岡山薬歴研究会 方式 症例検討会 ～症例検討、ロールプレイニング、薬歴記入までをセット で～ 岡山薬歴研究会 金原 正宜（ザグザグ薬局） 中山 弥生（いずみ薬局） 渡辺 大輔（渡辺薬局） 小笠原 加代（ケイ・アイ堂薬局） 富田 啓一郎（万成病院） 中原圭介（ワタキュー薬局早島店） 中原 真弓（ザグザグ薬局妹尾店）
岡山薬歴研究会とは 平成 18 年 2 月～活動開始 活動の目的 1. 人と人とのネットワーク作り 2. 薬歴記入・服薬指導のレベルアップ 参加者 企画者 参加者 気軽にわからないこ とが聞ける仲間作り
岡歴研の活動内容 １．金曜ミーティング 毎週金曜日午後 8 時～ いずみ薬局にて ２．例会の開催 およそ 3 ヶ月に 1 回 数名～ 40 名位 ３．その他の企画（共同企画含む） OCA ( 岡山で文献を読む会 ) 、 OPC ( 岡山薬剤師医療コミュニケーション ) 、 CASP-Japan 、 GATE- セミナーへの参加、統計学講座、ビアガーデンで飲み会、 忘年会・・・ 4. 学術大会での発表 平成 18 年日薬福井大会 活動報告 1 （口頭発表） 平成 19 年日薬神戸大会 活動報告 2 （口頭発表、ポスター発表） 平成 20 年日薬宮崎大会 活動報告 3 （ポスター発表） 薬剤師 サロン
金曜ミーティング 写真
例会の様子
今までの例会内容 第 1 回 第 2 回 第 3 回 第 4 回 第 5 回 第 6 回 第 7 回 第 8 回 第 9 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 薬歴の書き方 ロールプレイニング（以下ロープレ） 統計の基礎知識 ロープレと薬歴の書き方 飲み会 症例検討会 参加者の満足 度はまあまあ かな？
症例検討、ロープレ、薬歴記入をセッ トで 薬歴の書き 方 症例検討 ロープ レ 参加者のニーズ
岡歴研方式の症例検討会の流れ 参加者募集 症例提出 症例準備 症例検討 ロープレ 薬歴記入 薬歴の検討 2 時間 ・・・ Google グルー プ 第 13 回、第 14 回例会
岡歴研方式の症例検討会の特徴 対応に困って いる患者さん 例会 問題解決 ロープレの模擬患 者は実際の人物 模擬患者の設定やシナ リオ作成における労力 の軽減 症例検討 ロープレ 薬歴記入
問題点 例会の開催時間を 2 時間と設定したが、前もって時間配 分を考えておかないと、最初の症例検討だけでほとん どの時間が消費されてしまう。 症例を事前に提出してもらうが、盛り上がりそうな症 例がないと例会が開催できない。 参加者全員から意見を出してもらおうとするとあまり 多人数では時間的に無理 症例を持ってきた薬剤師のある程度の演技力が必要 Google グループを使っての情報のやり取りもインター ネットが使える薬剤師はよいが、あまり使わない薬剤 師にとっては、例会後の薬歴検討に参加できない。
まとめ 岡歴研の第 13 回、第 14 回例会にて「岡山薬歴研究会方 式の症例検討会」を行った。 症例検討、ロープレ、薬歴記入をセットで行った。 ロープレの患者役には、症例を提示した薬剤師が行った。 患者役をする薬剤師には多少の演技力は必要。 開催時間を 2 時間と設定したが、薬歴を書いたり検討す る時間はほとんどない。その後のフォローのためにネッ トの利用もした。 パソコンが苦手な場合は、ネット上での検討会に参加し づらい。 実症例を使用するので、個人情報の取り扱いには注意す る。