統計現象 高嶋 隆一 6/26/2019
はじめに 表計算と統計、分析 平均値、標準偏差、相関係数 二項分布 ポアッソン分布 正規分布 カイ2乗分布 6/26/2019
表計算と統計、分析 表計算は統計データを作成し、分析する道具、分布のパラメータ(平均値、標準偏差、相関係数)をもとめ、分析を行い、結論を得る。 統計現象に対する全般的な理解が分析には不可欠 頻度分布の基本はさいころ振り。2項分布。自分で確かめるのは大変。 6/26/2019
平均値、標準偏差、相関係数 平均値 標準偏差 共分散 相関係数 6/26/2019
図にする 平均値0、標準偏差1の乱数の頻度分布 頻度分布に正規分布関数をのせてみる。 6/26/2019
二項分布 有限の標本数での統計誤差 1パーセントの統計誤差の精度が必要なら標本は1000個程度が必要 確率1/6のことを50回。標準偏差は2.63。50回では5パーセントの誤差。 6/26/2019
ポアッソン分布 何回起こるかを表現する分布 さいころを60回振ると1の目が平均10回起こる。60回振ることを、何回も繰り返すとポアッソン分布に近くなる。 6/26/2019
正規分布 確率変数を事象の出現回数から一般化。連続変数にとることも可能。 ポアッソン分布、2項分布と平均値、試行回数が大きくなった極限で一致する。 6/26/2019
まとめ 標本数が決まった、調査結果の統計誤差は2項分布によって求める。 発生事象の回数を問題にするときはポアッソン分布を使う 1パーセント程度の統計誤差にするには標本が1000個必要 発生事象の回数を問題にするときはポアッソン分布を使う 事象平均値の平方根が発生事象の標準偏差となる。 統計を学んだら、偏差値について説明できるはず 6/26/2019