~バス停界の黒船来襲~ 都市計画実習 インフラ班 寺尾慈明 田代哲明 中島聖仁 西田幸太郎 水谷亮介 中井達也 寺尾慈明 田代哲明 中島聖仁 西田幸太郎 水谷亮介 中井達也 担当教員:佐藤弘史 T.A.:薮本浩平
背景・問題提起 背景・問題提起 背景・問題提起 文献調査 アンケート調査 現地調査 問題点の整理 今後の方針
なんと! 剥がれかけの塗装 穴の空いた屋根 25年前から基本的な設備はかわっていないのです 錆びた支柱 壊れたベンチ
現行バス停設備の問題点(1) バス停に… 屋根がない! 設備の不備
現行バス停設備の問題点(2) バス停に到着! しかし… 目的地までどうやって行ったらいいんだろう…? 案内の不備
現行バス停設備の問題点(3) ノンステップバスがやってきた!しかし… バスに乗るまでが一苦労 不完全なバリアフリー
現行バス停設備の問題点 我々インフラ班による観察の結果、 バス停設備の老朽化 バス停の不完全な設備 により、利用者に不便を 強いているという問題が考えられた。 そこで、我々はバス停について調査を行った。
背景・問題提起 予備調査 文献調査 アンケート調査 現地調査 問題点の整理 今後の方針
予備調査:概要 調査目的 利用者の状況・ニーズ把握 バス設備の現状把握 方法 文献調査 アンケート調査 現地調査
文献調査 文献調査 アンケート調査 現地調査
学内バス交通とバス停の変遷 文献調査 運行システム バス停設備 昭和52年 (旧)学内バス 試験運行開始 昭和55年 学内バス交通とバス停の変遷 運行システム バス停設備 昭和52年 (旧)学内バス 試験運行開始 開学~S57 昭和55年 (旧)学内バス 本格運行開始 上屋などの施設設置 新学内交通システムの導入 WBや横断歩道の改良 平成17年 高速バス「つくば号」乗入開始 平成20年 現在
バス停利用状況の変化 2004年 2008年 文献調査 本数※1 189本/日 183本/日 運用時間帯 6時~22時 4時~25時 ノンステップバス導入率※2 5.6% 16% (2004年3月31日現在) (2007年3月31日現在) 本数はほぼ横ばい 利用者層の多様化(つくバス サイエンスツアー) ※1 筑波大学中央停発の本数 ※2 国土交通省HP
文献調査 アンケート調査 アンケート調査 現地調査
概要 バスの利用状況・目的 バス停に対するイメージ バス停の利用環境 バスの利用に対する 満足度 アンケート調査 調査方法 本学学生を中心としたアンケート調査 回答者数 111名 内有効回答 109名 バスの利用状況・目的 バス停に対するイメージ バスの利用頻度 よく利用するバス停 SD法によるイメージ尺度 バス停の利用環境 バスの利用に対する 満足度 時刻把握の有無 バス停で経験した マイナス感情 バスサービスへの満足度 バスの利用目的
バスの利用に対する満足度 満足 やや満足 やや不満足 不満足 乗り降りのし易さ 運賃の分かり易さ 行先(系統) の分かり易さ 定時性 自由回答では、 土日や雨天時の積み残しに対する不満が多かった 定時性 本数・頻度
バスの利用状況・目的(どんな時にバスが必要か) 雨天の時 大荷物の時 遠出する時 交通弱者になった時 病気・けがの時 通学通勤の時 サンプルの大半がつくば在住者 夜遅くなった時 日常の 買い物の時 お酒を飲んだ時
バス停の利用環境(経験の有無) 雨の日、バス停で 濡れてしまった 上屋が十分に整備されていない可能性 乗るバスを間違えた 降車後、目的地へ 行くのに苦労した 女性の割合が高かった バス停で、自転車に 危険を感じた 夜バスを待つこと への不安
バス停に対するイメージ (大きい数 ほど悪印象) 1 2 3 4 安全な-危険な くつろいだ -緊張した 全体的に悪いイメージをもたれている 1 2 3 4 安全な-危険な くつろいだ -緊張した 全体的に悪いイメージをもたれている 強い-弱い 軽い-重い 公共施設として致命的な印象を持たれている 明るい-暗い 清潔な-不潔な いきいきしてる -していない おしゃれな -ださい
文献調査 アンケート調査 現地調査 現地調査
現地調査 調査対象 図に示した 26箇所のバス停 調査方法 現地踏査による調査 調査項目 A 案内図の有無 B 照明の有無 C 上屋の有無 ( つくばセンターを除く ) 調査方法 現地踏査による調査 調査項目 A 案内図の有無 B 照明の有無 C 上屋の有無 D 歩道高さ E バス停部の歩道幅 F ベンチの有無 G 点字ブロックの有無 H WBの有無 I バス停部の車道の型
現地調査項目 A 案内図の有無 B 照明の有無 C 上屋の有無 D 歩道の高さ B E バス停部の 歩道幅 C F ベンチの有無 G 点字ブロックの 有無 H WBの有無 I バス停部の 車道の型 B C A H F G I E D
具体例:ベンチ 利用者のニーズを 満たしていない 恐れがあるのでは? 両側設置 未設置 片側未設置
現地調査結果概要 バス停設備設置率 計算) 屋根設置箇所/学内循環バス停全26箇所 ×100 (%)
問題点の整理 背景・問題提起 文献調査 問題点の整理 今後の方針 現地調査 アンケート調査
アンケート 現地調査 と から見える問題 街灯・屋根・ベンチなど バス停設備が不十分 身体的負担や危険 不親切な案内や 分かりにくい料金表示 と から見える問題 街灯・屋根・ベンチなど バス停設備が不十分 身体的負担や危険 不親切な案内や 分かりにくい料金表示 間違い乗車や困惑 不十分な バリアフリー 交通弱者への 負担や障害 バス停の マイナスイメージ 面白味がない 自転車との接触 などの危険性 安全への不配慮
街灯・屋根・ベンチ などバス停設備 の保守完備 十分な待ちスペースの確保 など 分かりやすい案内や 料金表示 バリアフリー等への 十分な配慮 身体的負担や危険 身体的負担や危険 初めて来た人 バス停の安全性へ不安を抱える人 交通弱者 バスにあまり乗らない人 様々な状況下でバスを使う人 間違い乗車や困惑 間違い乗車や困惑 交通弱者への負担 交通弱者への負担 面白みがない 面白みがない 街灯・屋根・ベンチ などバス停設備 の保守完備 十分な待ちスペースの確保 など 分かりやすい案内や 料金表示 バリアフリー等への 十分な配慮 筑波大学色のある バス停など 安全への不配慮 安全への不配慮
理想のバス停設備 全バス利用者にとって使いやすい しかし 様々な利用者がいる 利用者によって異なるニーズ
バス停ごとに利用者を特定 I cannot speak Japanese. I don’t like school bus because it is too difficult for me to understand where bus stop is. After I got off bus, I did not understand where I was. So I watched a map which was on the bus stop. I understood where I was. I want more English maps every bus stops. Thank you.
利用者のNeedsにmatchしたバス停を目指す!!
今後の方針 背景・問題提起 文献調査 アンケート調査 現地調査 問題点の整理 今後の方針
解決策の提案 今後の作業 現状把握の続行 障害体験 需要調査 聞き取り調査の結果得られた問題の解決 費用対効果分析 聞き取り調査 関東鉄道 つくば市 大学施設部 交通弱者 など 現状把握の続行 障害体験 需要調査 解決策の提案 聞き取り調査 聞き取り調査の結果得られた問題の解決 費用対効果分析
参考文献 2004年度都市計画実習交通班 学内バス廃止に伴う代替案の検討 2006年度都市計画実習交通班 新学内交通システムの事後評価 2004年度都市計画実習交通班 学内バス廃止に伴う代替案の検討 2006年度都市計画実習交通班 新学内交通システムの事後評価 浅見知秀,2007,筑波大学新学内交通システムが大学構成員の意識と行動に与えた影響,筑波大学第三学群社会工学類卒業論文 計良聡範,2005,筑波大学における学内バス導入のための交通把握と需要予測,筑波大学第三学群社会工学類卒業論文 中村文彦,2006 『バスでまちづくり』,学芸出版社 1982年,筑波大学の施設・環境の歴史,筑波大学施設部施設環境計画室
おわり!
ウェルカムボード 横断歩道(車道嵩上げ) 歩道の切下げ
イチゴ
クリチバ バス停
街灯・屋根・ベンチ などバス停設備 の保守完備 バリアフリー等の 安全性への十分な配慮 分かりやすい案内や 料金表示 ウェルカムボード 身体的負担や危険 初めて来た人 交通弱者 バスに事故等の不安を抱える人 バスにあまり乗らない人 様々な状況下でバスを使う人 間違い乗車や困惑 交通弱者への負担 面白みがない 街灯・屋根・ベンチ などバス停設備 の保守完備 バリアフリー等の 安全性への十分な配慮 分かりやすい案内や 料金表示 ウェルカムボード の充実など 十分な歩幅の確保 など 事故の危険性