データ活用に関する ワークショップ (後援:厚生労働省) 2016年度 DiNQL事業 データ活用に関する ワークショップ (後援:厚生労働省) 公益社団法人日本看護協会
本日のプログラム 11:00 開会挨拶・趣旨説明 11:10 ベンチマーク結果の活用について 12:00 (昼休憩) 13:10 ベンチマーク評価の活用事例 14:00 グループディスカッション 15:00 各グループの発表・意見交換 16:00 閉会
ご質問について ご質問がございましたら、 「ご質問シート」にご記入のうえ、 グループディスカッションの前までに 受付へご提出ください。 質疑応答では、時間の許す限り 皆様から多く寄せられたご質問に お答えいたします。 *ご質問が無い場合には、ご記入は不要です。 *病院名やお名前の記載は不要です。 *時間内に回答できなかった内容は、後日 システムの「お知らせ欄」に掲載します。
大規模な看護のデータベース構築を目指して 参加病院数がさらに増えれば、日本の病院看護の実態を表すデータとして、 各病院のベンチマーク評価でさらなる有効活用ができます。 政策提言にDiNQLデータを活用することで説得力が増し、 看護政策の実現につながります。 厚生労働省「保健医療2035提言書」、 内閣府「経済・財政再生計画改革工程表」に、看護の質データベースの構築、質向上のための 取り組みを支援していくことが示されています。 ※本ワークショップは厚生労働省の後援です。
労働と看護の質向上にむけた 客観的なデータ(事実)に基づく マネジメント・ツールです! 労働と看護の質を評価し、 強みと弱みを「見える化」 することで組織を動かそう!
労働と看護の質を評価するための”ものさし” DiNQLでは、労働と看護の質を評価する際の ”ものさし”となる、評価指標が146項目あります。 評価指標は、医療の質評価の枠組みである、 「構造」 「過程」 「結果」 の側面から整理されています。 病院・病棟情報 39項目 労働状況 35項目 看護職情報 21項目 患者情報 10項目 褥瘡 13項目 感染 11項目 転倒・転落 8項目 医療安全 9項目 構造 看護組織の情報・患者の情報 人員配置や労働時間等の状況、 看護職の背景や、患者の重症度など。 過程 看護実践の内容 アセスメント実施率など、 どのような看護を提供したか。 結果 看護実践の結果 「褥瘡」「感染」「転倒・転落」「誤薬」の発生率。
構造 過程 結果 (例)褥瘡に関して、構造・過程・結果の枠組みでみると・・・ 「看護組織の状況」 「患者」の状況 「看護実践」の質 ●100床あたりの常勤換算看護職員数 ●皮膚・排泄ケア認定看護師割合 ●臨床経験年数 ●褥瘡ケアに関する総研修時間 ●体圧分散用具の使用基準の有無 など 「患者」の状況 ●褥瘡の危険因子を有する患者割合 ●既に褥瘡を有していた患者割合 ●褥瘡ハイリスク患者の割合 ●75歳以上の患者割合 ●重症度、医療・看護必要度 ●手術件数割合 ●緊急入院件数割合 ●身体抑制率 ●平均在院日数 など 「看護実践」の質 ●褥瘡ケアに関する研修への参加者割合 ●褥瘡予防ケアの実施内容 ●褥瘡リスクアセスメント ●褥瘡に関する危険因子の評価の実施割合 ●褥瘡リスクがある患者の体圧分散用具の 使用割合 ●骨突出部の体圧測定を実施した割合 結果 「看護実践の結果」の質 ●褥瘡推定発生率 ●新規発生した褥瘡の改善率 ●入院時に既に有していた褥瘡の改善率
データ活用・データによる質向上活動(PDCAサイクル) 看護の質向上にむけた7つのステップ 労働と看護の質向上のための取り組みとして、7つのステップを提案。 ステップに沿って”PDCAサイクル”をまわすことで、継続的な質改善活動へ! 評価指標データの収集・入力 データ活用・データによる質向上活動(PDCAサイクル)
せっかく入力したデータ、どうやって病棟改善に使おう かしら。。。 いろんなツールは、どの場面で使えばいいの? DiNQLに取り組んでみて・・ せっかく入力したデータ、どうやって病棟改善に使おう かしら。。。 看護部としてももっとフル活用 したいわ いろんなツールは、どの場面で使えばいいの? DiNQLに取り組んでみてるけど、いざベンチマーク結果を活かそうとすると、なかなか進まないのよねぇ。 課題はなんとなく分かったけど、、、 うーん、師長たち、苦労してるわね。何とか活用してもらいたいんだけど、、、、
それぞれの職位で活用する方法は違います 政策 理念・ ビジョン 戦略 マネジメント (管理) 業務 理念・ ビジョン 戦略 マネジメント (管理) 業務 将来のための今を考える。そのためにDiNQLを使う。 看護部長 現場の今を考える。 そのためにDiNQLを使う。 病棟師長 引用:井上貴裕 他:戦略的病院経営マネジメント~医療の質と経済性の両立を目指す~,清文社,2014 を基に作成
看護師長が病棟マネジメントにDiNQLを活用 病棟における 質の向上 有害事象の 防止 労働環境の 整備 スタッフの モチベーション 向上 BSCや 目標管理
こんにちは、ディンクル病院で 病棟師長2年目の田中です 昨年もお会いしましたね 今年はベンチマーク結果を 病棟の質改善に活かします でも、どうすればいいのやら ちょっとディンキーちゃんに 聞いてみます 2015年度ワークショップで初登場。 ヘルプページに昨年度のワークショップ 資料を掲載していますので 是非ご覧ください。 ディンクル病院 看護師長 田中久美子
Good! ちょっと教えて 質改善にベンチマーク結果を活かしたいと思ってるの。 具体的に何をしたらいいのかな いい質問ですね 教えてディンキーちゃん ちょっと教えて 質改善にベンチマーク結果を活かしたいと思ってるの。 田中久美子 具体的に何をしたらいいのかな いい質問ですね ディンキーちゃん Good!
レーダーチャートで内側に凹んでいる項目を見つければ良いわね 教えてディンキーちゃん 質改善に活かすためには、 まずは病棟の課題を明確にしないとね レーダーチャートで内側に凹んでいる項目を見つければ良いわね 他にも、時系列データや散布図を見ることも必要だね 今から質改善に向けた手順を紹介するね
課題の特定 → 仮説の立案 → 対応策の検討 課題の特定 仮説の立案 対応策の検討 院内比較 (各種グラフ、数値) ↓ 他病院との比較 看護実践 (変革) 院内比較 (各種グラフ、数値) ↓ 他病院との比較 DiNQLデータと院内の各種データを組み合わせて見てみましょう。 構造・過程・結果の枠組みで考えてみましょう。 各種ツールも使ってみましょう。 データから見えてきたことをまとめて、仮説と対策内容を決めましょう。 目標や対応策を数値化し、目標管理に活かしましょう。
A病棟の事例:DiNQLで現状分析(院内比較) -病棟1(A病棟)-病棟2ー病棟3-病棟4ー病棟5 「他病棟と何が違うのでしょうか? → 危険因子の評価や褥瘡のケアが不十分? スタッフ数が少ない?」 A病棟の課題 *レーダーチャートは外側に 広がるほど良いという意味。 A病棟の課題 -病棟1(A病棟)-病棟2ー病棟3-病棟4ー病棟5
褥瘡リスクの患者における体圧分散用具の使用割合 院内での病棟間比較を、まずは見てみましょう 「褥瘡に関するレーダーチャート(院内比較)」で詳細をみると、 A病棟は院内の他病棟と比較して、研修参加率や危険因子評価の実施患者 割合は良い。 しかし、褥瘡発生率や褥瘡改善率、体圧分散用具使用割合が低いことがわかります。 *赤枠で囲んでいる項目が、 他病棟よりも課題の項目 褥瘡推定発生率 レーダーチャートで概要を 把握したら、実際の値でどの 程度違うかを確認しましょう。 A病棟の課題 骨突出部の体圧測定の 実施割合 新規発生した褥瘡の改善率 A病棟の実際の数値 既に有していた褥瘡の改善率 褥瘡リスクの患者における体圧分散用具の使用割合 項目 病棟1 病棟2 病棟3 病棟4 病棟5 褥瘡推定発生率 3.8% 1.3% 0.5% 1.5% 2.2% 新規発生した褥瘡の改善率 37.5% 100% 75% 41.7% 既に有していた褥瘡の改善率 50% 0% 褥瘡ケアに関する研修への年間延べ参加者割合 95% 74% 褥瘡に関する危険因子の評価の実施割合 81.3% 86% 82.9% 61% 63.9% 褥瘡リスクの患者における 体圧分散用具の使用割合 42% 57% 96% 63% 骨突出部の体圧測定の実施割合 43.2% 5.4% 41.3% 褥瘡に関する危険因子の 評価の実施割合 褥瘡ケアに関する研修への 年間延べ参加者割合 -病棟1(A病棟)-病棟2ー病棟3-病棟4ー病棟5 *レーダーチャートは外側に広がるほど良いという意味。
院内での病棟間比較を、まずは見てみましょう 100床あたり常勤換算看護職員数で比較すると、 A病棟は院内でもっとも充実した人員配置であることがわかります。 しかし、A病棟は最も褥瘡発生率が高く、A病棟よりも職員配置の少ない 病棟の方が、低い褥瘡発生率であることがわかります。 A病棟 褥瘡発生率には人員配置以外に多くの要因が影響しています。 「病床稼働率」「患者の年齢層」 「手術件数」「身体抑制率」「重症度、医療・看護必要度」なども影響して いるかもしれません。 それらの項目に関する数字も、DiNQLで確認しましょう。
実は、自分たちの病院が全国トップレベルかも !? 院内比較の次に、他病院とも比較してみましょう。 褥瘡に関連しそうな項目を見てみましょう A病棟の「75歳以上の年齢階層別患者の割合」をみると、他病棟の値と比べて決して高くはありません。年齢層はA病棟の褥瘡発生率の高さと、関係がなさそうですね。 「入院患者の重症度、医療・看護必要度平均値」をみても、A病棟は他病棟と比べて、重症度の高い患者が多いわけでもありません。患者の重症度もあまり関係がなさそうです。 他の項目は、どうでしょうか? 他項目も確認してみましょう。 実は、自分たちの病院が全国トップレベルかも !? 院内比較の次に、他病院とも比較してみましょう。 【高齢患者】 A病棟 【患者の重症度】 A病棟
他病院と比較した現状分析をしましょう 類似した他病院の病棟と比較しても、褥瘡発生率が中央値よりも高い。感染や転倒・転落、誤薬は中央値程度である。 褥瘡に関する研修参加率や危険因子評価の実施割合は高いが、褥瘡発生率・褥瘡改善率・体圧分散用具の使用割合が低い。 「他病院との比較でも、A病棟はきちんと危険因子評価を行い、研修にも 参加しているのに・・なぜ、褥瘡発生率が高いのでしょう?」 A病棟の課題 A病棟の課題 *レーダーチャートは外側に 広がるほど良いという意味。 *レーダーチャートは外側に 広がるほど良いという意味。
他病院と比較した現状分析をしましょう 100床あたりの常勤看護職員数で他病院と比較しても、 特に人員配置が乏しいわけではない。同じ人員配置の他病棟 よりも褥瘡発生率が高いことがわかる。 時系列データをみても、A病棟は毎月、褥瘡発生率が中央値 よりも高く推移している。 「他病院との比較でも、A病棟の人員配置が少ないわけではなさそう・・」 発生率が高い A病棟 類似した人員配置の 集団の中でも A病棟は高い発生率 中央値 発生率が低い
褥瘡の「構造」「過程」「結果」で考えられる要因 「なぜ、A病棟の褥瘡発生率が高くなるのでしょう?」 DiNQLデータ以外の、他の要因(データ)も含めて考えてみましょう。 【患者像】 ・平均年齢 ・栄養状態(Alb,BMI) ・重症度、医療・ 看護必要度 ・褥瘡の危険因子を 有する患者割合 ・緊急入院割合 ・手術件数 ・診療科 ・平均在院日数 【看護職】 ・看護師数 ・臨床経験年数 ・超過勤務時間 【看護実践】 ・研修参加割合 ・危険因子の評価 実施割合 ・体圧分散用具の 使用割合 ・褥瘡予防ケアの 実施内容 ・皮膚・排泄ケア認 定看護師や褥瘡 チームとの連携 状況 構造 過程 医療の質評価の枠組み 結果 【患者アウトカム】 ・褥瘡推定発生率 ・新規褥瘡の改善率 ・入院・入棟時に既に有していた 褥瘡の改善率 *赤字はDiNQLにはない データですが、褥瘡に関連 しそうな項目です。 病棟の状況をデータで確認 してみるのもオススメです。
DiNQLの評価指標以外のデータも書きこめるから、改善に向けて考えやすい 「ベンチマーク評価活用シート」 「かんたんダッシュボード」 褥瘡、感染、転倒・転落、医療安全について、病棟のデータを構造・過程・結果に整理して確認できます。ベンチマーク結果画面からCSVファイルをダウンロードし、エクセルシートに取り込みます。 構造 過程 *「褥瘡」に関連するDiNQLを整理したシートです。 「かんたんダッシュボード」にベンチマーク結果のCSVファイルを取り込むと、瞬時に数値が 一覧表示されます。 (印刷も可) 構造・過程・結果の枠組みで把握できる。 DiNQLの評価指標以外のデータも書きこめるから、改善に向けて考えやすい 結果
データ分析結果から、わかってきたこと 危険因子評価の実施率、研修参加率は高い →強み 「構造」「過程」「結果」の3つの視点から、様々なデータをみたところ・・・ A病棟は、院内比較においても、他病院との比較においても、褥瘡発生率が高く、毎月、高い値を推移している。→課題 褥瘡の改善率も低く、体圧分散用具の使用率も低い。 A病棟は、院内比較でALB低値・痩せ型の患者がもっとも多く、他病院との比較においてもハイリスク患者の割合が高い。 A病棟は、患者年齢、重症度、医療・看護必要度、身体抑制率が必ずしも高いわけではない。平均在院日数や病床稼働率、緊急入院割合、手術件数も、特に多いわけではない。 A病棟は、院内比較においても、他病院との比較においても、人員配置が乏しいわけでもなく、臨床経験年数も他病棟と同様である。 危険因子評価の実施率、研修参加率は高い →強み
必要な患者に、必要な体圧分散用具を使用できていない? 職員によって、ケアの実施にバラつきがある? 仮説 危険因子の評価をして、リスクを把握できていても、どのタイミングで、どの体圧分散用具を、どの患者さんに使うのか。ケアの実施は職員によって差が ある様子・・ うちの病棟だけ、備品が不足しているわけではないので、 ケアの標準化ができていないということかしら? 危険因子評価の実施率、 研修参加率は高いが・・・ 体圧分散用具の使用割合は低い 必要な患者に、必要な体圧分散用具を使用できていない? 職員によって、ケアの実施にバラつきがある? 標準化されていないのでは? 褥瘡発生率が高く、改善率が低い
必要な患者に、適切な体圧分散用具を使用する 目標値と対応策(「過程」) 必要な患者に、適切な体圧分散用具を使用する 目標値 体圧分散用具使用割合を現状の42%から、DiNQL 中央値の90%へと増加させる。 最終的に、褥瘡推定発生率を現状の3.7%からDiNQL 中央値の0.7%へと減少させる。 ・病棟看護師長、主任、皮膚排泄ケア認定看護師、褥瘡リンクナース で、A病棟の体圧分散用具の使用状況を確認。職員にもヒアリングを実施。 ・体圧分散用具の使用基準(フロー図)を整理し、病棟職員全員で共有。 ・病棟内で、体圧分散用具の使用について標準化を図る。 ・DiNQLデータや分析結果は病棟職員にフィードバックし、褥瘡ハイリスク 患者が多い病棟として、目標達成にむけた共通認識を持つ。 ・院内の褥瘡ケアチームやNSTチームと、病棟職員が協働できる内容を見直す。
A病棟の取り組み評価 質改善活動を開始後、A病棟の褥瘡発生率が低下。 3.7%から4ヶ月後には1.3%まで低下。目標値0.7%まで、 着実に近づいていることで、病棟職員の自信となり、モチベー ションが向上。 評価・ 振り返り A病棟の 質改善活動開始
Thank you データ活用の道筋は、分かったわ! いつもスタッフから「看護師を増やして!忙しい!」と言われるの 教えてディンキーちゃん データ活用の道筋は、分かったわ! Thank you いつもスタッフから「看護師を増やして!忙しい!」と言われるの 本当にうちの病棟は少ないのかしら? じゃあ、一緒にベンチマーク結果で 確認してみよう!
ベンチマークの比較対象は条件は自由に組み合わせ可能!! もちろん、自施設内の病棟間比較も可能です。 ベンチマーク結果の絞り込み ベンチマークの比較対象は条件は自由に組み合わせ可能!! もちろん、自施設内の病棟間比較も可能です。 病院に関する 絞り込み条件 病棟に関する ●設置主体 ●病院機能 ●稼働病床数 ●都市区分 ×同じ県内の病院比較は不可 ●病床機能 ●病床区分 ●入院基本料 ●病棟の診療科 ●平均在院日数 ●特定入院料 ●100床あたりの常勤看護職員数
絞り込みに挑戦 その1 絞りこみ 私の病棟は一般病床の7対1病棟。 絞り込み条件も、「7対1病棟」だけは 譲れない! 比較対象数が最も多くなる ように絞り込んでみよう! 病院 全て 病棟 病床区分 一般病床 急性期 高度急性期・急性期機能 入院基本料の区分 7対1 診療科 全て 平均在院日数 全て 100床あたり常勤換算看護職員数 全て 特定入院料 算定していない
ベンチマーク結果 その1 絞りこみ 私のD病棟、100床あたりの 常勤換算看護職員数も、 看護補助者数も、中央値より 少ないのね 看護必要度は中央値よりも 高いから、忙しさの割に職員が少ないと言えるわね でも、看護部長 が 「DiNQLは大学病院や、うちよりも大きな病院が多いのでしょう?」って言う姿が目に浮かぶし。たしかにそうかもしれない。。
絞り込みに挑戦 その2 絞りこみ そうだ さっきの条件から、さらに 病院の条件を絞り込んでみよう! 都市区分 地方都市型 病院機能 一般病院 DPC Ⅲ群 これだけ絞り込めば、同じような 特徴の病院と比べていることに なると思うの。 この条件で比較対象が 208病棟もあるわ! これでよし!
ベンチマーク結果 その2 さらに絞り込んだことで 100床あたりの看護職員数の中央値は59.6人から58.4人に 減っているわ。それでも 絞りこみ さらに絞り込んだことで 100床あたりの看護職員数の中央値は59.6人から58.4人に 減っているわ。それでも うちの病棟のほうが少ない 看護補助者数の中央値は、6.5人から7.5人に増えたわ。 うちの病棟は3.8人だわ ちょっと、この状況を分かりやすく資料にまとめてみようかしら
グラフにすると分かりやすいね D病棟の状況について グラフにすると、他の人にも説明しやすいかもね。 看護師長 田中 久美子 D病棟の状況について D病棟と、地方都市・一般病院・ DPCⅢ群の一般病棟7対1との 重症度、医療・看護必要度の比較 D病棟は 看護必要度が高い 施設基準を満たす 割合 A得点の 平均値 B得点の 平均値 D病棟 26.4% 1.1点 2.7点 他病院の 7対1病棟の中央値 25.2% 1.0点 3.4点 A得点は 年々上昇 職員数は 変わらず D病棟は 看護補助者数が少ない。 グラフにすると、他の人にも説明しやすいかもね。 でも、少ない人数でも“良い看護”を提供できてるってことも考えられるよね。患者のアウトカムだったり、時間外労働時間とかも組み合わせたら、もっと病棟の状況が分かるかも! そこから、強みを活かしたり、弱みを補ったりできるよね!
目的に合わせて、戦略的にベンチマークしてるなんて、さすが2年目だね! グラフもとってもわかりやすかったよ。 教えてディンキーちゃん 目的に合わせて、戦略的にベンチマークしてるなんて、さすが2年目だね! グラフもとってもわかりやすかったよ。 ディンキーちゃんのおかげよ! ありがとう ところで、ICU同士や、NICU同士で 比較したい場合はどうするの 画面右上の ボタンからヘルプ画面に 入ると、「 お役立ちツール」に 「 ベンチマーク画面の利用ナビ」を 掲載しているから、ぜひ参考にしてね。
こんにちは、ディンクル病院の 看護部長です。 私の病院もDiNQLに参加して、はや3年。 使いこなしたい!と思いつつ、 私自身も活用できているとは言えなくて。 師長たちも、温度差があるみたい。 何か策はないものかしらね。。。
看護部門がDiNQLを活用 ・労働と看護の質向上にむけて 組織を変えるためのマネジメント・ツール ・院長や事務長への交渉データ 組織を変えるためのマネジメント・ツール ■BSC(バランススコアカード)の事業評価指標(KPI)にDiNQL評価指標を採用 ■目標管理の強み・弱みの分析、PDCAサイクルで活用 ■データマネジメントができる人材の育成機会として活用 ・院長や事務長への交渉データ ■予算獲得や新たな取り組みへの根拠データで活用 ・看護部の将来像を検討する ■病院の経営方針によって、病棟再編、配置転換、人員計画、教育 方針等を検討 ■看護部全体で新たな方向性・ミッションに向けて、データをもと に合意形成を図る *BSCは「財務の視点」「顧客の視点」「業務プロセスの視点」「学習と成長の視点」という多面的な視点から,財務的指標だけでなく非財務的指標も定量データ として経営管理に適用させることができる戦略的マネジメントツール。日本医療バランスト・スコアカード研究学会HPより引用
組織を変えるマネジメント・ツール ・DiNQLの取り組みは3カ年計画ぐらいの気持ちで。 ■年度単位での取り組みと達成目標を明確にしましょう ■年度単位での取り組みと達成目標を明確にしましょう ■データマネジメントができる人材育成を図るためにも、BSCや 目標管理にDiNQLデータを活用する環境を整えましょう ■看護部の年間スケジュール(中間評価や目標管理発表会、目標 面接など)にDiNQLデータの活用場面をつくりましょう ・看護部として、病棟支援体制はしっかりと! ■看護部長が院長や事務長に説明・了承を得て、他部門も含めた 協力体制の整備を図りましょう。 ■データ収集・入力だけではなく、データ活用も含めたチーム体制 の構築を図りましょう。医療安全などと連携し、QI委員会や 質改善委員会の活動として位置付けるのもオススメ。
3年目 2年目 1年目 DiNQLの取り組み「継続は力なり」 3年を目途に取り組んでみましょう! ★BSCや目標管理への 活用! 活用! ★スタッフの意識づけ ★人材育成 ★物品購入の交渉 ★人員配置の交渉 改善活動は1日にして成らず。 3年を目途に取り組んでみましょう! 2年目 ★ベンチマーク 評価の見方を理解 ★ベンチマーク評価の 活用方法を検討 ★評価指標定義の再確認(データ精度) 1年目 ★評価指標の共通認識 ★データ収集・入力体制作り ★運用方法の確立 ★正確なデータ収集と入力(データ精度)
例)DiNQLデータを活用した 外科病棟の分析結果 「看護をデータで語る」 風土、環境を作りましょう! 例)DiNQLデータを活用した 外科病棟の分析結果 【病棟看護師長の分析】 日々の問題意識では、課題を①褥瘡②医療安全③感染④転倒転落と判断していた。DiNQLデータの結果分析後の優先順位は、①医療安全②褥瘡③転倒転落④感染と変化。 DiNQLデータには存在しない状況もデータ収集し、強みと弱みを分析。病棟スタッフと話し合った 結果、次年度の目標と対策を決めた。 優先 順位 項目 強み 弱み 分析 対策 1 医療安全 誤薬発生率・障害発生率で、DiNQL中央値と比較してレベル3b以上が低い ‣「薬」関連インシデント件数が昨年より32%増加 ‣特に中堅ナースの与薬研修参加率が低い ‣他施設より発生率は低いが、インシデント件数が増加。 ‣原因はダブルチェックの不徹底が多い。 ‣研修参加状況をみると、4年目以上のナースが参加していない。 ‣病棟目標設定に、「薬剤関連のインシデント件数を減らす」ことを掲げる。 ‣セイフティマネージャを中心にラダーレベル3以上のスタッフが協力して院内ルールを遵守し、指導する。 2 褥 瘡 3 転倒転落 4 感 染 中間評価: インシデント件数15.5%減 看護部が提示した「分析の進め方」 ①病棟看護師長の日々の問題意識で、優先順位を整理する。 ②その予測を裏付けるデータの根拠として、DiNQLデータも活用しながら、強み・ 弱みの二側面から探る。(強みを活かし、弱みをカバーする手段を探る) ③最終的な優先順位を決定し、対策と目標値(数値目標)を立てる。
病棟支援体制を整える ■看護部機能図にDiNQLチームを位置づけ、組織的な活動にすることもオススメ。 の師長をフォローする体制を整えると、データ精度の向上が期待できます。 さらに、強み・弱みのデータの読み方やデータ活用の際にも効果的です。 ■各委員会とデータ共有すると、看護部全体でデータを活用できます。 例)DiNQLチームの位置付け 例)DiNQLチームメンバー 看護の質QI 委員会 看護部長 看護副部長 看護部 看護手順 マニュアル 委員会 褥瘡・スキンケア委員会 教育 委員会 看護の質QI 労働環境改善委員会 認定看護師 A病棟 B病棟 病棟師長 病棟師長 医療情報 システム部 医事課 フォロー体制 フォロー体制 C病棟 D病棟 E病棟 F病棟 病棟師長 病棟師長 病棟師長 病棟師長 主任 リンクナース 主任 リンクナース
交渉データとして活用 ・予算獲得や新たな取り組みへの根拠データとして 院長や事務長への説明資料で活用 院長や事務長への説明資料で活用 「他施設に比較して、体圧分散用具の使用割合が低い」 「備品不足で、必要な患者に使用できていない」 「他施設に比較して、褥瘡新規発生率が高い」 ・交渉で活用する際には、データの見せ方が重要! ■必ずしも、すべてのデータをみせる必要はない。 体圧分散用具の購入費用を ください! 誰に対して見せるのか? 院長? 事務長? 病棟看護師長? スタッフ? 看護補助者? 何のために見せるのか? 強みや頑張っている姿をアピール? 弱みを強調したい? 何を伝えたいのか? もっとも効果的な見せ方は何か? 折れ線グラフ? レーダーチャート? 数字のみ? *ベンチマーク評価の比較対象条件を変えることで、結果も変わることを 戦略的に活用しましょう。
7対1病棟の1つを回復期リハビリテーション病棟に変更することが院長より提案されたら、 看護部長として、あなたはどう考えますか? 看護部の将来像を検討 7対1病棟の1つを回復期リハビリテーション病棟に変更することが院長より提案されたら、 看護部長として、あなたはどう考えますか? ・各都道府県で地域医療構想が策定されています ・地域包括ケアシステムの構築が検討されている中で、 自院が担う役割、看護部の役割を考える ■自分の病院、自分たちの看護だけを考えればよい時代ではない ■データなしには病院の経営方針、看護部の方針は決まらない
看護部の将来像を検討 ・各都道府県で地域医療構想が策定されています ■現状分析(医療需要、施設数、病床数、医療・介護従事者数など) 看護部の将来像を検討 ・各都道府県で地域医療構想が策定されています ■現状分析(医療需要、施設数、病床数、医療・介護従事者数など) ■将来の人口の推移 ■将来の医療需要および病床数の必要量を推計 ■各都道府県内の、構想区域ごとの推計 ■病床機能報告の病床数と将来の必要量を比較 ■将来の目指すべき医療提供体制の実現に向けた施策 など 高度急性期 急性期 回復期 慢性期 合計 熊本圏域 ①2015年度 病床機能報告 病床数 2,478 4,814 2,329 4,212 13,833 ②2025年度 病床数の必要量 1,373 3,467 4,008 2,408 11,256 ③過不足数 (②-①) ▲1,105 ▲1,347 1,679 ▲1,804 ▲2,577 引用:熊本県第4回地域医療構想検討専門委員会配布資料より(ホームページ)(2016年11月16日時点)
病棟の機能を単純に変えるのか、職員も含めて病棟再編するのか。。 まずは、うちの全病棟の状況を把握しなきゃ! 職員には、 どう伝えようかしら。 うーん、そうねぇ。 どの病棟を回リハに変えるか。。 病棟の機能を単純に変えるのか、職員も含めて病棟再編するのか。。 まずは、うちの全病棟の状況を把握しなきゃ!
看護部長の決断に有用なDiNQLデータ ●「病院・病棟情報」として診療報酬の算定状況、 「労働状況」として時間外勤務や配置数、 「労働状況」として時間外勤務や配置数、 「看護職情報」として雇用形態別職員数や教育背景、 臨床経験年数などのデータをベンチマーク評価できる。 ● 特に診療報酬の算定状況は病院経営に直結する情報なので、 他施設の動向を把握し、活用しましょう。 病院・病棟情報 39項目 労働状況 35項目 看護職情報 21項目 患者情報 10項目 褥瘡 13項目 感染 11項目 転倒・転落 8項目 医療安全 9項目
院内のすべての病棟を ボタン1つで簡単表示! 褥瘡の危険因子の評価実施割合のクロスで、 散布図を作成。項目を自由に選択できます! 「病棟状況に関するレーダーチャート」や「院内の比較ツール」 を活用し、各病棟の状況を把握しましょう! 院内のすべての病棟を ボタン1つで簡単表示! 表示する項目を選択できます! (例:褥瘡発生率の 時系列変化) 病床稼働率 平均在院日数 緊急入院の割合 75歳以上の割合 看護必要度得点 (認知症関連) 身体抑制率 褥瘡発生率と 褥瘡の危険因子の評価実施割合のクロスで、 散布図を作成。項目を自由に選択できます! 看護職員の人員配置 看護補助者の人員配置 実際の配置(例:7.3対1)
看護協会からデータ分析結果の資料も 提供されてたわね! そういえば、 看護協会からデータ分析結果の資料も 提供されてたわね! データ分析結果は、 システムのお知らせ画面や、 ヘルプ画面に 掲載してますよ!
重症度、医療・看護必要度 分析結果 映写 のみ (7対1一般病棟入院基本料) 平成28年度4~6月の3ヶ月間の入力データから、1ヶ月分の平均値を求め、データセットを作成した。 データ分析の対象は、 7対1一般病棟入院料の病棟(特定機能入院基本料、専門病院入院基本料を含む。 特定入院料を算定している病棟は除く) の1,884病棟である。集計に際しては、データクリーニングを実施した。
重症度、医療・医療看護必要度(7対1一般病棟入院基本料)の施設基準 を満たす患者割合は、診療科別に大きく異なる 心臓血管外科棟、外科病棟、消化器外科病棟で「重症度、医療・看護必要度の入院基本料の施設基準を満たす 患者割合」 の中央値が30%を超えており、高い値となっていた。 施設基準を満たす 患者割合 A得点の 平均値 B得点の C得点の 「診療・療養上の指示が通じる」の平均値 「危険行動」の 心臓血管外科(27病棟) 32.3% 1.6点 3.0点 0.1点 0.10点 0.13点 外科(156病棟) 32.1% 1.4点 2.7点 0.17点 消化器外科(胃腸外科)(93病棟) 30.9% 2.3点 0.07点 循環器内科(167病棟) 29.4% 3.1点 0.15点 0.20点 血液内科(75病棟) 28.2% 1.5点 0.0点 0.09点 婦人科(32病棟) 27.4% 1.0点 1.8点 0.2点 0.02点 0.04点 泌尿器科(87病棟) 26.8% 1.1点 2.4点 呼吸器外科(11病棟) 26.5% 1.9点 0.08点 呼吸器内科(139病棟) 26.2% 1.3点 形成外科(14病棟) 25.5% 1.2点 3.3点 内科(144病棟) 25.4% 3.7点 0.23点 0.24点 脳神経外科(108病棟) 25.1% 0.9点 5.1点 0.33点 0.42点 産婦人科(53病棟) 24.9% 2.0点 0.03点 神経内科(66病棟) 24.8% 4.8点 0.32点 糖尿病内科(代謝内科)(13病棟) 23.0% 0.11点 消化器内科(胃腸内科)(184病棟) 22.6% 0.19点 整形外科(235病棟) 0.7点 0.12点 0.16点 耳鼻咽喉科(39病棟) 2.1点 0.06点 腎臓内科(30病棟) 21.6% 2.8点 0.22点 眼科(38病棟) 12.8% 0.5点 もっとも患者数が多い診療科名称別 「一般病棟用の 重症度、医療・看護必要度」 の施設基準を満たす 患者割合(中央値) もっとも患者数が多い診療科名称別、「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度」の施設基準を満たす患者割合は、10病棟以上の入力があった診療科を対象に集計した。
重症度、医療・医療看護必要度(7対1一般病棟入院基本料)の施設基準 を満たす患者割合は、A得点の平均値と相関する 7対1一般病棟入院料の病棟における、もっとも患者数が多い診療科ごとの「重症度、医療・看護必要度の入院基本料の施設基準を満たす患者割合」と「A得点の平均値」は相関係数がr=0.87(p<0.001)。「A得点の平均値」が高くなるにつれて「施設基準を満たす患者割合」が高くなる傾向が認められた。「B得点の平均値」と 「C得点の平均値」は「施設基準を満たす患者割合」との相関は認められなかった。 「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度」の施設基準を満たす患者割合 と A得点平均値 「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度」 入院基本料の施設基準を満たす患者割合 A得点の平均値 もっとも患者数が多い診療科名称別、「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度」の施設基準を満たす患者割合は、10病棟以上の入力があった診療科を対象に集計した。
重症度、医療・医療看護必要度 と 平均在院日数の関係をみて 今後の病床機能の方向性を考えましょう 7対1一般病棟入院料の病棟について、横軸に「重症度、医療・看護必要度の入院基本料の施設基準を満たす患者割合」 、縦軸に「平均在院日数」をとった散布図を参考に、今後の病床機能の方向性を考えることができます。 「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度」入院基本料の施設基準を満たす患者割合 と 平均在院日数 「重症度、医療・看護必要度」の 入院基本料の施設基準を満たす 患者割合が増減する要素 (日) 「重症度、医療・看護必要度」の 基準を満たす日数 「重症度、医療・看護必要度」 入院基本料の 施設基準を満たす患者割合 延べ評価日数 平均在院日数 「重症度、医療・看護必要度」の基準を 満たす日数が増える要素 ①データを正確に採点する 、データの入力漏れを防ぐ ②重症患者が増える 平均在院日数中央値 12.8日 延べ評価日数が減る要素 ①在院日数の短縮 ②病床機能の分化 (7対1病床から地域包括ケア病棟への 移行等) 25% (%) 澤田優香(2016).看護必要度とどう向き合うか,病院経営の 視点から,看護,68(14),p115を参考にして改変 「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度」 入院基本料の施設基準を満たす患者割合
重症度、医療・医療看護必要度(7対1一般病棟入院基本料)の施設基準 を満たす患者割合、平均在院日数は診療科別に大きく異なる 7対1一般病棟入院料の病棟における、「重症度、医療・看護必要度の入院基本料の施設基準を満たす患者割合」が25%を下回り、かつ、平均在院日数の中央値12.8日を超えていたのは、整形外科と腎臓内科、糖尿病内科 (代謝内科)、耳鼻咽喉科であった。 もっとも患者数が多い診療科名称別、「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度」入院基本料の施設基準を満たす患者割合 と 平均在院日数 平均在院日数 平均在院日数中央値 12.8日 25% 「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度」入院基本料の施設基準を満たす患者割合 もっとも患者数が多い診療科名称別、「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度」の施設基準を満たす患者割合は、10病棟以上の入力があった診療科を対象に集計した。
政策 理念・ ビジョン 戦略 マネジメント (管理) 業務 『看護部の将来像を検討する』 理念・ ビジョン 戦略 マネジメント (管理) 業務 『看護部の将来像を検討する』 これからは政策動向も見据えながら、看護部の理念やビジョンを実現して いかないと! 今後の戦略を練るうえでDiNQLデータをどんどん活用していこう! 看護部長 『病棟が目指す看護を実現する』 わたしはベンチマーク結果を使って、質改善に取り組むわ!データを使えば自分たちの取り組み成果も確認できて、スタッフのモチベーション向上も図れそうね! ”いい看護”目指さなきゃ! 病棟師長
ベンチマーク評価の活用事例 JA愛知厚生連 江南厚生病院様 株式会社麻生 飯塚病院様 市立岸和田市民病院様 12/5 (東京) JA愛知厚生連 江南厚生病院様 12/15 (大阪) 株式会社麻生 飯塚病院様 12/19 市立岸和田市民病院様 12/22 (福岡) 公益財団法人小倉医療協会 三萩野病院様 12/26 (愛知) 藤枝市立総合病院様 1/14 社会福祉法人恩賜財団 済生会熊本病院様 1/16 長野赤十字病院様 1/23 横浜市立大学附属市民総合医療センター様 ベンチマーク評価の活用事例
グループディスカッション
本日は、テーマごとに テーブルを分けています。 テーマ① データ活用に向けた取り組み・支援方法について BSCや目標管理への活用、師長会を利用したフォローアップなど、各病院の取り組みや支援方法を 共有し、より良い活用方法についてディスカッションしてください。 テーマ② 転倒・転落の改善に向けたデータ活用について 転倒・転落のデータをご用意しています。このデータを使って、課題の特定~対応策の検討をお願いします。まずは課題を特定してみましょう。 また、ご自身の病棟で実践されている転倒・転落予防の工夫なども、是非共有してください。 テーマ③ データ収集・入力時の課題と工夫について DiNQLに取り組む体制や効率的なデータ収集など、各病院の取り組み状況を共有し、より良いデータ収集方法や入力方法についてディスカッションしてください。 ★グループディスカッション終了後に、テーマ別に1~2グループの発表を お願いしますので、予めご発表者と発表内容をまとめてください。
グループ発表 & 意見交換
※継続病院様もITシステムから継続申請が必要です。 2017年度 参加病院募集のご案内 すべての病院の病棟が対象です。 *ICU、産科、小児科、療養病棟、精神病棟など全ての病床が対象です。 *外来・手術室は含みません 参加費 参加病棟数1~5病棟まで 1病院あたり年間4万円 参加病棟数6~10病棟まで 1病院あたり年間6万円 参加病棟数11病棟以上 1病院あたり年間8万円 ※継続病院様もITシステムから継続申請が必要です。 募集期間:2017年1月10日~3月17日 みなさまのご参加をお待ちしております!