緑茶の興味向上のためのキャッチフレーズの提案 経営学部商学科 14-1-017-0032
目的 ・私は緑茶が大好きで8年間ほぼ毎日飲んでおり、効果を実感している ので、より多くの人に効果を知ってもらい緑茶を飲んでほしいから ・自分がお店に行った際、キャッチフレーズやキャッチコピーがあるの とないので商品に対する興味が変わるので、キャッチコピーの効果を研 究したかったから
方法 ・まず、緑茶の20の効果についてインターネットで調べる ・大学生にあまり関係のない分野(ぼけ防止など)を排除し20の効果 を8つに絞る ・8つの効果のうちどの効果が大学生の興味をひくのかSNSで調査する ・SNSアンケートの分析結果を元に直接アンケートをとり、どんな状況 でどのように売り出されていれば興味が向上するかを調査する
結論 ・8つの効果のうち、1番人気があったのは美白美肌効果、次いで肥満撃退、 免疫力アップという順だった。 ・予想では二日酔い防止が1,2番に入ってくると思っていたが、実際は8番 目という結果だった。 アンケート結果を元に、効果を知ってもらった男女10人に直接アンケートを とったところ、「緑茶を飲みたくなった」というよりは「何を飲むか決まって いない時にキャッチフレーズが目にとまれば買いたくなる」という人が多かっ た ・言い換えれば、効果のキャッチフレーズがあれば緑茶の興味は向上するとい う結果になりました。
意義 ・緑茶を長年飲み続けているので緑茶が好きだという事に関しては、一 般人の中では負けない自信がある ・この研究を通して、緑茶には素晴らしい効果がたくさんあるという事 をより多くの人に知ってもらいたい ・少しでも緑茶を買う機会が増えて欲しい
第1回アンケート調査 まずはじめに、緑茶の8つの効果を知っているか調査した。 実施対象:大学生 人数:約450人(男女比は不明) 実施時期:2017年 夏 方法:Twitter(SNSの中でもアンケート機能があり、拡散されやすくたくさんの人に調 査することができるため)
第2回アンケート調査 緑茶の効果である二日酔い防止、免疫力アップ、脂肪燃焼効果、美白美 肌効果、ストレス解消、眠気覚まし、集中力維持、記憶力向上のうち、 どの効果を見ると1番買ってみたいと思いますか? 実施対象:大学生 人数:300人(男女比は不明) 実施時期:2017年 秋 方法:Twitter
第3回アンケート調査 2回のアンケート調査で出た「パッケージに美白美肌効果、肥満撃退、免疫力アップ効 果のキャッチフレーズが書かれた緑茶は、消費者の緑茶に対する興味が向上する」と いう結果から、更に美白美肌効果に的を絞り美白美肌効果のキャッチフレーズを考 え、緑茶のパッケージに記載した画像をオリジナルで作成し、再度Twitterでアンケー トをとりました。 実施対象:大学生 人数:約320人 実施時期:2017年 秋 方法:Twitter シンプル 成分表示 言い方を変えた
第3回アンケート調査の結果と考察 消費者が商品を購買するか否かを判断する時間はたった3秒であると言われている。つまりこの短い時間で足を止めてもらい商品を手にとってもらえるかが勝負であるといえるので、短い文章であったシンプルなものか言い方を変えたものがいいのではないかと考えていたが、アンケートではシンプルなものがいいという結果でした。消費者の求めるものはシンプルで目にとまるわかりやすいものなのだということがわかった。
まとめ 本研究と3回のアンケート調査を通して、元々大好きだった緑茶の魅力 をより深く知ることができ、周りの友達や多くの大学生に緑茶の効果、 魅力を知ってもらうことができた。 しかし、当初考えていたよりも緑茶の魅力を短時間、短文で伝えること は難しく、伝えることができたとして必ずしも興味向上に繋がるとは限 らないのだと感じたが、今は駄目でも今回効果を知って、これから先緑 茶が目に留まって買ってみようかなというきっかけになったと思うので 今回の研究やアンケート調査は意義のあるものであったと思う。