箱根町園小中一貫教育. 園小中一貫教育の経緯 ● 少子化 ● 地域活性 (地域から学校がなくなる) ● 法改正(H27年1月27日通知) 「公立小学校・中学校の適正規模・ 適正配置等に関する手引き~少子化に 対応した活力ある学校づくりに向けて ~」

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箱根町園小中一貫教育

園小中一貫教育の経緯 ● 少子化 ● 地域活性 (地域から学校がなくなる) ● 法改正(H27年1月27日通知) 「公立小学校・中学校の適正規模・ 適正配置等に関する手引き~少子化に 対応した活力ある学校づくりに向けて ~」

 地域に根ざした児童・生徒の育 成  確かな学力の定着  心の教育(いじめのない学校づ くり)  健康教育  中一ギャップの解消  小1プロブレムの解消 園小中一貫教育のねらい

 教育目標の一元化  組織づくり  職員交流・授業交流  行事交流  児童生徒会交流  園児童行事交流  給食(献立の一本化)  地域学習の活用 園小中一貫教育の内容

園(5園共通) 「のびのびと心温かい箱根の子どもの育成」 小学校(3校共通) 「郷土を愛し 学ぶ意欲を持ち 心豊かで た くましく生きる児童の育成」 中学校 「箱根の郷土を愛し 確かな学力を身につけ 健康で豊かな心を育み 地域に貢献できる 生徒 の育成」 合い言葉 「箱根を愛し かしこく やさしく たくまし く」 教育目標の一元化

■ 一貫教育運営推進委員会 (各校種代表校長・園長、課長、指導主事) ● 一貫教育連絡調整会議 (校長 園長 教頭 教務主任 指導主事) ● 学力向上研究推進部会 (校長 教頭 研究主任 指導主事) ● 箱根ハートフルプログラム研究推進部 会 (校長 教頭 町教育研究会委員 指導主事) ● 体力つくり研究推進部 会 (校長 教頭 体育主任 指導主事) 園小中一貫教育組織体制

 1 箱育 (箱根の特色を生かした教 育)  2 知育 (確かな学力を身につける教 育)  3 徳育 (心豊かな情操教育)  4 体育 (健康な体つくり) 園小中一貫教育4本の柱

中学校音楽教諭が小学校授業を担当

● 小学校のニーズに応えて各校出前授業(年3回実 施) 湯本: 7/8 社 12/8 理 箱森: 7/8 理 12/11 国 仙小: 7/7 体 12/10 技家 3月上旬に予定 ● 小学校体育大会にむけて陸上指導 ● 中学校一日体験( 3/16 ) 小6と中学生の構成的グループエンカウンタ (学活授業)・授業部活動参観・給食交流 授業交流

 町教育研究会での授業公開  学力向上研究推進部会員の 授業公開  各校の公開授業(校内研究会)へ の参加  栄養士の相互サポート  事務職員の相互サポート 職員交流

公開保育

 生徒指導部、生徒指導担当が各 小学校に赴き指導の共通理解を 図る( 8/31 )  小学校の要請を受けて学校訪問 児童生徒指導交流

 町内挨拶運動 (11月より毎月第一月曜日)  「届けよう服のチカラ」プロジェクト  文化活動発表会合唱コンクールにおけ る交流  休み時間を利用しての縄跳び運動 など  夏期のボランティア体験交流 児童生徒交流

町内挨拶運動

服のチカラプロジェクト

一緒に歌おう(合唱コン)

園児童交流

園児童交流(ボランティア体験 )

児童・生徒交流(ボランティア体 験)

町文化祭(地域交流)

 各小中学校のPTA総会に管理職 が出席し一貫教育について話す。  家庭教育講座への案内 中学校主催による家庭教育講 座参加を役 員が小学校へ訪問を し、呼びかける PTA交流

 行事交流におけるバスの活用 修学旅行 小中学校支援級宿泊学習 文化活動発表会合唱コンクール 中学校一日体験 校外学習 など スクールバスの活用

<成果> *交流活動や乗り入れ授業、相互に授 業 を参観することは児童生徒理解 や授業改善に効果があると感じている。 成果と課題(アンケート結果か ら) 教職員アンケートから

<課題> *園小中一貫教育に携わっている教職 員の意識に差が見られた。 <次年度に向けての取り組み> *新年度、教職員に向けて園小中一貫 教育について、管理職から改めて説明 を行い、意識付けを図る。 成果と課題(アンケート結果か ら) 教職員アンケートから

<成果> *小中学校が一緒に活動することの大切 さ を感じている。 * 中一ギャップや小一プロブレムの解消 につながっており、安心して学習できる と感じている。 成果と課題(アンケート結果か ら) 児童生徒向けアンケートから

<課題> *学校目標が児童生徒にとって意識されていな い。 <次年度に向けての取り組み> *各クラスに掲示したり、交流行事のたびに目 にしたりすることができるようにする。 *授業参観や職員交流を増やし、児童生徒に とって一貫教育の効果が実感できるようにする。 *児童生徒からアイディアを募集する。 成果と課題(アンケート結果か ら) 児童生徒向けアンケートから

<成果> *小中学校の教職員が関わる場面が増 えれば、児童生徒の不安の解消に効果 があると考えている保護者が多い。 成果と課題(アンケート結果か ら) 保護者アンケートから

<課題> *12年間の一貫した教育について、さらに 理解していただけるように工夫する必要があ る。 <次年度に向けての取り組み> *学校からのお便り、保護者会において、目 に見えるような工夫をしながら、丁寧に説明 を行っていく。 成果と課題(アンケート結果か ら) 保護者アンケートから

<成果> *園小中一貫教育について、以前から比べる と進歩していると感じている方や一貫教育の 取り組みについて効果があると感じている方 が多かった。 成果と課題(アンケート結果か ら) 地域(学校評議委員)アンケート から

<課題> *実際に地域の方に園小中一貫教育でどのよ うなことが行われているのかまだまだ、実態 が見えないところがある。 <次年度に向けての取り組み> *さらなる啓発活動を行っていく。 *学校公開日等で、園小中一貫教育の取り組 みについて紹介していく。 成果と課題(アンケート結果か ら) 地域(学校評議委員)アンケート から