AIDMAの法則とは。 商品やサービスの購入における購買決定の心理的プロセスを、その頭文字をとって表したもの。 そのプロセスを、 1.Atention(注意) 2.Interest(関心) 3.Desire(欲求) 4. Memory(記憶) 5.Action(行動) の5つに分けて考えます。 ※ 4.「 M」 はMotive(動機)という論もありますが、私はMemory(記憶)のほうが現状に即していると考えます。 消費者が購買決定に至る上で、どの状況に位置しているのかを考察し、販売計画、顧客とのコミュニケーション、セールスプロモーションなどを検討する際に活用できます。
A I D M A 1.Atention(注意) 2.Interest(関心) 3.Desire(欲求) 4.Memory(記憶) 消費者は、商品・サービスを全く何も知らない状態。 広告をはじめインパクトのある施策で、商品やサービスの存在を知ってもらうことが狙いです。 I 2.Interest(関心) 消費者は、知ってはいるけど、関心や興味を抱いていない状態。 商品やサービスの内容をしっかり伝えるなど、よりターゲットとの距離を縮めていきます。 D 3.Desire(欲求) 消費者は、関心や興味は持っているけれどもまだ欲しいという欲求にまでは至っていない状態。 商品やサービスの具体的な魅力やメリットを示して、購入後のイメージを持ってもらいます。 M 4.Memory(記憶) 消費者は、興味や関心は持ったけれども、購入するかどうかは迷っている状態。 コミュニケーション性のある施策などで、記憶にとどめてもらい、積極的な検討を促します。 A 5.Action(行動) 消費者は、購入意思が強まっている状態。 強く購買を後押しするキャンペーンなどが効果的です。
Atention(注意) Interest(関心) Desire(欲求) Memory(記憶) Action(行動) ■施策案 ■ ○○○○○の存在を知ってもらいます。 ■施策案 ■ Interest(関心) ○○○○○の内容をより詳しく伝え、興味や関心を獲得します。 ■施策案 ■ Desire(欲求) ○○○○○の魅力やメリットを伝え、購入意欲の喚起を図ります。 ■施策案 ■ Memory(記憶) ○○○○○を記憶にとどめてもらい、積極的な検討を促します。 Action(行動) 強く購買を後押しするキャンペーンなどで、購入へ繋げます。 ■施策案 ■
Action Memory Desire Interest Attention 認知 感情 行動 Action (行動) Memory (記憶) Desire (欲求) Interest (関心) Attention (注意) ・具体的な課題や施策など・・・ ・具体的な課題や施策など・・・ ・具体的な課題や施策など・・・ ・具体的な課題や施策など・・・ ・具体的な課題や施策など・・・ 知る 興味を持つ 欲しくなる 心に残る 購入する
Atention(注意) Interest(関心) Desire(欲求) Memory (記憶) Action (行動) 購入 こんなモノが あるんだ。 知る 何かイイかも。 興味を持つ 欲しいな。 欲しくなる 覚えておこう。 検討しよう。 検討、心に残る 買うことにしよう。 購入を決める