2019年度 すべての教職員のための授業改善研修 本研修の背景とねらい

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1 課題の洗い出し. 2 1.本日の日程 ①開会の挨拶 日程説明 ( 5 分) ②自己点検 ( 10分) ③情報モラル指導の必要性(プレゼン) (20分 ) ④課題の洗い出し ( 10分) ⑤全体計画についての協議Ⅰ (15 分) ⑥全体計画についての協議Ⅱ (20 分) ⑦全体計画についての協議Ⅲ.
1 このプレゼン資料について ● 校内(園内)研修での使用を目的に作成しました。 ● 「個別の教育支援計画」を理解し、作成する上で大切 な事柄を整理し、図やテキストで示しました。 ● 各スライドでは、ポイントとなる事柄を吹き出しや枠 囲みで示し、強調しています。 ● 各スライドのノートには、スライドの内容とポイント.
情報科は、 高校のみの設置でよいか? 柏市立田中小学校 西田 光昭 URL 日本情報科教育学会記念フォーラム.
発達障害等支援・特別支援教育総合推進事業(新規) 発達障害を含む全ての障害のある幼児児童生徒の支援のため、各種教員研修、外部専門家の巡回・派遣、厚労省との連携による 一貫した支援を行うモデル地域の指定などを実施することにより、学校(幼小中高特)の特別支援教育を総合的に推進する。 文 部 科 学 省 厚生労働省.
『特別支援教育と 就学までの流 れ』. 専門的な教育の場と 対象の児 童生徒 特別支援学校:障害の比較的重い児童生徒を対 象 特別支援学校:障害の比較的重い児童生徒を対 象 視覚、聴覚、知的、肢体、病弱の原則5障害 「訪問教育」:教員を家庭に派遣して指導す る 「訪問教育」:教員を家庭に派遣して指導す.
特別支援教育につい て. 「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」 ( 文 部科学省 答申) <特別支援教育の在り方の基本的考え方> 特別支援教育とは、従来の特殊教育の対象の障害だ けでなく、LD、ADHD、高機能自閉症を含めて 障害のある児童生徒の自立や社会参加に向けて、そ.
設置者・管理者の責務② ~職員の育成指導等~ 平成 26 年度 青森県障害者虐待防止・権利擁護研修 公益社団法人 日本社会福祉士会 平成 26 年度障害者虐待防止・権利擁護指導者養成研修から.
特別支援教育の対象の概念図(義務教育段階) (平成26年5月1日現在) 義務教育段階の全児童生徒数 1019万人 特別支援学校 視覚障害 知的障害     聴覚障害 肢体不自由 病弱・身体虚弱  0.67% (約6万9千人) 小学校・中学校 特別支援学級 視覚障害 聴覚障害 知的障害 肢体不自由 視覚障害.
平成21年度小学校外国語活動中核教員研修 小学校外国語活動基本理念 ~新学習指導要領等について~
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平成25年校務分掌表 校長 教頭 職員会議 運営委員会 総務部 教務部 教科部 専門部Ⅰ部 専門部Ⅱ部 学年部 各委員会 4組 3組 2組
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      特別支援学校 高等部学習指導要領 聴覚障害教育について.
eラーニングを活用した 盲ろう担当教員研修
PT、OT、ST等の外部専門家を活用した指導方法等の改善に関する実践研究事業(新規) 平成20年度予算額(案) 42,790千円              
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知的障害・発達障害 と差別解消法 2013年9月28日(土) REASE公開講座:知的障害・発達障害と社会
特別支援教育 障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち,児童生徒一人一人の教育的二一ズを把握し,その持てる力を高め,生活や学習上の困難を改善又は克服するため,適切な指導や必要な支援を行うものである。 (「特別支援教育を推進するための制度の在り方について」平成17年12月8日.
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計 画 支 援 要 請 支 援 平成21年度の研修支援 「『大阪の教育力』向上プラン」に基づく府内全公立小中学校への訪問
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教室案内 春日部市立武里中学校 <学校までの経路> <入級までの流れ> 春 日 部 市 発達障害・情緒障害 通級指導教室 (武里学級)
平成30年度グランドデザイン 学校の教育目標 生きる力 佐伯市立宇目緑豊小学校 ふるさとを愛し、 豊かな心と自ら学ぶ意欲をもち、
重症心身障害児者等 コーディネーター育成研修 2 計画作成① 重症心身障害児者等の 意思決定支援
発 達 障 が い 児 者 支 援 に 関 す る 主 な 取 組 平成30年度当初予算 218,554千円
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特別支援教育総合推進事業 特別支援教育 推進員 高等学校 1(新)特別支援教育総合推進事業【4,752千円】 県教育委員会 特別支援学校
・特別支援教育について ・発達障害等の特性 ・教育環境等の整備
平成20・21年度 国立教育政策研究所・教育課程研究センター指定
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2019年度 すべての教職員のための授業改善研修 本研修の背景とねらい 2019年度 すべての教職員のための授業改善研修 本研修の背景とねらい 兵庫県教育委員会事務局特別支援教育課                     

特別支援教育について 障害のある幼児児童生徒の自立と社会参加に向けた主体的な取組を支援する という視点に立ち、幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、その持 てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及 び必要な支援を行うものである。 また、特別支援教育は、これまでの障害児教育の対象の障害だけでなく、知 的な遅れのない発達障害も含めて、特別な支援を必要とする幼児児童生徒が 在籍する全ての学校において実施されるものである。 さらに、特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒への教育にとどまらず、障害の有無やその他の個々の違いを認識しつつ様々な人々が生き生きと活躍できる共生社会の形成の基礎となるものであり、我が国の現在及び将来の社会にとって重要な意味を持っている。 (平成19年4月1日「特別支援教育の推進について」通知)

インクルーシブ教育システムの構築 ○「インクルーシブ教育システム」とは、人間の多様性の尊重等の強化、障害者が精神的及び身体的な能力等を可能な最大限度まで発達させ、自由な社会に効果的に参加することを可能とする等の目的の下、障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組みのこと  (障害者の権利に関する条約) ○インクルーシブ教育システムの実現のためには「多様で柔軟な仕組みを整備することが重要」であり、通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校といった、連続性のある「多様な学びの場」を用意しておくことが必要 (共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)中央教育審議会H24.7) 専門家の助言を受けながら通常学級 専門的スタッフを配置して通常学級 通級による指導 特別支援学級 特別支援学校 自宅・病院における訪問学級 ほとんどの問題を通常学級で対応 必要のある時のみ 日本の義務教育段階の 多様な学びの場の連続性 可能になり次第

特別支援教育に関する国の動向 平成26年1月 障害者の権利に関する条約の批准 平成28年4月 障害者差別解消法の施行 平成28年8月 発達障害者支援法の改正 <学習指導要領の改訂> 平成29年3月 小・中学校 平成29年4月 小・中学部 平成30年3月 高等学校 平成31年2月 高等部

障害のある児童生徒などへの指導 (総則 第4の2特別な配慮を必要とする児童生徒への指導) ア 個々の児童生徒の障害の状態等に応じた指導内容や 指導方法の工夫 イ 特別支援学級における特別の教育課程 ウ 通級による指導における特別の教育課程 エ 個別の教育支援計画・個別の指導計画の作成・活用 すべての教職員 特別支援教育の目的や意義について十分に理解することが不可欠 校長 学校全体の特別支援教育の体制を充実させ、効果的な学校運営に努める必要 (小学校学習指導要領総則P106) (中学校学習指導要領総則P104)

ア 個々の児童生徒の障害の状態等に応じた 指導内容や指導方法の工夫 ア 個々の児童生徒の障害の状態等に応じた 指導内容や指導方法の工夫  障害のある児童などの指導に当たっては、担任を含む全ての教師間において、個々の児童に対する配慮等の必要性を共通理解するとともに、教師間の連携に努める必要がある。  また、集団指導において、障害のある児童など一人一人の特性等に応じた必要な配慮等を行う際は、教師の理解の在り方や指導の姿勢が、学級内の児童に大きく影響することに十分留意し、学級内において温かい人間関係づくりに努めながら、「特別な支援の必要性」の理解を進め、互いの特徴を認め合い、支え合う関係を築いていくことが大切である。                (小学校学習指導要領総則P107)                (中学校学習指導要領総則P106)

エ 個別の教育支援計画・個別の指導計画の 作成・活用 エ 個別の教育支援計画・個別の指導計画の 作成・活用 通常の学級に在籍し、通級による指導を受けていない児童生徒 個別の教育支援計画や個別の指導計画を作成し、活用することに努める 特別支援学級に在籍する児童生徒や通級による指導を受ける児童生徒 個別の教育支援計画や個別の指導計画を作成し、効果的に活用する (小学校学習指導要領総則P112) (中学校学習指導要領総則P111)

障害のある児童生徒への配慮についての事項 (各教科の解説 第4章の1指導計画作成上の配慮事項) 各教科等における学習上の困難に応じた指導の工夫 について記載 <例:小学校国語> 困難さ 文章を目で追いながら音読すること 指導上の工夫の意図 自分がどこを読むのかが分かるように 個に応じた手立て 教科書の文を指等で押さえながら読むよう促す 拡大コピーして行間を空ける 語のまとまりや区切りが分かるように分かち書きする 読む部分だけが見える自助具(スリット等)を活用する

兵庫県がめざす特別支援教育 すべての子どもが認め合い、安心して学べる環境 すべての学校園において、すべての幼児児童生徒が、互いを認め合い、持てる力を十分発揮し、自己実現に向けて集団の中で安心して学ぶことができている。 すべての子どもが認め合い、安心して学べる環境 障害のある幼児児童生徒が、個別の教育支援計画等の引継ぎにより適切な合理的配慮が提供され、学習することができている。 幼児児童生徒に応じた合理的配慮の提供 学校における支援の効果をより高めるため、障害のある幼児児童生徒が、保護者や保健・福祉、医療、労働等の関係機関との連携による、切れ目ない一貫した支援を受けることができている。 切れ目ない一貫した支援

「兵庫県特別支援教育第三次推進計画」 「縦横(タテヨコ)連携」 兵庫県がめざす特別支援教育 → 共生社会の実現 兵庫県がめざす特別支援教育 → 共生社会の実現 ○すべての子どもが認め合い、安心して学べる環境(縦の連携) ○幼児児童生徒に応じた合理的配慮の提供(縦の連携) ○切れ目ない一貫した支援(横の連携)    キーワード 「縦横(タテヨコ)連携」