ビジネスチャンス① ‐物流形態‐ ● 従来の物流パターン ● 近年の物流パターン ビジネスチャンス① ‐物流形態‐ ● 従来の物流パターン ● 近年の物流パターン 中国 及び アジア各国 原材料の輸入 生産・組立 中国 及び アジア各国 完成品の輸入 完成品の 全国発送 完成品の 全国発送 類似 沖縄 沖縄 ● 沖縄県では以前から、『製品製造 を県外に依存し、完成品を本土から 受取り、県内で消費』という物流パ ターンが成立 ● 近年の中国及びアジア諸国と日本の物流形態と類似している 完成品の 県内発送
ビジネスチャンス② ‐人口構成‐ <沖縄県> <全 国> 近年、全国的に就業率が悪化しているが、原因として、景気後退や若年層の失業率の高まりが考えられる <沖縄県> <全 国> 1990年代後半から2000年代初頭にかけて、女性就業率が大きく改善されている (若年女性層(25歳未満)の失業率 の高まりが、女性就業率を抑制し ていた) 男女共に就業率が年々下がっている (特に若年層(25歳未満)の 失業率が上がっている) 【 沖縄女性就業率UP要因 】 【 全国の雇用を取巻く現状】 ● 政府は2003年に「若年自立・挑戦戦略会議」を 発足させ、実際のアクションプランの概略を明示するなど、若年層雇用に本格的に取り組み始めている ● 沖縄県では1990年代後半から、若年層雇用促進のための施策が行われている(助成金など) 5年程度のズレ ● 昨今の沖縄人気による観光業のマーケット拡大や、コールセンターなどの県外企業誘致など、沖縄県産業が活性化している ● 金融機関の不良債権処理に目処がついたことに加え、企業のリストラ効果等により、収益力が改善しつつあり、新規雇用の余力がつきはじめている 類似点 沖縄県で現在おきていること(女性就業率改善)が、5年後の日本全体でおこると予測できる
ビジネスチャンス③ ‐先進県沖縄‐ 様々な類似点を踏まえ、ビジネスチャンスの面では、 沖縄は日本の中で「先進県」と考えることができ、 将来の日本全体の新流通ビジネスのモデルとなり得る 経済的類似 地理的類似 近年、日本では 『製品の製造を海外に依存し、 完成品を輸入・国内で消費』 という物流パターンが中心 南北に長い島であり、 主要道路にも類似性がある 《 例 》 ● 東名高速-国道58号 ● 中央自動車道-沖縄自動車道 ● 第二東名高速-湾岸道 沖縄県では以前から、 『製品製造を県外に依存し、 完成品を本土から受取り、 県内で消費』という 物流パターンが成立している