本時のねらい 「逆の意味を知り、ある命題が正しくても、その逆は正しいとは限らないことを理解する。」
ここまでの証明で明らかにした ・ △ABCで、AB=ACならば∠B=∠C ・ △ABCで、∠B=∠CならばAB=AC
ここまでの証明で明らかにした は、仮定と結論が入れ替わっている。 2つのことがらがこのような関係にあるとき、一方を他方の逆という。 ・ △ABCで、AB=ACならば∠B=∠C ・ △ABCで、∠B=∠CならばAB=AC は、仮定と結論が入れ替わっている。 2つのことがらがこのような関係にあるとき、一方を他方の逆という。
問6 次のことがらの逆をいいなさい。 (1) △ABC≡△DEFならば、AB=DE、BC=EF、CA=FD 逆 AB=DE、BC=EF、CA=FDならば、△ABC≡△DEF (2) △ABC≡△DEFならば、∠A=∠D、∠B=∠E、 ∠C=∠F 逆 ∠A=∠D、∠B=∠E、∠C=∠Fならば、 △ABC≡△DEF あることがらが正しくても、その逆が正しいとは限らない ※正しくない場合はその例を1つ示す。(反例)
問7 次のことがらの逆をいいなさい。また、それが正しいかどうかを調べなさい。 問7 次のことがらの逆をいいなさい。また、それが正しいかどうかを調べなさい。 整数a,bで、aもbも奇数ならば、a+bは偶数である。 逆: (2) △ABCで、∠A=90°ならば、∠B+∠C=90° である。