第2課 黒体輻射とカラー 2.1. 黒体輻射の式 熱平衡にある振動数νの輻射を考える。 フォトンの個数は常に揺らいでいる

Slides:



Advertisements
Similar presentations
無機化学 I 後期 木曜日 2 限目 10 時半〜 12 時 化学専攻 固体物性化学分科 北川 宏 301 号室.
Advertisements

宇宙ジェット形成シミュレー ションの 可視化 宇宙物理学研究室 木村佳史 03S2015Z. 発表の流れ 1. 本研究の概要・目的・動機 2. モデルの仮定・設定と基礎方程式 3. シンクロトロン放射 1. 放射係数 2. 吸収係数 4. 輻射輸送方程式 5. 結果 6. まとめと今後の発展.
ブラックホール時空での摂動 冨松 彰 御岳セミナー 2011.9.1. 内容 1. Anti-de Sitter (AdS) BH と第1法則 2. BH− 円盤系における電磁波の伝播.
Probabilistic Method 7.7
電子物性第1 第4回 ーシュレーディンガーの波動方程式ー 電子物性第1スライド4-1 目次 2 はじめに 3 Ψがあると電子がある。
( ) ( ) 行 列 式 置 換 n文字の置換σ: n個の文字{1,2,・・・,n}から自分自身への1対1の写像 1 2 ・・・ n
det(tA)=Σ sgn(σ)aσ(1)1aσ(2)2・・・aσ(n)n
天体物理学 I : 授業の内容 天文学は天体からの光を研究する学問です。 そこでこの授業では、「光」をどう扱うかの基礎を学びます。
天体物理学 I : 授業の内容 天文学は天体からの光を研究する学問です。 そこでこの授業では、「光」をどう扱うかの基礎を学びます。
授業の内容 天文学は天体からの光を研究する学問です。 そこでこの授業では、「光」をどう扱うかの基礎を学びます。 授業計画は、
第5回 黒体放射とその応用 東京大学教養学部前期課程 2013年冬学期 宇宙科学II 松原英雄(JAXA宇宙研)
平成25年度 東京工業大学 大学院基礎物理学専攻
星の明るさと等級 PAOFITS WG 開発教材 <解説教材> 製作: PaofitsWG <使い方> ①「実習の方法」についての説明に使う
第9回 星間物質その2(星間塵) 東京大学教養学部前期課程 2012年冬学期 宇宙科学II 松原英雄(JAXA宇宙研)
第5回 黒体放射とその応用 東京大学教養学部前期課程 2012年冬学期 宇宙科学II 松原英雄(JAXA宇宙研)
学年 名列 名前 福井工業大学 工学部 環境生命化学科 原 道寛 名列____ 氏名________
D: 色等級図 2006年10月30日 単位名 学部 :天体輻射論I 大学院:恒星物理学特論IV 教官名 中田 好一
天体物理学 I : 授業の内容 天文学は天体からの光を研究する学問です。 そこでこの授業では、「光」をどう扱うかの基礎を学びます。
学部:天体輻射論I 大学院:恒星物理学特論IV 講義の狙い=天体輻射の基礎的な知識を、 (1) 天文学の学習を始めた学部3年生 と、
平成25年度 東京工業大学 大学院基礎物理学専攻
天体物理学 I : 授業の内容 天文学は天体からの光を研究する学問です。 そこでこの授業では、「光」をどう扱うかの基礎を学びます。
B型星のバルマー吸収線等価幅及び逓減率変換係数算出の試み
第4回 放射輸送の基礎 東京大学教養学部前期課程 2015年冬学期 宇宙科学II 松原英雄(JAXA宇宙研)
      線形写像  線形写像 U,V:R上のベクトル空間 T:UからVへの写像 (1)T(u+v)=T(u)+T(v)  (u,v∈U),
第4回 放射輸送の基礎 東京大学教養学部前期課程 2014年冬学期 宇宙科学II 松原英雄(JAXA宇宙研)
H: 化学平衡 2006年11月27日 単位名 学部 :天体輻射論I 大学院:恒星物理学特論IV 教官名 中田 好一
第3課:等級 平成16年10月25日 星の光をどう表現するか?
中心力の仮想世界 逆二乗+逆三乗 ベルトランの定理を問う
C: 等級 2006年10月23日 単位名 学部 :天体輻射論I 大学院:恒星物理学特論IV 教官名 中田 好一
授業の内容 天文学は天体からの光を研究する学問です。 そこでこの授業では、「光」をどう扱うかの基礎を学びます。 授業計画は、
天体物理学 I : 授業の内容 天文学は天体からの光を研究する学問です。 そこでこの授業では、「光」をどう扱うかの基礎を学びます。
天体物理学 I : 授業の内容 天文学は天体からの光を研究する学問です。 そこでこの授業では、「光」をどう扱うかの基礎を学びます。
授業の内容 天文学は天体からの光を研究する学問です。 そこでこの授業では、「光」をどう扱うかの基礎を学びます。 授業計画は、
実習 「太陽の光球面のようすを調べよう」 「太陽の黒点の温度を求めよう 」
プランク輻射と電子の正規分布を結ぶ式 hν=mc^2(γー1)
授業の内容 天文学は天体からの光を研究する学問です。 そこでこの授業では、「光」をどう扱うかの基礎を学びます。 授業計画は、
第3課 カラー 2005年11月7日 授業の内容は下のHPに掲載されます。
A: 輻射強度 I とフラックス F 2006年10月2日 単位名 学部 :天体輻射論I 大学院:恒星物理学特論IV 教官名 中田 好一
I:銀河系 I: 銀河系.
黒体輻射とプランクの輻射式 1. プランクの輻射式  2. エネルギー量子 プランクの定数(作用量子)h 3. 光量子 4. 固体の比熱.
マイケルソン・モーレーの実験の検証 マイケルソン・モーレーの実験ではもう一つの往復光を垂直方向に分けて行った。
正規分布確率密度関数.
「三角形の面積の変化の様子を一次関数としてとらえることができる。」
第8課 エディントン近似 平成17年12月12日 エディントン近似 Eddington Approximation
太陽放射と地球放射の エネルギー収支 温室効果.
H:等級とカラー 単位名 大学院:恒星物理学特論IV 教官名 中田 好一 授業の内容は下のHPに掲載される。
黒体輻射 1. 黒体輻射 2. StefanのT4法則、 Wienの変位測 3. Rayleigh-Jeansの式
第9課: 恒星のスペクトル 2005年12月19日 授業の内容は下のHPに掲載されます。
メンバー 梶川知宏 加藤直人 ロッケンバッハ怜 指導教員 藤田俊明
J: 連続吸収 2006年12月18日 単位名 学部 :天体輻射論I 大学院:恒星物理学特論IV 教官名 中田 好一
第12課 星間ダスト 平成17年 1月 24日 講義のファイルは
星形成時間の観測的測定 東大天文センター M2 江草芙実 第4回 銀河shop 2004/10/19.
B: 黒体輻射 2006年10月16日 単位名 学部 :天体輻射論I 大学院:恒星物理学特論IV 教官名 中田 好一
高速分光システム 透過率および限界等級について
I:線吸収 2006年12月11日 単位名 学部 :天体輻射論I 大学院:恒星物理学特論IV 教官名 中田 好一
サンクションの進化モデル 大浦宏邦 (帝京大学).
パイプ風鈴の振動理論 どの様な振動をしているか。周波数は何で決まるか。 (結論) ・振動数は棒の長さLの二乗に反比例する。
中点連結定理 本時の目標 「中点連結定理を理解する。」
第9課:吸収係数 平成16年1月19日 講義のファイルは
第4課 輻射の方程式 I 平成16年11月1日 講義のファイルは、
I:銀河系 単位名 大学院:恒星物理学特論IV 教官名 中田 好一 授業の内容は下のHPに掲載される。
これらの原稿は、原子物理学の講義を受講している
K: 恒星スペクトル 2007年1月22日 単位名 学部 :天体輻射論I 大学院:恒星物理学特論IV 教官名 中田 好一
第5課 輻射の方程式 II 平成16年11月8日 講義のファイルは
F: エディントン近似 2006年11月13日 単位名 学部 :天体輻射論I 大学院:恒星物理学特論IV 教官名 中田 好一
2・1・2水素のスペクトル線 ボーアの振動数条件の導入 ライマン系列、バルマー系列、パッシェン系列.
ここでは、歪エネルギーを考察することにより、エネルギー原理を理解する。
CHANDRA衛星の観測結果による、 球状星団M4(NGC6121)のスペクトル解析
管の長さを変えると・・・ ・l. 管の長さを変えると・・・ ・l このようになった時、最後の形がそろい強い音がする! 要するに ・l 波長整数個 このようになった時、最後の形がそろい強い音がする!
科学概論 2005年1月27日
Presentation transcript:

第2課 黒体輻射とカラー 2.1. 黒体輻射の式 熱平衡にある振動数νの輻射を考える。 フォトンの個数は常に揺らいでいる                第2課  黒体輻射とカラー 2.1. 黒体輻射の式 熱平衡にある振動数νの輻射を考える。 フォトンの個数は常に揺らいでいる フォトン1個のエネルギー= hν 1個状態の確率 ∝ P1=exp (ー hν/kT)      2個のエネルギー=2hν 2個状態の確率 ∝ P2=exp (ー2hν/kT)      n個のエネルギー=nhν n個状態の確率 ∝ Pn=exp (ーnhν/kT)

振動数=νの時 (2) (周波数をνに限った時の、) フォトンn個の状態の確率Pn は、 分配関数

振動数=νの時  (3) 振動数νのフォトンの平均個数

大きな箱 (1) ΔP ΔX P X 熱平衡にある大きな箱。その一部をΔX・ΔPとする。 その中の光子数の平均値を計算しよう。 大きな箱  (1) 熱平衡にある大きな箱。その一部をΔX・ΔPとする。 その中の光子数の平均値を計算しよう。 ΔP フォトンの量子状態は Δp3Δx 3= h3毎に2(偏光) である。 ΔX P X

大きな箱 (2) Δx 3=ΔV,Δp3= dΩp2dp なので、 量子状態の数は 2Δx 3Δp3 /h3 = 2ΔVdΩp2dp/h3 大きな箱  (2) Δx 3=ΔV,Δp3= dΩp2dp なので、 量子状態の数は 2Δx 3Δp3 /h3 = 2ΔVdΩp2dp/h3 状態1つにつき、平均フォトン数 = 1/ [ exp (hν/kT)-1] だったから、 ΔN=(ΔV・ΔP/h3)<n>

B(T,ν)の表現 1.1.の最後で、輻射強度Iと光子数密度nの関係I(k,ν)=cεn(k、ν)を求めた。ε=hν、n=dN/dVとおくと、 黒体輻射の輻射強度B(T、ν)は、 すなわち

2.2.黒体輻射の数値表現      h=6.626×10-34 Js, k=1.381×10-23 J/K, c=2.998×10^8 m/s なので、 x= hν/kT=hc/kλT =1.4388/λ(μm)T4(K)とおくと、(T4=T/104) B(ν)=(2h/c2)ν3/[exp(hν/kT)-1] =1.3338×10 -19 T(K) 3 x 3 /(exp x - 1) W/m2/Hz 注意: 計算しやすさのため、式をλで表現している。

νB(T,ν) = (2k4/h3c2) T4x4/[exp(x)-1] B(λ)= B(ν)(c/λ2)     = (2hc2/λ5) / [exp(ch/λkT)-1] B(T,ν)ν= B(T,λ)λ もよく使われる。 νB(T,ν) = (2k4/h3c2) T4x4/[exp(x)-1] =(σT4)(15/π5)x4/[exp(x)-1]

I(ν) I(λ) Io ν λ λI(λ) νI(ν) logλ logν I(ν)ν= I(λ)λ 表示の利点 = νとλが対称に扱える。  (BlackbodyB(ν,T)に限らず Intensity 一般に通用するのでIで話す) 例: I(ν)=Io=一定                   I(λ)=(c/λ2)Io I(ν) I(λ) Io ν λ I(ν)ν= I(λ)λ 表示では λI(λ) νI(ν) logλ logν

νIν λIλ logν logλ I(ν)ν= I(λ)λ 表示の利点 (2) 総輻射強度(total intensity)の計算 I(ν)ν= I(λ)λ 表示の利点 (2)    総輻射強度(total intensity)の計算 dI= Iνdν= Iνν(dν/ν)=2.30 [Iνν] dlogν = 2.30 [Iλλ] dlogλ νIν λIλ logν logλ 総輻射強度(total intensity)を概算する際には、 νIν =λIλ のピーク値にピーク幅を掛ければよい、 Δlogλ[λIλ]max 、 ので便利。

B(T)=∫B(T,ν)dν= ∫B(T,λ)dλ B(T,ν)= (2hν3/c2)/[exp(hν/kT)-1] を全波長域で積分すると、全輻射強度B(T)が出る。 B(T)=∫B(T,ν)dν =∫(2hν3/c2)/[exp(hν/kT)-1] dν =(2k4/h3c2) T4∫x3dx/[exp(x)-1] =(2k4/h3c2) (π4/15)T4 ∫x3dx/[exp(x)-1]= (π4/15) =(σ/π)T4 σ = 2π5k4/15h3c2 =5.6696 10 ー8 W/m2/K4 = ステファンボルツマン係数 注意: 温度Tの黒体表面から放射される輻射率はπB(T)=σT4 Intensity = (σ/π)T4 Flux = σT4

黒体輻射のピーク(1) 黒体輻射のピーク位置は、表現法で変わる。 dE=B(λ)dλ= B(ν)dν=[B(ν)ν]dlnν B(ν)= [B(λ)λ/ν]= [B(λ)λ2/c]なので、 B(λ)   B(λ)λ =[B(ν)ν] B(ν) logλ 図に見えるように、ピーク位置波長はB(ν)が一番長い。 B(λ)が短く、B(λ)λが中間。

黒体輻射のピーク(2) Wien Law ピーク位置は、 B( T, λ)= (2k5T5/c3h4) x5/[exp(x)-1] 黒体輻射のピーク(2)     Wien Law ピーク位置は、 B( T, λ)= (2k5T5/c3h4) x5/[exp(x)-1] νB(T,ν) = (2k4/h3c2) T4x4/[exp(x)-1]=(σT4)(15/π5)x4/[exp(x)-1] B( T, ν)= (2k3T3/c2h2) x3/[exp(x)-1] から、  (x= hν/kT=hc/kλT =1.4388/λ(μm)T4(K) ) Fn(x)=xn/[exp(x)-1] を微分して、dFn(x)/dx=0から、               B(T,λ)      νB(T,ν) = B(λ)λ       B(T,ν)    Fn(x)   x5/[exp(x)-1]   x4/[exp(x)-1]    x3/[exp(x)-1]   x       4.965       3.92               2.82 T4λμ     0.290      0.367              0.510  

レーリー・ジーンズ近似         と ウイーン近似 レーリー・ジーンズ近似 (hν/kT<<1) ウイーン近似  (hν/kT>>1)

黒体輻射強度のグラフ表示 黒体輻射は同じ形 したがって、あるTでB(ν、T)で下図 logT+Δ logTの時は log Bν log Bν

黒体輻射のエネルギー密度 = ( 4 σ /c)T4 =a T4 エネルギー密度Uは、U=∬ε(ν)n(Ω、ν)dνdΩから、 U=4πB/c   = ( 4π/c)(σ/π)T4  = ( 4 σ /c)T4  =a T4 a=8π5k4/15c3h3=radiation density constant =7.5659 10-16 J/m3/K4

2.3.等級とカラー 等級=フラックスの対数表示 m(λ)=-2.5 log[F(λ)]+定数 天文等級の定義 Fo(λ):規準フラックス 明るくなると、天文等級は下がる。      1等の差=log Fで0.4の差、Fで100.4=2.5倍の違い 定数を決めるためには、ゼロ等級に対応する規準フラックスFo(λ)を決める 必要がある。 ベガのフラックスを規準とし、幾つかの補正を加えたシステムが用いられる。 詳しい説明は次回に。

カラー フラックスの勾配⇒カラー フラックス⇒等級 勾配を指定する方法は幾つも考えられる: F  フラックス⇒等級 勾配を指定する方法は幾つも考えられる: 単純にはdF( λ )/dλ、dF( ν )/dν 近接した2波長λ1 、λ2でのフラックスの比、 F( λ1 )/ F( λ2 )を用いてもよい。 F λ1 λ2 天文ではフラックス比の対数表示、カラー、を採用している。 カラー( λ1 、λ2 )=-2.5 log[F( λ1 )/ F( λ2 )]+定数

2.3. 黒体輻射のカラー 波長λ1、 λ2での等級がm(λ1)、m(λ2)の天体のカラー = m(λ1)-m(λ2) 2.3. 黒体輻射のカラー 波長λ1、 λ2での等級がm(λ1)、m(λ2)の天体のカラー = m(λ1)-m(λ2) 注意 : λ1<λ2 が天文の習慣である。 -1 m(λ1)-m(λ2)=0.6 m m(λ1)-m(λ2)=0 1 λ1 λ2

距離とカラー よって L(λ)の放射スペクトルを持つ星を距離Dから観測する。 星のカラー m(λ1)-m(λ2) はDにより変化するだろうか? よって 天体スペクトル 10 m(λ) 距離が2倍の 天体スペクトル 12 カラー m(λ1)-m(λ2) は距離により変化しない。 14 λ

カラーの表現 (1) 天文でよく使われる波長: B=m(0.44μm) V=m(0.55μm) 天文でよく使われる波長:  B=m(0.44μm)    V=m(0.55μm)                     Fo(B)=4000Jy   Fo(V)=3600Jy                    1Jy=10-26W/m2/Hz  天体        F(B  )    F(V)              (Jy)     (Jy)  シリウス 1.493 ×104  1.356 ×104  太陽    1.102×1014 1.804×1014 ベテルギウス   663     2380 B    V  B-V  温度   色 -1.43  -1.44 0.01 9400 白 -26.10 -26.75 0.65 5780 黄 1.95   0.45 1.50  3370 赤      

カラーの表現 (2) 0.6 -0.2 -0.5 0 log λ(μ) Log F(ν) 0.4 0.2 B V 天文表現 カラー 大 赤い -0.5 0 log λ(μ) Log F(ν) 0.4 0.2 B V 天文表現 カラー 大    赤い      小    青い B-V=1 (4,500K) 0.5 (6,000K) 0 (10,000K)

有効温度 I=B(T) θ L=∫σT4dS 黒体の壁からのフラックス = ∫B(T)cosθdΩ = πB(T) = σT4

例1:太陽の有効温度 太陽常数(solar constant)Sは地球軌道での太陽フラックスで、 S=1.37 kW/m2 である。 S=1.37 kW/m2 である。 太陽有効温度=T  表面でのフラックス F=σT4.      太陽半径=R、太陽地球距離=D とすると      4R2F=4πD2S σT4=(D/R)2S      D/R=215    σ = 5.6696 10 -8 W/m2/K4     T4=2152(1370/5.670 10-8) T=5780K

例2: Vegaの視半径 Vega A0V V=0.02 Teff=9600K Fν(V=0)=3600Jy 例2: Vegaの視半径 Vega  A0V        V=0.02  Teff=9600K  Fν(V=0)=3600Jy Fvega=πB(T,ν=V)(R/D)2 B(T,ν=V)= 1.3338 10 7 T(K) 3 [ x 3 / (exp x - 1) ] Jy x= 1.4388/λ(μm)T4(K)   =1.4388/0.55/0/96=2.725 [ x 3 /(exp x - 1) ] =1.419 πB(T,ν=V)=π1.3338 10 7 9600 3 1.419=5.261 10 19 Jy 3600 10-0.4x0.02 =5.261 1019 (R/D)2 R/D=(3600 10-0.4x0.02 10 –19/ 5.261)1/2=8.196 10-10

問題2: 出題10月18日 提出10月25日 A,B のどちらかに解答せよ。 天文学科の学生はなるべくB。 問題2: 出題10月18日 提出10月25日       A,B のどちらかに解答せよ。       天文学科の学生はなるべくB。 A. 黒体の      輻射強度は                光子密度は、 1辺がLの立方体の中に温度Tの黒体輻射が満ちている。LをゆっくりとaLまで引き伸ばす。 λ aλ L aL

この過程で中の光子一つ一つの波長λはaλとなり、光子数に増減はないと考える。 (1)その時、輻射強度と光子密度は下のようになる。ただし、T´ = T/a  (2) 輻射エネルギー密度はどう変化するか?

 B. B型とM型の星からなる連星を考える。それぞれの星の温度と光度は、 T(K) L(Lo)     B型星 30,000 50,000 M型星    3,000 10,000 である。     (1) 2つの星のそれぞれのカラー(B-V)を求めよ。     (2) 2星の間隔が望遠鏡の分解能以下のため、この連星は一つの         星(光度60,000Lo)として観測された。この時のカラー(B-V)         はいくつか?