湊線を存続させるための講演会 湊線再生に関する調査の概要 (茨城県及びひたちなか市から受託)

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五輪を機に交通整備の期待 道路 鉄道 大規模投資 既存インフラの有効活用 税金投入 民間投資主体=利潤確保.
本牧LRTの 実現に向けて 平成 18 年 2 月 7 日. 1 交通に関する時代の状況 LRTへの期待感の向上 – クルマへの過度の依存への反省 – 環境・高齢社会への対応 – 都市再生、中心市街地の活性化 – コンパクトシティ、TOD 各人が個別交通システムを所有 → 共用交通システムを利用.
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う る ま 市 LRTセミナー・シンポジウム 沖縄でのLRT実現方策の提案
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湊線を存続させるための講演会 湊線再生に関する調査の概要 (茨城県及びひたちなか市から受託) 湊線を存続させるための講演会 湊線再生に関する調査の概要 (茨城県及びひたちなか市から受託) (株)ライトレール 代表取締役社長 阿 部   等 http://www.LRT.co.jp 平成19年5月27日

1.調査の基本コンセプト 市民を対象としたアンケート 湊線再生には利便性向上が肝要 316人中の179人(57%)が湊線を利用せず 乗らない理由「他の交通手段の方が便利」 湊線再生には利便性向上が肝要 1)適正な方策による利便性向上を通した 利用者増・収益改善・地域貢献向上を図る 2)利便性向上の具体的方策は、 本数増・スピードアップ・ドアツードア性の3点 3)創意工夫と先端技術の導入により、 経費増は極力抑える

2.富山ライトレールから学ぶ JR西の富山港線を継承しLRT化 まちづくりとの関連 地方鉄道再生・LRT普及の先進成功例 平 日:2,266人/日 ⇒ 4,988人/日 土休日:1,045人/日 ⇒ 5,576人/日 運賃値下げの増客効果を補正して平均し、 1,917人/日 ⇒ 4,377人/日、2.3倍 まちづくりとの関連 富山市中心市街地活性化基本計画: 公共交通の活性化により車に頼らずに暮らせる中心市街地の形成

大幅な利用増 となった要因 本数を3.4倍 ↓ 利用が2.3倍 高頻度運行が鍵

3.湊線沿線のポテンシャル 1km圏夜間人口:いずれも5.4万人 湊線のポテンシャルは決して低くない 4

4.現行ダイヤ 時刻表形式 本数少ない 終電早い 接続良くない 速度遅い

ダイヤ形式 終日、2編成が行き来 那珂湊で行違い 平均して26分走行、14分折返しの繰返し 6

5.スピードアップ 加減速の良い車両に統一 最高速度を現行50km/h ⇒ 70km/h 23分走行が可能に 新しい車両3両+他社中古車両の2両 最高速度を現行50km/h ⇒ 70km/h 軌道状態は良好 急曲線は速度制限 鳴動時分確保が高価となる踏切は速度制限 23分走行が可能に 現行設備のまま30分サイクル化が可能

6.改正ダイヤ 時刻表形式 23分走行 7分折返し 30分おき パターン化 終電繰下げ 本数1.4倍

ダイヤ形式 終日、2編成が行き来 編成数・運転士数変らず=人件費増加せず 車両・設備の保守費の増加はわずか 9

7.戦略的運賃、各種割引 ハイテクによる値付けの工夫、顧客管理 導入の課題 ICカードによる自動改札を活用 利用区間・曜日・時間帯等で運賃を変動 多頻度利用・家族・グループ・乗継ぎ割引 学生・高齢者等への公的補助のデータ管理 導入の課題 PASMOへの加入は相応の経費 きめ細かい施策実行にはシステムの開発 実行には、さらなる調査を要す

8.その他の利用促進策 駅の利便向上 フィーダー輸送 商店等との連携 勝田駅の地平に東出入り口新設 日工前駅の終点側への移設 柳が丘団地の裏に新駅設置 フィーダー輸送 タクシー会社と提携して乗合タクシー 自転車の車内持込み 商店等との連携 商店等の負担で電車運賃を割引き 勝田及び那珂湊の商店街、おさかな市場 等

9.DMVの導入 DMV(Dual Mode Vehicle)の特徴 DMVの使い方 もう1つのメリット 在来鉄道車両と比べて低価格かつ高性能 線路外の市街地や施設へ直接乗入れ DMVの使い方 おさかな市場・大洗水族館へ乗入れ 昭和通を経由したループルート 専用車線・交差点優先信号 ⇒ 速達性、定時性 もう1つのメリット 期間を区切って区間毎に線路を使用停止 道路迂回して営業継続し、低コストに線路改良