統一原理紹介講座 創造原理2 ●それではこれから創造原理2を始めます。
神様が人間を創造された 目的とは何でしょう? 「平和メッセージ3」より 神様が人間を創造した究極的な目的はどこにあると思われますか。真の愛を中心とした理想家庭の完成を通して、喜びを感じることでした。…神様と一つの家族を成し、永遠に喜びを感じて生きる道であるという意味です。 ●神様が人間を創造された… ●文鮮明先生のみ言を訓読しましょう。 ●聖書では最初に… 聖書では最初に神様の祝福の言葉が記されています。
聖書 三大祝福のみ言 生めよ(Be fruitful 実りなさい) 個性完成 ふえよ・満ちよ 子女繁殖 従わせよ・治めよ 万物主管 聖書 三大祝福のみ言 創世記第一章 神はまた言われた、「われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう」。 神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。 神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。 ●聖書 三大祝福のみ言 創世記第一章に次のように書かれています。 「神はまた言われた…… ●生めよとは 実りなさい という意味です。 これを個性完成と言います。 ●ふえよとは 家庭を作り子供を産み増やしなさい という意味です。 これを子女繁殖と言います。 ●治めよとは 万物を愛し科学利用して天国の環境を築きなさいという意味です。 これを万物主管と言います。 生めよ(Be fruitful 実りなさい) 個性完成 ふえよ・満ちよ 子女繁殖 従わせよ・治めよ 万物主管
創世記第一章の三大祝福(個性完成・子女繁殖・万物主管)のみ言は、神様が人間の父母であることを表しています。 なぜなら、私たちが我が子にしあわせを願うことは… ①健康で思いやりのある立派な青年に育って欲しい。 ②良き伴侶と結婚し幸せな家庭を築いて欲しい。 ③良い環境に住み経済的にも恵まれること。 ……の三つだからです。 人間のこのような親の思いは、父母なる神様に似て造られたからなのです。 このように人間が幸せな家庭そして、社会、世界をつくって喜ぶとき、それをご覧になって最高に喜ぼうとされて、神様は人間を創造されました。ですから人生の目的は、みんなが幸せな家庭を築いて神様を最高に喜ばせることだったのです。 ●実は、創世記第一章の三大祝福……
三大祝福(個性完成・子女繁殖・万物主管) はこのように図で表わされます。 ① ② ③ 神 神 神 心 体 夫 妻 人 万物 個体 子女 天 国 ●三大祝福は…… ●これを、…… 神 これを、神を中心とする「四位基台」(よんいきだい)といいます。すべての存在や現象は、四位基台になっています。 神の天地創造は、四位基台によってなされるので、四位基台は神の創造目的です。
授受作用 神 主体 対象 合成体 (宇宙の根本法則) ② 授受作用 (宇宙の根本法則) 神 すべての問題は、先に与えるという「授受作用」の原則に反することで生じます。神を中心として授受作用を実践することで様々な問題を解決することができます。 授ける ③ 原子核と電子 +電気と-電気 陽イオンと陰イオン 導管と師管 雄しべ雌しべ 動脈と静脈 オスとメス 夫と妻 社長と社員 先輩と後輩 教師と生徒 監督と選手 政府と国民 企業と消費者 国連と国家 ・ 太陽と地球 地球と月 主体 対象 受ける 合成体 ① ●授受作用 宇宙の根本法則 神から分立(創造)された…… ●すべての問題は…… ●例を上げると、原子核と電子、+電気と-電気、…… などあらゆることがこの授受作用の原理によって成り立っています。 神から分立(創造)された主体と対象が、神の創造目的(すべての家庭、社会、世界が幸せになるための目的)を中心に、相対基準をつくり、よく授け、よく受ければ、生存・繁殖・作用など全ての力を発生させるようになります。その結果、合成一体化して四位基台をつくり発展していきます。
「プールサイドの情景」 参考 相対基準をつくらなければ授受作用は生まれません。例えば、子供がプールの中で叫んでいるのに、プールサイドで本を読みながら聞いているというようなことが多いのです。即座にドボン!とプールに飛び込んで子供の顔の前で話を聞くようにすべきです。それが相対基準です。何事もそうすれば、本当の授受作用ができます。そして授受作用の力によって、あらゆる人間関係の問題が解決されます。 ●相対基準を…… ●イエス様は…… イエス様は、「何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ」(マタイ七・12)と教えました。まさに、先に与えること、「為に生きる」ことが文鮮明先生の教えの中心テーマです。神を中心とした授受作用によって、一体化や発展、幸福が実現されます。
罪 神 対象 私 幸せ 四位基台 相対基準 授受作用 一体化 ⑤ 先に授ければ必ず返ってきます。 ① ⑧ ⑥ 信頼を授ける ② ⑦ プレゼントする あいさつをする 笑顔を与える 親切にする 励ます 祝福する 褒める 協力する 理解する 認める 関心を持つ 聞いてあげる 教えてあげる 謝る 許す 感謝する 信頼する 忍耐する 祈る … 相対基準 ⑥ 信頼を授ける 対象 私 ② 授受作用 ⑦ 信頼を受ける ③ 幸せ 一体化 ④ ●相対基準を結んでから、授受作用することによって、一体化して四位基台ができます。先に授ければ必ず返ってきます。 ●授けるのは、見えるものだけではありません。 ●例えば、信頼を先に授けなければ心を開いてもらえません。信頼すれば必ず信頼が返ってくるようになります。 ●神を中心として…… 四位基台 ⑦ 罪 神を中心として授受作用して、四位基台を成そうとすることが善で、四位基台を壊そうとすることが悪です。(不倫が犯罪になる国もあればもてはやされる国もありますが、宇宙の原理によって善悪の基準は明確です)
③ ① 成長期間 (神の間接主管圏) 統一原理 では、人類始祖アダムとエバには「成長期間」があったことを明らかにしています。当然、赤ちゃんとして生まれ、幼児期、少年期、青年期を経て完成するようになっていました。 青年 ② キリスト教 では、神は人類始祖を瞬時に創造したと考えていますが、全知全能の神でもそのような非科学的なことはされません。まして、青年の心はそれまでの日々の心の成長があってこそであって、突然つくれるものではありません。 ●次に、成長期間の内容を説明いたします。 ●キリスト教では、…… ●統一原理では、…… 少年 幼児
生 神 間接主管圏 成長期間 直接主管 万物 万物 繁殖 繁殖 実(種) 完成 完成期 青年 長成期 少年 蘇生期 幼年 ●すべての被造物は…… 万物 生 すべての被造物は三段階の「成長期間」を通過して完成します。この「成長期間」を「間接主管圏」あるいは「原理結果主管圏」とも言います。
神 間接主管圏 成長期間 + 直接主管 ② 完成 完成期 人間の 責任分担 長成期 蘇生期 ① 創世記2章17節 主なる神はその人に命じて言われた、「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう」。 直接主管 完成 間接主管圏 完成期 成長期間 人間の 責任分担 長成期 + 蘇生期 ●人間以外の万物は…… ●創世記2章17節 主なる神は…… ① 人間以外の万物は原理の力によって自動的に完成しますが、人間だけは原理の力だけでなく、「人間の責任分担」を完遂してはじめて完成するように創造されました。 <善悪の実を取って食べるな>という神のみ言を信じ守ることが人間の責任分担でした。
神 間接主管圏 成長期間 + 直接主管 創造性 万物の主人 神の子女 ② 完成 完成期 人間の 責任分担 長成期 蘇生期 ① ●人間だけに責任分担を…… ●つまり神様は人間を神の子女に創造するために神も干渉できない「責任分担を」与えたのです。 ① 人間に責任分担をくださった理由は、 神も干渉できない責任分担を完遂することによって、神の創造性に似るようにすることによって、人間が創造主の立場で万物を主管することができる主人の権限をもつようにさせるためでした。
間接主管圏 成長期間 創造目的完成 完成 完成期 人間の 責任分担 長成期 蘇生期 ●人間始祖はいつ…… ●人間が堕落したからといって、創造原理を無視して救い出すことはできません。 ●人間の責任分担を果たしながら救いの道を行かなければならないので、救いの摂理は延長に延長を重ねてきました。 人間始祖はいつ堕落したのでしょうか?成長期間、すなわち未完成期において堕落は起こりました。堕落した人間は復帰原理によって、責任分担を完遂して間接主管圏をすべて通過しなければ創造目的を完成することができません。 神の救いの摂理が非常に長い期間に延長してきたのは、復帰摂理を担当した人間が、人間の責任分担を殆ど失敗してきたからです。
霊界はあるのでしょうか。 地上の人生との関係は。 果たして ●果たして、霊界はあるので…… ●神様は私たち人間の…… 神様は私たち人間の父母であるのに、息子娘である人間が数十年で永遠に消えてしまうように天地を創造されるでしょうか。永遠に、しかも無尽蔵に、愛する息子娘、孫…たちの住む世界を造られないでしょうか。
そのために神様が造られたのが、霊界です。 人間は、地上の生を終えると、体は古くなった衣のように脱ぎ捨てて、霊人体と呼ばれる姿で永遠の霊界生活(天国)をスタートします。霊人体は地上での自分と同じ姿かたちですが、人生の期間で成長・完成していないと不完全な姿になります。例えば貪欲であったり、自己中心であったりする人格のまま、霊界に行くと、斑点があったり人間の姿をしていないこともあります。 ●そのために神様が造られたのが……
一言で言えば、天国とは、神様の真の愛が充満し、真の愛が軸となって立てられた世界です。真の愛がすべての環境圏の外形であり、内容である世界です。…お互いがお互いのために生き合うことが自然な世界です。お金や名誉、あるいは権力が支配する、そのような世界ではありません。一人が成功するのは全体を代表して成功することであり、一人がうれしく思うのは全体のためにうれしく思うことであり、一人が喜ぶことは全体が共に喜ぶ、そのような姿の世界です。 天国は、真の愛の空気でいっぱいに満ちている世界です。真の愛を呼吸して暮らす世界です。いつ、どこでも生命が躍動する世界です。構成員のすべてが真なる神様の血縁として因縁を結んでいる世界です。 ●それでは、文鮮明先生のみ言を訓読しましょう。 「平和メッセージ3」より
霊人体 肉身 + - ´ ④ ② ② ③ ① 成長・完成 生素 (神の愛・み言) 信仰生活の精誠によって生霊要素が 霊人体の成長は、神様からの生素(+)と肉身からの生力要素(-)の授受作用によってなされます。 生素 + - (神の愛・み言) (祈祷・訓読・伝道など) ´ 信仰生活の精誠によって生霊要素が ② ② 霊人体 地上生活の善行によって生力要素が ③ 円満な生霊要素と生力要素の授受作用が大切 同一の様相 霊人体から肉身へ 肉身から霊人体へ ① 肉身 ●人間は見える肉身と見えない霊人体からできています。 ●信仰生活の精誠によって……、地上生活の善行によって…… ●このように 円満な生霊要素と…… ●それでは、霊人体の成長は何によってなされるでしょうか?霊人体の成長は、神からの…… (信仰だけでも×、実践だけでも×)
人間は、「胎内」・「地上生活」・「霊界生活」の三段階を成長していくようになっています。 もし、胎児がインタビューに答えたとしたら… 死 胎内 地上生活 霊界生活 霊人体 霊人体 肉身 start 新しい生活が始まる ●人間は、…… ●もし、胎内の赤ちゃんが「今何のために生きていますか」というインタビューに答えられるとしたら、「ワタシは今…」と答えるはずです。 ●それでは、この世に生まれた○○さんに「今何のために生きていますか」とインタビューしましょう。なんと答えますか? ●「次の世界で健康な体で生きるために、愛の完成すなわち霊人体を完成するために努力しています。」と答えたら正解ですね。 ワタシは今このお腹の中の期間、健康な体に生まれるように準備しています。 ワタシは今この地上生活の期間、健康な霊人体で霊界に行けるように準備しています。 土に還る お金や地位や名誉は持っていけません。
人生の三段階 VTR http://youtu.be/yZZ1ryASxic それでは最後に8分間のビデオを見てください。