母分散の信頼区間 F分布 母分散の比の信頼区間 母集団分散の区間推定 母分散の信頼区間 F分布 母分散の比の信頼区間
標本分散の統計量 標本分散は に従うのである。
分布のグラフと自由度
分布と臨界値
の信頼係数 の信頼区間
a と b の決定 自由度m=n-1 a は 分布の下側確率 となる値 b は 分布の上側確率 となる値
分布表の使い方 例えばm=10、 の場合 であることが確認できる。
信頼係数 の 信頼区間 を満たすものとして 分布表から得られる。 ただし、推定した信頼区間において 信頼係数 の 信頼区間 を満たすものとして 分布表から得られる。 ただし、推定した信頼区間において a と b の順位が変わったことに気をつけましょう。
練習問題1 漬物の入った10本の缶の重さは以下のとおりであった(単位:kg): 9.5 11 9.8 10.2 9.3 9.5 11 9.8 10.2 9.3 10.4 10 10.6 10.5 9.9 これより漬物缶の重さの分散の信頼区間を信頼係数99%で求めよ。
2つの分散の比:F分布 を自由度 の 分布、 を自由度 の 分布とし、互いに独立であるとするとき、その分散の比を を自由度 の 分布、 を自由度 の 分布とし、互いに独立であるとするとき、その分散の比を と定義される確率変数Fは自由度 のF分布といい、 で表す。
2つの標本分散比の標本分布(p149) に従う。 F分布の定義から と定義される確率変数Fは自由度(k1, k2)のF分布という。 標本分散 (自由度調整済み分散とする)について、 に従う。 そして、k1=m-1, k2=n-1とすれば F分布の定義から
自由度(m-1, n-1)のF 分布 は自由度(m-1, n-1)のF分布 に従うことになる。 のとき、 の標本分布となる。
F分布表 の成立する臨界値 の表が(p229-232)に作成されている。 定義からFが に従う場合、 1/Fは に従う。したがって
自由度(k1, k2)のF 分布 x
F分布の信頼区間 信頼係数 のF分布の信頼区間 母分散の比 について解いて、この比の信頼区間を信頼係数 で求めると
普通、F分布はF >1の場合のみ扱っているので、Fの分子と分母は、 分子に大きい方の値をおき、 F > 1となるように決める。 について どっちの標本分散を分子に置くべきか? 普通、F分布はF >1の場合のみ扱っているので、Fの分子と分母は、 分子に大きい方の値をおき、 F > 1となるように決める。
練習問題2: P167例題3 1)各年の株価収益率のリスクに関して95%の信頼区間を推定せよ。