北海道障害学生修学支援懇話会 発達障害分科会 平成 19 年 11 月 29 日 於:札幌学院大学 筑波技術大学 石 田 久 之
「今後の高等教育における障害学生支援を考える」 ( 11 月 22 日、関西学院大学) 支援体制の構築 トップダウン vs. ボトムアップ 支援範囲 キャンパス内が基本、学外実習 FD 特に、教員への啓発 発達障害
発達障害関係の発言 今後、発達障害学生の問題が大きくなる(高 畑由起夫・関学) 欧米の大学では、簡単な障害解説のパンフが 必ず置いてある(木舩憲幸・広大) 発達障害という言葉をはじめて聞いた人もい ると思うが、引かないで欲しい(石田) 問題をカテゴリー化しているところ(原田公 人・特総研) (敬称略)
困難例(原田先生資料より) 対人関係や大学での生活上のトラブル ex. 友人とうまく付き合えない 学業上の問題 ex. 科目履修の管理が困難 行動・情緒面の問題 ex. 自己主張が強く、自省に欠く 就労の問題 ex. 面接で全て断られる
学生の様子と支援 学生の様子 暴力的 時々パニックになる 急に大きな声を出す ストーカ的なところがある 一途 場を読めない ノリがいい ちょっと変わっている おとなしい 友達はいないようだ 時々保健室で話していく 居場所は保健室だけ 小 ← 必要性 → 大 日常の支援 就活支援 大 ← 教員の関心 → 小
何が問題か 情報の不足 発達障害って何? どういう学生なの? 準備ができない 対応は、一人一人違う 一応これだけ揃えておけば、は不可 他部署との連携の難しさ