第151回 リフレクションの簡素化-ゲーミフィケーション的な感じで-(仮) 第151回 リフレクションの簡素化-ゲーミフィケーション的な感じで-(仮) 目的:教育システム(LMS、ポートフォリオ)でのリフレクションの増加。(今回はポートフォリオ) -リフレクションが足りない? -リフレクションの増加をさせるためには何が必要か 具体的機能 いいねマーカ、データの集計及び表示、ランキング機能 そもそもゲーミフィケーションとは? 評価方法 合宿でいただいたご意見 ©2013 丹羽 優 eラーニング推進機構eラーニング授業設計支援室 ランチョンセミナー
研究の目的 eポートフォリオが普及 客観能力測定であるテスト以外の評価方法として定着 リフレクションがなかなか活発にならない リフレクションの簡素化をして学生にリフレクションをしやすくする。 簡素化することで得られるデータを有効活用することにより、埋もれていた作品を活用する。 リフレクションが活発になり、メタ認知能力が促進
いいねマーカ 提出された、制作物に対してマーカを引くことができる。 「いい」と思われるところに緑 のラインを引き、「うーん」と と思うところに赤のラインを 引く コメントを書くよりも簡略化 できる。しかし最低限の情報 は確保できる。
データ集計機能及び、表示機能 今までは、ポートフォリオ等の情報は、分類に人の手を介す必要があった。 いいねマーカにいられた情報を分析する。 評価を内部(システム)でしてそれをユーザに表示する。 自動でユーザに、情報を提供できる。(埋もれていた情報の有効活用ができる。)
ランキング機能 学生がマーカーを引くインセンティブがない? そこにゲーミフィケーションが使える? マーカの引いた回数をデータベースに登録する。 マーカの引いた回数を競わせる 注意点 ただし、コミュニティが違うと不平等感につながるため注意する。 マーカの引いた回数は同じコミュニティ間のものだけにする。
そもそもゲーミフィケーションとは Gamification is the use of game-thinking and game mechanics in non-game contexts in order to engage users and solve problems.(出典:wikipedia http://en.wikipedia.org/wiki/Gamification) ゲームの仕組み、考えをゲーム以外の使用し問題を解決すること。 ゲーミフィケーション構成要素 ①目的と利用者 ②可視化要素 ③目的要素 ④ソーシャルアクション ⑤プレイサイクル ⑥適用後の改善運用 画像出典 ソーシャルゲームになぜはまるのか 深田 浩嗣
評価方法 実際に使用する、人、環境を想定する。環境を3つぐらい (ペルソナ/シナリオ法) 仮想ユーザを想定して、そのユーザに特化したシステムを作ることで、ユーザビリティの向上を図る それに似ている人に試用していただく 相互評価をしていただく アンケートをとる これでいいのか? 卒業論文 レポート作成 GSIS関係
合宿でいただいた意見 どのように使われるか明確ではない。 →具体的にどのように使われるのかを書く eポートフォリオシステムを使う理由は? ゲーミフィケーションではない? →ゲーミフィケーションをタイトルから外すかも?マーカの引いた回数(?)をランキングにする ペルソナ(複数)を利用したら? →どのように使われるかを明確にするためにペルソナ/シナリオ法を利用するが、複数になるとペルソナ理論と相反する 簡単な実験をgoogle docsで行ったら? →します。できれば今月末までに・・・・。ご協力を 学生がマーカーをつけるインセンティブは? →ないので、マーカーを引いた回数をランキングにすることでインセンティブにならないか 汎用性をもたせたら?LMS eポートフォリオなど →もたせる、ペルソナ シナリオ法の一つをLMSなどにする予定