命のつながり Ⅰ 人のつながり
人間「太郎君」が一人、 いたとしましょう。
現在 1人
太郎君には、 親が2人いますね。 この後ずっと、親子の 年の差は25歳という ことにしておきましょう。
25年前 2人
また、2人ずつの 親がいますね。 2×2=4人 ということになります。 2人の親には また、2人ずつの 親がいますね。 2×2=4人 ということになります。
50年前 4人
また、2人ずつの 親がいますね。 2×4=8人 ということになります。 その4人には また、2人ずつの 親がいますね。 2×4=8人 ということになります。
75年前 8人
ご先祖様は 25年ごとに2倍ずつ ふえていくことに なります。 こんなふうにして ご先祖様は 25年ごとに2倍ずつ ふえていくことに なります。
100年前 16人
125年前 32人
150年前 64人
もう画面に入らないので ○○年前の ご先祖様だけを 表わします。 この先は、 もう画面に入らないので ○○年前の ご先祖様だけを 表わします。
175年前 128人
200年前 256人
225年前 512人
250年前 1024人
また画面に入らなく なってきたので ご先祖様を ●で表わします。
275年前 2048人
300年前 4096人
325年前 8192人
画面に入らなく なってしまったので 数字だけで 表わします。 ●で表わしても、 画面に入らなく なってしまったので 数字だけで 表わします。
350年前 16384人 一万人突破!
375年前 32768人
400年前 65536人
425年前 131072人 十万人突破!
450年前 262144人
475年前 524288人
500年前 1048576人 百万人突破!
525年前 2097152人
550年前 4194304人
575年前 8388608人
600年前 16777216人 一千万人突破!
625年前 33554432人
650年前 67108864人
675年前 134217728人 一億人突破!
700年前 268435456人
725年前 536870912人
750年前 1073741824人 とうとう十億人突破! ?
でも、日本の人口が 現在、1億2600万人 ぐらいだから、 750年前に10億人 というのはおかしい。
三郎君にも四郎君にも、 1人1人に10億人ずつ ご先祖様がいる、 太郎君にも次郎君にも 三郎君にも四郎君にも、 1人1人に10億人ずつ ご先祖様がいる、 つまり40億人というのはありえない。
ましてや、 日本人(1億2千万人)、世界中(70億人)の 1人1人に10億人ずつ ご先祖様がいるなんて ぜったいありえない。
鎌倉時代の日本、 10億人どころか 人口は1千万人もいない と言われています。 750年前というと 鎌倉時代の日本、 10億人どころか 人口は1千万人もいない と言われています。
でも、計算は まちがっていません。
では、 この人口の増え方は どういうことなのか というと。 たとえば・・・
太郎君と次郎君が 兄弟であれば、 先祖が同じであるはず なので 2人で20億人ではなく 2人で10億人です。
太郎君と三郎君が いとこであれば、 半分は先祖が同じ であるはずなので 2人で20億人ではなく 2人で15億人です。
そんなふうに、 あちらこちらで、 兄弟や親せきの関係 ・・・つまり 先祖の重なりがあれば、 人口は増えません。
親せき・兄弟なのでは ないかということが この計算から 日本人はかなり 血のつながりがこい、 親せき・兄弟なのでは ないかということが この計算から 考えられます。
たとえば、十人の村の中で二人ずつ結婚して二人ずつ子供をうめば、人口が増えることはありません
その代わり、血のつながりはどんどんこくなっていきますね。紫の世代には全員親せきです。
血がつながっているのかわからないにしても、 どこでどう 血がつながっているのかわからないにしても、
私たちにはものすごく 多くの親せきが いるのでしょう。 たくさんの知らない人と 血がつながって いるのでしょう。
私たちは つながっている おたがいを 大事にできると いいですね。