ユニットの改訂 指導ユニット (表・裏) 授業デザインシート 造形ユニット ユニット項目表 道具・鑑賞 ボックス
授業デザインシート(森) 複数のユニットを必要に応じて組み合わせ構成したプログラム 授業デザインシート(森) 複数のユニットを必要に応じて組み合わせ構成したプログラム 育てる力を示し、授業デザインするシート ・主に個との関係から(絵画、彫刻) ・主に他者との関係から(デザイン、工芸) ・主に社会、、文化との関係から(デザイン、鑑賞) 指導ユニット(木) 知識・技能を実感的に学ぶ授業の最小単位 ↓ 目的(何を)と方法(材料と操作)で整理 ユニット経験を積む→基礎的な知識・技能として働く 道具BOX(装備) ユニット項目表(地図) 幼小中高と積み重ねを一覧で見通す 指導ユニットとデザインシート 思考・判断・表現のための アクティブラーニングの視点(密林を歩く冒険者の力)を意識するもの ・主体性を持たせる工夫 ・対話的な学びの場面 ・深く学びを成立させる工夫
発想 構想 創造的技法 一題材の授業デザイン例 ガイダンス 鑑賞の指導ユニット 色の指導ユニット 何をどう学ぶのか(学びの提案/評価)を生徒に示す 既習(中学)の演習10分 学んでいない者は道具BOXコーナーで自学 表現技法の指導ユニット 創造的技法 鑑賞 展示 批評 box1 box2 box3 box4 box5 box6 既習(中学)の演習20分 自分に必要な情報は主体的に取りに行く box7 box8 box9 ★関連性のある題材題にも有効 鑑賞 彫刻 デザイン 映像 鑑賞
授業デザインシート 評価の観点 そのため 授業の課題を見つけては ユニット改定を図りつつ 研究を進めてきました 直近では 8月2日 改定し 複数のユニットを必要に応じて組み合わせ構築したプログラム 作成日:H28.8.12 小学校 中学校 高校 形式 Ver.H28.8.12 授業デザインシート 題材名 ( )時間扱い 参考指導案 あり / なし 指導項目(追加・削除して使用) 1 2 3 4 5 6 知識・技能 素材、用具 美術史 形の造形要素 色の造形要素 思考力・判断力・表現力 五感を働かせた観察 自分・社会に主題を見つける 課題発見 論理的・批判的 情報収集 発想・構想 創造的技能、情報活用 試作、思索し目的に向かう探究心 課題解決 やりぬく 企画 学びに向かう力 自己調整 リーダー・フォロアー 他者とつくりあげる 他者に働きかける 共感 美の感性、 自分の価値 未来への責任社会参加 身体と意思の統合 自己・自国文化理解 他者・異文化理解 洞察 評価の観点 何を知っているか、何ができるか:知識、技能(スキルの評価) どう使うか:思考力、判断力、表現力(過程の記録) 学びに向かう力 (生徒から見た授業評価) 授業の流れ 指導ユニット 主となる指導項目 発 問 活動内容 ガイダンス(何をどのように学ぶのか/評価の仕方) そのため 授業の課題を見つけては ユニット改定を図りつつ 研究を進めてきました 直近では 8月2日 改定し 8月12日には 東京で三沢先生のお力を借りて 勉強会を行い 更に改定案を作成しました その最新版をご紹介します 生徒のこれまでの学び ~小・中の内容の連続性~
3 アクティブ・ラーニング 1 2 指導ユニット 主体性を持たせる工夫 直接的な自分の体験・経験から価値をつくっていく 対話的な学びの場面 知識・技能を実感的に学ぶ授業の最小単位 作成日:H28.8.12 小学校 中学校 高校 形式 Ver.H28.8.12 指導ユニット 発想・構想 創造的技能 鑑賞 題材名 導入/展開/まとめ ( )時間目 扱う材料 扱う方法 道具boxなど資料 ある なし 1 2 指導項目(資質・能力) (追加・削除して使用) 1 2 3 4 5 6 知識・技能 素材、用具 美術史 形の造形要素 色の造形要素 思考力・判断力・表現力 五感を働かせた観察 自分・社会に主題を見つける 課題発見 論理的・批判的 情報収集 発想・構想 創造的技能、情報活用 試作、思索し目的に向かう探究心 課題解決 やりぬく 企画 学びに向かう力 自己調整 リーダー・フォロアー 他者とつくりあげる 他者に働きかける 共感 美の感性、 自分の価値 未来への責任社会参加 身体と意思の統合 自己・自国文化理解 他者・異文化理解 洞察 目的は?(資質・能力) 方法は?(何をどうする) 3 アクティブ・ラーニング 主体性を持たせる工夫 直接的な自分の体験・経験から価値をつくっていく 対話的な学びの場面 生徒が意味づけたものを根拠となる知識につなげていく 次に指導ユニット改定についての最新案です ①目的 ②方法 右の枠から使う材料や技法等は選択し これが 検索項目にもなります ③の授業内容は 美術教育自体がアクティブ・ラーニングだということを押し出し その中に 授業の肝となる部分を3点出しています ① を教師が意識します ② ③ を教師が意識した授業を作るための形式です 生徒のこれまでの学び ~小・中の内容の連続性~ 深い学びを成立させる工夫 知識を生徒に下ろすのではなくいかに知識に到達させていくか(実感的な理解)
実践記録 実践日:平成26年12月 写真 写真 写真 写真 評価と改善点
授業デザインシート 評価の観点 指導項目(追加・削除して使用) 授業の流れ 発 問 活動内容 複数のユニットを必要に応じて組み合わせ構築したプログラム 作成日:H28.8.12 小学校 中学校 高校 形式 Ver.H28.8.12 授業デザインシート 題材名 ( )時間扱い 参考指導案 あり / なし 指導項目(追加・削除して使用) 1 2 3 4 5 6 知識・技能 素材、用具 美術史 形の造形要素 色の造形要素 思考力・判断力・表現力 五感を働かせた観察 自分・社会に主題を見つける 課題発見 論理的・批判的 情報収集 発想・構想 創造的技能、情報活用 試作、思索し目的に向かう探究心 課題解決 やりぬく 企画 学びに向かう力 自己調整 リーダー・フォロアー 他者とつくりあげる 他者に働きかける 共感 美の感性、 自分の価値 未来への責任社会参加 身体と意思の統合 自己・自国文化理解 他者・異文化理解 洞察 評価の観点 何を知っているか、何ができるか:知識、技能(スキルの評価) 紙を用いた日本の伝統文化の工夫を再現しながら理解する。 どう使うか:思考力、判断力、表現力(過程の記録) 紙の特性や扱いの工夫を用いて、生活に生かす商品の構想を練る。 計画を立て技法を効果的に用いて表現する。 学びに向かう力 (生徒から見た授業評価) 日本の文化の特徴を海外に説明でき、文化の上に新たな工夫を加えて生活を豊かにするデザインの働きについて自分の考えを持つ。デザインパテントコンテストに応募する。 授業の流れ 指導ユニット 主となる指導項目 発 問 活動内容 ガイダンス(何をどのように学ぶのか/評価の仕方) 生活を豊かにする商品デザインを日本の伝統文化の紙の扱いの工夫をヒントにして考え、コンクール出品を目指すことで特許も学ぶ。 鑑賞1 紙に関する伝統文化をいくつ書き出せますか(図式化し、その後情報収集の手がかりにする) ・【御幣、儀礼折り、紋切り型】の作り方をグループで時間内に読み解き工夫を知る。 ・【箱折り、ユニット折り、茶谷折り、三谷折り等の資料準備】から興味あるものを選択し、作り方を読み解き試す。 ① 知1 活動1 生活にありそうでない商品のアイデアを紙を用いた商品の工夫を糸口にいくつも思いつこう ・紙を使った商品例(パッケージ、おもちゃ、模型、ポップアップ絵本等準備)を見て、工夫を読み解く。 ・包む形・折る形・半透明(照明等)・強度(家具等)・空間(建築等)から情報収集する。 活動3 日本文化のよさを発信するため主題を絞り込もう ・商品構想を基に自分の表現意図に合う表現方法を工夫する。 ・制作計画をプリントに書き込み見通しを持つ。 ② 活動4 制作 途中でグループで途中プレゼンしてアイデアを高める。 ・構想を基に自分の表現意図に合う表現方法を工夫する。 ・試しの紙で試行錯誤しながら構想を練る。 本番の紙で仕上げる。応募準備(夏休み) 思4・5 鑑賞2 商品鑑賞/商品プレゼンテーション ・お互いに評価表に意見を書き、表を交換して自分の商品を省みる。 ③ 生徒のこれまでの学び ~小・中の内容の連続性~
3 アクティブ・ラーニング 1 2 指導ユニット 主体性を持たせる工夫 直接的な自分の体験・経験から価値をつくっていく 対話的な学びの場面 知識・技能を実感的に学ぶ授業の最小単位 作成日:H28.8.12 小学校 中学校 高校 形式 Ver.H28.8.12 指導ユニット 発想・構想 創造的技能 鑑賞 ① 紙から見る日本文化 福井県立高志高等学校 野村 由香里 題材名 紙を使った商品開発 導入/展開/まとめ (10)時間目 扱う材料 扱う方法 紙、商品開発、日本文化 道具boxなど資料 ある なし 1 2 指導項目(資質・能力) (追加・削除して使用) 1 2 3 4 5 6 知識・技能 素材、用具 美術史 形の造形要素 色の造形要素 思考力・判断力・表現力 五感を働かせた観察 自分・社会に主題を見つける 課題発見 論理的・批判的 情報収集 発想・構想 創造的技能、情報活用 試作、思索し目的に向かう探究心 課題解決 やりぬく 企画 学びに向かう力 自己調整 リーダー・フォロアー 他者とつくりあげる 他者に働きかける 共感 美の感性、 自分の価値 未来への責任社会参加 身体と意思の統合 自己・自国文化理解 他者・異文化理解 洞察 目的は?(資質・能力) 方法は?(何をどうする) ◆紙を糸口に日本文化に関心を持つ ◆情報収集して活用する ※評価規準 (参考例を見て再現しながら、技法や工夫を理解している。現在の生活にいかされている例を鑑賞しながら調べたい事柄をメモしている。) ・自分が持っている「紙」の知識を言葉で図に書き込む。 ・グループで御幣、儀礼折り、紋切型の参考例を見ながら再現する。 ・日本文化からヒントを得た折り方や商品を鑑賞する。 3 アクティブ・ラーニング 主体性を持たせる工夫 直接的な自分の体験・経験から価値をつくっていく 机上の御幣、儀礼折り、紋切り型をグループで20分以内に再現(全員ができることが条件) 対話的な学びの場面 生徒が意味づけたものを根拠となる知識につなげていく 情報を地図化する 生徒のこれまでの学び ~小・中の内容の連続性~ 深い学びを成立させる工夫 知識を生徒に下ろすのではなくいかに知識に到達させていくか(実感的な理解) 箱折り、茶谷折り、三谷折りなどの参考作品で興味を持ったものを選択して再現しながら工夫を知る。〔道具box〕
実践記録 ヘアピン入れを箱折りをアレンジして、一枚でつくれないかな? 実践日:平成26年12月 ミウラ折り、理科と数学でやった 鶴の折り方わからない 御幣って何?折り方見ても作り方わからないよ 屏風をアレンジしたら 災害時に使えるのではないかな? 平面からこれだけいろいろな立体をつくれるんだ クイリングという技法を調べたので試してみたい 評価と改善点 ・本校は、SSH、SGH指定校で、各教科が科学との関わりを授業に取り入れている。生徒は関心を持った分野に課題を探し、SF探求の時間に1年かけて調べ発表する。美術Ⅰは年間を通じて、情報活用能力と企画力を養う場を設定している。 ・「紙」を使った「商品開発」は、小中の「飛び出すカード」「パッケージデザイン」などの題材でも扱われているが、ここでは、「日本文化」に見る加工方法やデザイン、医療や宇宙、建築等に応用されている折り紙の奥深さを紹介しつつ、生徒が数学や理科で学んだことなども連携させながら、紙を用いた商品開発に取り組む流れにしている。 ・屏風→災害時のプライバシー保護、箱折り→ヘアピン入れ、紙+しくみ→おもちゃなど生徒が作り出さす商品の方向はさまざまであるが、日本文化をはじめとして調べた情報を自分の課題にどのように生かしたか、自分の紙に対する考えを入れた商品のプレゼンをすることで、評価する。
検索 ユニット項目表(検索イメージ図) 方法 (操作・行為・技法など) 成長段階 材料 ① 紙 ② 土 ③ 日本画 ・・・ ⑧ 版画 ①素材 材料 方法 (操作・行為・技法など) 成長段階 ① 紙 ② 土 ③ 日本画 ・・・ ⑧ 版画 ①素材 ★ ★★ ★★★ ★★★★ ★★★★★ ②技法 ③鑑賞 ユニット ユニット ユニット ユニット ユニット ユニット ユニット ユニット ユニット 検索 10
素材 墨を主に使った 造形遊び 技法 鑑賞 操作・行為・技法からのキーワード検索(日本画) 気づく 仲間 自我の意識化 自己の再構築 再構築からの自己 3歳~ 小学2年 集団生活適応自由な造形活動の喜びの 体感 小学3年~4年 知的好奇心の拡大 五感の発達 造形の無基礎的能力の意識、育成 小学5年~ 中学1年 構想力の発達 主題の意識化、 表現意図の構想観察して描く 中学2年~ 高校1年 論理的思考に基づく 知的表現力の発達 個性の意識と思考の明確化 自己・主体性 高校2年~3年 自己確認・生き方・意識の高まり 個性的表現の開花 社会生活や職業を意識 した造形活動 他者・環境・客観性 独創性 18年教育出口へ 素材 墨 膠 水干絵の具 胡粉 箔 岩絵の具 絹・板・キャンバス 和紙 墨を主に使った 造形遊び 墨の偶然のおもしろさ・見立て⑧ 技法 日本文化と自分の感性について考える 墨流し 墨の濃淡⑦⑨ 墨の滲みやかすれ⑦⑨ 岩絵の具で重色①②⑤ マチエールやたらしこみ④ 水干絵の具で混色重色⑤ 隈取り もみ紙①③ 切りがね、砂子 鑑賞 伝統的な文様を活用した表現⑤ 和菓子、箸づくりなど 屏風 折りや組といった紙を使った表現 指導ユニット 指導ユニット 下崎⑦ 山岸⑨ 指導ユニット 指導ユニット 指導ユニット 水谷内⑧ 桑原 松田 山本 松見 余座 伊藤① 吉川② 野村③ 後藤④ 一瀬 田辺 三好⑤ 南部⑥ 小形 武鎧 大倉 櫻町