ストリートダンスの上手さの 要因について ━アンケート調査に基づく考察━ 指導教員 横山直也 0451174 朴 相賢
日本の一般的な大学生やダンサーが 考えるストリートダンス 上手さの基準 研究目的 日本の一般的な大学生やダンサーが 考えるストリートダンス 上手さの基準 ダンスが上手いってなんだろう…
研究方法 アンケート調査法 各項目には1~5点の点数を与え回答してもらった。 対象 …… 国大生を中心とした135名 研究方法 アンケート調査法 各項目には1~5点の点数を与え回答してもらった。 対象 …… 国大生を中心とした135名 1)個人を見るときに注目する項目 (51項目) 2)SHOWを見るときに注目する項目(31項目) 3)ダンスにとって重要な要素に対しての自由記述 4)ダンスと関わることによりおこる性格変化に対しての自由記述
集計方法 個人 因子の特定 SHOW 主因子法による因子の抽出+バリマックス回転 それぞれ各5因子を特定
群の比較 計135名 2年以上経験 2年未満経験 未経験者 (クロウト) (アマチュア) (シロウト) 46名 44名 45名 2年以上経験 2年未満経験 未経験者 (クロウト) (アマチュア) (シロウト) 46名 44名 45名 3群に分け、各因子を一元配置分析 SCHEFFEの方法により多重比較
抽出因子の有用性の考察資料 自由記述 文献調査 歴史調査 頻出単語をKJ法により分類 考察資料へ
結果・考察
個人因子 音・リズム スキル・技 オリジナリティー 人物 表現力・コミュニケーション 目に力 表情が豊か 観客と一体 表現力 自身が楽しんでいる 客をあおる 堂々と踊れている 客常に意識 決めるとこ決める ジャストミート メリハリ 拍子が合っている 小さな技術たくさん リズム感 音・リズム ・ 技が多い ・ 技が派手 ・ キレがいい スキル・技 オリジナリティー 人物 知り合い、友人 自分と近い 努力が見える 人柄良い 存在感知名度 人気がある 自由 特徴ある動きをする 人と違う おもしろい! ハラハラ
SHOW因子 チームのウリ 完成度 雰囲気、印象 伝達力 存在感 流れ構成 振り付け ステージ大きく チムに安定感 曲のつなぎ おもしろい 意外性がある 速い動きでそろっている 雰囲気、印象 ・ 場が和む ・ 大人数で迫力 ・ ハラハラする 客を意識 衣装が目立つ 観客と一体「チ」 音を聴いていることがわかる 音の抑揚に動きをあわせる チムに存在感知名度 注目人物 音楽が好みだ 伝達力 存在感
群ごとの比較(個人) ** ** * *
群ごとの比較(SHOW) ** ** **
ストリートダンスの効果 KJ法による要素 自己の性格が向上 表現・コミュニケーション力 新しい能力の獲得 音の聴き方 その他 マイナス
まとめ 「Identity」 人間の考え方や生き方に強く影響を与える 自己を劇的に変化させる力 個人因子…「表現力・コミュニケーション」「音・リズム」「オリジナリティー」「人物」「スキル・技」 SHOW因子…「完成度」「チームのウリ」「伝達力」「存在感」「雰囲気、印象」 ◎ストリートダンスの特色 人間形成にとって良い影響を与える。 人間の考え方や生き方に強く影響を与える 自己を劇的に変化させる力 「もう一人の自分に出会う」 「Identity」
ご清聴ありがとうございました。