食堂とのタイアップ企画!! 問題解決実習 食堂の改善案を提案しよう! 2012年 情報C⑪
課題の手順 食堂のよいところ(強み)と課題なところ(弱み)をグループで考え、発表する この内容をふまえ、食堂をよりよくするための具体的な改善案を提案を考える 提案に説得力を持たせるために、独自の分析・アンケート・取材・事例を調べる これらをふまえてグループで発表を行う
制作の時間配分 ステップ K2A K2B 制作課題の説明 11/12 問題の発見 (KJ法実習) 提案の検討 (ブレーンストーミング) 11/16 提案の検討・説得力付け (分析・調査・制作) 11/19・26・30 発表・相互評価 12/3
実習1 課題を発見する(KJ法) 1. 食堂のいいところ(強み)と課題(弱み)を3つ考え、自分のプリントに記入します 1. 食堂のいいところ(強み)と課題(弱み)を3つ考え、自分のプリントに記入します ◇ヒント:課題を見つける視点としては・・ (例)身近なところ・・・設備、 大きなところ・・・イメージ 2.自分のプリントに書いたことをキーワードで1枚に 1つずつ書く ◇強みは青色の付箋紙に、課題は黄色の付箋紙に 値段が 安い メニューが 少ない
3.①画用紙に付箋をはりつけます。 ②似たような項目をグループ化し、 一言で表す見出しをつけましょう。 食堂の強み 施設の良さ 焼きたてパンがある 明るくきれい ボリュームの割に価格安い お弁当の人も利用できる メニューの良さ
3.③課題についても同じ方法を使って、グループ化しましょう! 食堂の課題 メニューが 三つしかない いつも麺類が たべたい メニューの少なさ ボリュームの問題 弁当と一緒に食べられるものを ボリュームが多すぎる
4.まとめた図を見せながら、話し合いの内容をみんなに発表しましょう! つよみは・・ 課題は・・
KJ法 このような課題解決の方法を・・ ・ データをカードに記述し、カードをグループごとにまとめて図解し、まとめてゆく方法 ・ データをカードに記述し、カードをグループごとにまとめて図解し、まとめてゆく方法 ・ 発明者 川喜田二郎(東京工業大名誉教授)の名前から KJ法 といわれる
実習1の結果・・ 価格の問題 場所・設備の問題 メニューの問題 マナーの問題 表示の問題 これを解決する提案を考えよう!
実習2 解決案を提案する 1.解決案をたくさん考えよう①(ブレーンストーミング) 話し合いのルール ①判断・結論を出さない(結論厳禁) 実習2 解決案を提案する 1.解決案をたくさん考えよう①(ブレーンストーミング) 話し合いのルール ①判断・結論を出さない(結論厳禁) 自由なアイデア抽出を制限するような、判断・結論は慎む。 ②粗野な考えを歓迎する(自由奔放) ユニークで斬新なアイデアを重視する。 ③量を重視する(質より量) 様々な角度から、多くのアイデアを出す。 ④アイディアを結合し発展させる(結合改善) 別々のアイデアをくっつけたり一部を変化させたりする
2.解決案をたくさん考えよう② ①付せんにアイデアを一つ一枚書こう ②一人三つがノルマ、アイデアが浮かぶ 人はもっと書いていこう ①付せんにアイデアを一つ一枚書こう ②一人三つがノルマ、アイデアが浮かぶ 人はもっと書いていこう ③付せんの隅に名前を書いておこう 誘導する ロープを張る セールを する ホワイトボードにカロリー表示 ←個人で書いたもの
2.解決案をたくさん考えよう③ ①アイデアをグルーピングしよう ②話し合いながら付せんを追加しよう (追加したものは違う色の付せん) ①アイデアをグルーピングしよう ②話し合いながら付せんを追加しよう (追加したものは違う色の付せん) 誘導する ロープを張る セールを する ホワイトボードにカロリー表示 ←個人で書いたもの セールを する 季節感の あるメニュー ←グループで追加したこと
解決案を考えよう!② 2.でてきた意見から、グループとして提案する意見を選びます。 ・食堂利用者が増えるか? ・食堂利用者の満足度が上がるか? ・実現する可能性はある程度あるか? ・小さな提案と大きな提案もいいかも・・
解決案を考えよう!③ 3.提案する意見について、説得力を持たせるために、以下のことを加えていきましょう! ・自分たちなりの分析 ・現地調査・関係者への取材 ・他校の事例、アンケート実施 ・提案実施のメリット・行う上の課題
調査分析① 根拠のある提案のために(例) いろんな視点から説得力を! ミニメニューを作る メニューの改善のために ・持ち込みと利用者の状況(調査) ・利用者のアンケート(調査) ・販売したらこれだけの人が購入する ・ミニメニューを作るデメリット(分析) ・ミニメニューを作ることのメリット(分析) ・デメリットを解決する方策も・・・ いろんな視点から説得力を!
調査分析② スライドづくりのヒント! 大切なのは提案の内容! 構成の例 デザイン編 提案要旨(大まかな内容) 調査分析結果(説得材料) 提案詳細(具体的な内容) 提案導入のメリット (提案導入時の利点・改善個所) 文字は箇条書きで! 9行くらいまでが適当! 強調はこんな風に! 写真やグラフも使って! アニメーションは飽きられやすい・・ 大切なのは提案の内容!
調査分析③ スライドづくりのヒント! メニュー 人数 1位 うどん 22名 2位 カレー 18名 3位 パスタ 5名 ミニメニュー、 あったら買いますか? ミニメニューにしてほしい 食堂メニュー Best3 メニュー 人数 1位 うどん 22名 2位 カレー 18名 3位 パスタ 5名 こう聞けば 説得力大! グラフは 訴える力 大! K2B 22名調べ K2B 22名調べ(複数回答) 必ず入れておく(正確さが必要)
提案 説得力 結論 発表の論理構成 「○班は温かいスープの販売を提案します」 アンケートであれば買うという人が○人いました ○○高校の食堂でも冬の人気メニューとなっています 事前に作っておくことで、販売の手間はすくうだけで負担は少ないです 販売することで家から弁当を持ってくる人も購入し、お客さんが増えます 「スープを販売することで食堂の利用増加はまちがいありません」(相手のニーズをふまえた結論) 説得力 結論
発表準備① 上手な発表のヒント! 目線は前を見て、全体にまんべんなく! はっきり、ゆっくりとしゃべる! 言葉づかいも気をつけて! よくある失敗 原稿を見ながら下向きにしゃべる はっきり、ゆっくりとしゃべる! よくある失敗 緊張して早口になる 言葉づかいも気をつけて! よくある失敗 だらだらとしゃべって説得力がない 観客をまきこもう! 例 質問する、アンケートで手をあげさせる、体験
発表準備② リハーサルをしよう! 1.本番と同じように役割を確認 ・説明する人・操作する人・補助する人を決めて、本番と同じように操作する 2.時間をはかろう! ・ストップウォッチを使って、時間も測ろう! 長すぎず、短すぎず、適切な時間で! ・各グループ3分以内でお願いします
プレゼンテーションをしよう! 準備 プレゼン 相互評価 自己評価 分担・原稿のうちあわせ・最終確認 発表者は聴衆を意識して、聞く人は発表者を見て 発表が終わってから評価・コメントを書く コメントは発表の内容への意見・質問を書く プレゼン 相互評価 すべての発表が終わってから記入 考察もしっかりと 自己評価
相互評価の基準 評価項目 A B C 発 表 デザイン 内 容 説得力 S は A の中でも特によいものにだけつける 声の大きさ・言葉づかい 発 表 声の大きさ・言葉づかい 目線 よく できている だいたい もう一工夫 デザイン ①スライドの見やすさ ②視覚的に訴えているか 内 容 ①ボリューム(量) ②オリジナリティ 説得力 ①論理的に話しているか ②説明と結論が一致 S は A の中でも特によいものにだけつける