基礎無機化学 期末試験の説明と重要点リスト

Slides:



Advertisements
Similar presentations
物理化学 福井工業大学 工学部 環境生命化学科 原 道寛. 物理化学: 1 章原子の内部 (メニュー) 1-1. 光の性質と原子のスペクトル 1-2. ボーアの水素原子モデル 1-3. 電子の二重性:波動力学 1-4. 水素原子の構造 1-5. 多電子原子の構造 1-6.
Advertisements

無機化学 I 後期 木曜日 2 限目 10 時半〜 12 時 化学専攻 固体物性化学分科 北川 宏 301 号室.
電気伝導の不思議 元素周期表と物質の多様性 「自由電子」って、ほんとに自 由? 電気の流れやすさ、流れにくさ 電子は波だ 電子はフェルミ粒子 金属と絶縁体の違いの根源 超伝導の性質 阪大基礎工 三宅和正.
1 先修科目 42 化学Ⅱ 高校で化学Ⅰ、Ⅱを履修した人が対象。 指定学科は医学部医学科。 定員 100 名を越えた場合は、指定学科 以外の学生は登録できない。 例外は 4 年次学生。 化学Ⅱは、月曜日の 2 限目、木曜日の 4 限目にも開講している。
無機化学 II 坪村太郎. 無機化学 II 第1回第1回 4/7 無機化学Iの復習と無機化学IIで学ぶこととのかかわり 第2回第2回 4/14 無機化学と環境、資源 第3回第3回 4/21 産業と無機化合物のかかわり 第4回第4回 4/28 遷移金属元素 性質と資源 * 第5回第5回 5/12 遷移金属の化合物.
化学概論 第5回 GO⇒41⇒GO を押してください 33 / 80.
学年 名列 名前 福井工業大学 工学部 環境生命化学科 原 道寛
第5章 無機化学 5・1 単体の構造と物性 5・1・1 典型元素
元素の周期表 教科書 p 元素を 原子番号 順に並べる 性質の良く似た元素がある周期で現れる 元素の周期律 周期表
熱力学Ⅰ 第1回「熱力学とは」 機械工学科 佐藤智明.
セラミックス 第4回目 5月 13日(水)  担当教員:永山 勝久.
平成18年度 構造有機化学 講義スライド 復習: 混成軌道 軌道のs性とその応用 奥野 恒久.
溶解、酸化・還元、酸・塩基 埼玉大学 教育学部 理科教育講座 芦田 実
物理化学(メニュー) 0-1. 有効数字 0-2. 物理量と単位 0-3. 原子と原子量 0-4. 元素の周期表 0-5.
シラバス説明(重要事項のみ) 到達度目標 授業計画 1.溶液中の酸化還元反応を理解し、反応式を自由に書くことができる(基礎能力)
学年 名列 名前 福井工業大学 工学部 環境生命化学科 原 道寛 名列____ 氏名________
第2回応用物理学科セミナー 日時: 6月 2日(月) 16:00 – 17:00 場所:葛飾キャンパス研究棟8F第2セミナー室
金箔にα線を照射して 通過するα線の軌跡を調べた ラザフォードの実験 ほとんどのα線は通過 小さい確率ながら跳ね返ったり、
無機化合物の構造と特性 との関係を理解する
W e l c o m ! いい天気♪ W e l c o m ! 腹減った・・・ 暑い~ 夏だね Hey~!! 暇だ。 急げ~!!
基盤科学への招待 クラスターの不思議 2005年6月3日  横浜市立大学 国際総合科学部  基盤科学コース 野々瀬真司.
HPLCにおける分離と特徴 ~逆相・順相について~ (主に逆相です)
好気呼吸 解糖系 クエン酸回路 水素伝達系.
アンモニア(アミン類) 配位結合:結合を形成する2つの原子の一方からのみ結合電子が分子軌道に提供される化学結合。
緩衝作用.
福井工業大学 工学部 環境生命化学科 原 道寛 名列____ 氏名________
サフラニンとメチレンブルーの 酸化還元反応を利用
第3章.材料の強化機構.
平成18年度 構造有機化学 講義スライド テーマ:炭素陽イオン2 奥野 恒久.
原子核 atomic nucleus (陽子+中性子) 電子 electron e e- b線 陽子 proton H+
空孔の生成 反対の電荷を持つイオンとの安定な結合を切る必要がある 欠陥の生成はエンタルピーを増大させる
3章 イオン結合とイオン結晶 3回目(最終) まず 復習 (2R+2r)/2R=3
F)無節操的飛躍と基礎科学(20世紀~) 1.原子の成り立ち:レントゲン、ベックレル、キューリ(1911) 、ラザォード、モーズリー、ユーリー(重水素、 1934)、キューリ(1935)、チャドウィック(中性子1935)、ハーン、シーボーグ 2.量子力学 :プランク(1918), アインシュタイン(1921)、ボーア(1922)、ドブローイ(1929)、ハイゼンベルグ(1932)、ゾンマーフェルト、シュレーディンガー(1933)、ディラック(1933)、ハイトラー、ロンドン、パウリ(1945)、ボルン(1
平成18年度 構造有機化学 講義スライド テーマ:炭素陰イオン&二価炭素 奥野 恒久.
Ⅰ 孤立イオンの磁気的性質 1.電子の磁気モーメント 2.イオン(原子)の磁気モーメント 反磁性磁化率、Hund結合、スピン・軌道相互作用
金属使用の歴史 ●優れた材料: 強度が高くて、一定の形を作るのが容易 ●有史以前の単体金属: 金、銀、銅、鉄、錫、鉛、水銀
4.イオン結合と共有結合 セラミックスの結合様式 [定義] (1)イオン結合・・・
半導体 N型半導体 P型半導体.
セラミックス 第4回目 5月 7日(水)  担当教員:永山 勝久.
物理化学III F 原道寛.
電子回路Ⅰ 第3回(2008/10/20) バイポーラトランジスタの動作原理.
セラミックス 第6回目 5月 25日(火)  担当教員:永山 勝久.
有機バイオ材料化学 2. 様々なアルケンおよびアルキンの反応.
平成18年度 構造有機化学 講義スライド テーマ:炭素陽イオン 奥野 恒久.
第1回講義 化学I 電子科学研究所 玉置信之.
22章以降 化学反応の速度 本章 ◎ 反応速度の定義とその測定方法の概観 ◎ 測定結果 ⇒ 反応速度は速度式という微分方程式で表現
① 芳香族性と反芳香族性(Hückel則) 芳香族: π電子雲が4n+2個のπ電子を持つ Hückel則
教養の化学 第8週:2013年11月11日   担当  杉本昭子.
分子軌道理論(Molecular Orbital theory, MO理論)
最小 6.1.The [SiO4] tetrahedron
半導体の歴史的経緯 1833年 ファラデー AgSの負の抵抗温度係数の発見
課題 熱力学関数 U, H, S, A, G の名称と定義を書け dS, dGの意味を書け ⊿U, ⊿H, ⊿G の意味を書け.
福井工業大学 原 道寛 学籍番号____ 氏名________
学年   名列    名前 物理化学  第2章 1 Ver. 2.1 福井工業大学 原 道寛 HARA2005.
学年   名列    名前 物理化学 第2章 2-1、2-2 Ver. 2.1 福井工業大学  原 道寛 HARA2005.
2008年度 化学熱力学 担当  高原周一.
学年   名列    名前 物理化学 第1章5 Ver. 2.0 福井工業大学 原 道寛 HARA2005.
B4 「高温超伝導」 興味深い「協力的」現象 舞台としての物質の重要性 固体中の現象: 電子や原子が互いに影響を 及ぼしあうことで生じる
化学1 第12回講義        玉置信之 反応速度、酸・塩基、酸化還元.
今後の予定 (日程変更あり!) 5日目 10月21日(木) 小テスト 4日目までの内容 小テスト答え合わせ 質問への回答・前回の復習
13族-遷移金属間化合物の熱電材料としての応用
セラミックス 第5回目 5月 14日(水)  担当教員:永山 勝久.
今後の予定 7日目 11月12日 レポート押印 1回目口頭報告についての説明 講義(4章~5章),班で討論
福井工業大学 原 道寛 学籍番号____ 氏名________
学年   名列    名前 物理化学 第1章5 Ver. 2.0 福井工業大学 原 道寛 HARA2005.
3.建築材料の密度 密度の支配因子 原子量 原子の配列状態 一般的に原子量(原子番号)が大きいほど、密度は大きい
2・1・2水素のスペクトル線 ボーアの振動数条件の導入 ライマン系列、バルマー系列、パッシェン系列.
K2 = [ln K] = ln K2 – ln K1 = K1.
学年   名列    名前 物理化学 第2章 2-1、2-2 Ver. 2.0 福井工業大学  原 道寛 HARA2005.
学年   名列    名前 物理化学  第2章 1 Ver. 2.0 福井工業大学 原 道寛 HARA2005.
Presentation transcript:

2018.2.1 基礎無機化学 期末試験の説明と重要点リスト 2018.2.1 基礎無機化学 期末試験の説明と重要点リスト テスト範囲 シュライバー・アトキンス無機化学 1章~4章10熱力学的パラメーターまで(p167非水溶媒前まで) 出題対象 上記教科書の例題・問題・練習問題(+類題) 4章の練習問題は4.1から4.22まで ★章末の演習問題からは出題しない  教科書外の出題 周期律表 元素名(日本語か英語)、元素記号 出題範囲は1水素から94プルトニウムまで 持ち点15点、ミス1か所につき-1点ずつの減点方式 

1章のポイント 〇原子・粒子などの基本的なものの 性質・名称・特長について 〇スレーター則とその計算、有効核電荷の傾向 〇イオン化エネルギー  性質・名称・特長について 〇スレーター則とその計算、有効核電荷の傾向 〇イオン化エネルギー 〇電子親和力 〇電気陰性度 〇分極率

2章のポイント 〇基本用語 〇オクテット則とルイス構造 〇VSEPRモデルと構造の予測 〇π結合、σ結合の一般的な形 〇混成軌道の種類と一般的な形状 〇等核二原子分子 〇結合次数の計算 〇結合長と結合力の相関 〇平均結合エンタルピーと反応エンタルピー 〇酸化数

3章のポイント 〇基本用語 〇7つの結晶系 〇格子の基本構造と投影図 〇最密充填構造2種(hcpとfcc) 〇最密充填構造の間隙と、それによって作られる構造 〇間隙の大きさ 〇金属間化合物、合金、侵入型固溶体 〇イオン固体 〇表3.4 〇配位数 〇ボルン・ハーバーサイクル(KCLなど) 〇固体の電子構造(p125-) 〇金属、p/n半導体、絶縁体、超伝導体の理解 〇バンドギャップ、伝導帯、価電子帯、フェルミ順位の理解

4章のポイント 〇ブレンステッドの酸塩基、ルイスの酸塩基の定義 〇平衡と共役酸/共役塩基 〇酸性度、酸乖離定数 〇ph計算 〇ブレンステッド酸(アクア酸、ヒドロキソ酸、オキソ酸)  とその強度の傾向 〇ポーリングの規則 〇ルイスの酸塩基の強度 硬い/軟らかいの意味