があることになる。 資本・・この家庭の動かせるお金が126万円まであることを示す。 *しかし私の見方からすれば、この家庭は赤字経営に限りなく近い。 ①そもそも「資産」の考え方は「利益を生む=資産」である。 土地や建物を持っているだけでは、金銭的な利益は何も生まない。 ②資産価値より多額の負債(住宅ローン)を抱えている資産など本来はおかしい。 ③土地や建物には資産といっても居住の有無に関係なく「固定資産税」などの支出項目が含まれる。 土地・建物の固定資産評価額が10%下がれば、忽ち赤字経営となる。 勿論、毎年負債の額(住宅ローンの残額)も減少はするが、建物の評価額が下がる勾配の方が 一般的に は大きい。 ④最も重要なことは、この家庭が住宅ローンを払い終える20年間、資本が増える確率は極めて低い。 (20年間赤字経営転落のリスクを背負う)