「不登校対策委員会」とは? B チーム支援ガイド Bー4 宮城県総合教育センター

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1 このプレゼン資料について ● 校内(園内)研修での使用を目的に作成しました。 ● 「個別の教育支援計画」を理解し、作成する上で大切 な事柄を整理し、図やテキストで示しました。 ● 各スライドでは、ポイントとなる事柄を吹き出しや枠 囲みで示し、強調しています。 ● 各スライドのノートには、スライドの内容とポイント.
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自由席にしています。 資料のある席へお座りください.
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「不登校対策委員会」とは? B チーム支援ガイド Bー4 宮城県総合教育センター  チーム支援を促進するための研修として,「B-4 『不登校対策委員会』」とは?」を始めます。  今回のねらいは,「不登校対策委員会」の内容や構成,役割を理解するとともに,「不登校対策委員会」の方法や留意点を理解することです。  宮城県総合教育センター

チーム支援の組織図 宮城県総合教育センター チーム支援の組織についての一例を紹介します。スライドをご覧ください。  チーム支援の組織についての一例を紹介します。スライドをご覧ください。  チーム支援を促進するために,始めに校内研修で,不登校に対する認識や不登校児童生徒に対する支援の基本的な考え方を共有し,教職員の中で不登校対策委員会を組織します。不登校児童生徒がいる場合は,直接支援チームを立ち上げます。不登校対策担当者のコーディネートの下,不登校対策委員会と直接支援チームが連携しながら,不登校児童生徒を支援します。  ここでは,不登校対策委員会について説明をします。それでは,不登校対策委員会の具体的な内容や構成,役割などについて,具体的について説明します。 【直接支援チームの詳しい説明については,「B-1 『直接支援チーム』とは?」をご覧ください。】  宮城県総合教育センター

不登校対策委員会の役割 宮城県総合教育センター 「中1不登校の解消に向けて」(宮城県)より 【事前に不登校対策委員のメンバーを確認・把握しておいてください。】   不登校対策委員会は,学校の不登校対策組織として,チームで不登校児童生徒を支える役割を果たします。  本校の不登校対策委員は,「校長先生」「教頭先生」「(教務)先生」「(生徒指導主事・主任)先生」になります。そして,不登校対策担当者である私がコーディネーター役として運営に参加します。 【「中1不登校の解消に向けて」(宮城県教育委員会) https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/301821.pdf】 「中1不登校の解消に向けて」(宮城県)より  宮城県総合教育センター

不登校対策委員会の役割 1 未然防止対策を含めた計画の立案 を行う。 2 関係機関と連携する。 3 チーム会議の内容を確認し,支援   を行う。 2 関係機関と連携する。  (連絡先「B-5関係機関との連携とは?」参照) 3 チーム会議の内容を確認し,支援   の方向性や妥当性について,評価・   助言を行う。  宮城県教育委員会から出されている,「中1不登校の解消へ向けて」に明記されているものをまとめたものが,このスライドになります。  「不登校対策委員会」では,未然防止対策を含めた計画の立案を行います。さらに,関係機関との連携を図ったり,チーム会議の内容を確認し,支援の方向性や妥当性について,評価・助言を行ったりします。 【連絡先は「B-5関係機関との連携とは?」を参照してください。】 「中1不登校の解消に向けて」(宮城県)をまとめたもの  宮城県総合教育センター

不登校対策委員会の開催ポイント 1 学校の実態に応じて定期的に開催 する。(月に1回~年間4回程度) 2 学校の実態に応じた対応ができる 1 学校の実態に応じて定期的に開催   する。(月に1回~年間4回程度) 2 学校の実態に応じた対応ができる   よう,適切な人員構成で開催する。 3 不登校対策委員会で用いた資料は,   秘密文書扱いとする。 4 評価,助言はするが誰かを責めたり   しない。 【事前に日程を調整できるときは,日付を伝えてください。】  本校の不登校対策委員会開催に係るポイントを4点挙げました。  1点目は開催の回数についてです。校長先生の指示のもと,私が月に1回~年間4回程度開催を呼びかけますので,その際はご参加をお願いします。   2点目は参加者の構成についてです。不登校児童生徒に関わる先生の場合,委員以外でも参加をお願いすることがありますので,よろしくお願いします。  宮城県総合教育センター

不登校対策委員会の開催ポイント 1 学校の実態に応じた定期的な開催 する。(月に1回~年間4回程度) 2 学校の実態に合わせた対応ができる 1 学校の実態に応じた定期的な開催   する。(月に1回~年間4回程度) 2 学校の実態に合わせた対応ができる   よう,適切な人員構成で開催する。 3 不登校対策委員会で用いた資料は,   秘密文書扱いとする。 4 評価,助言はするが誰かを責めたり,    否定したりしない。  3点目は秘密事項に関わること,4点目は建設的な委員会にするために評価,助言はしますが誰かを責めたり,否定したりしないことを,押さえておいてください。ご確認をお願いします。  宮城県総合教育センター

不登校対策委員会の設置例 不登校対策委員会 不登校児童生徒 支援 直接支援チーム 不登校対策担当者 宮城県総合教育センター コーディ  「不登校対策委員会」の設置例です。チーム支援のねらいは不登校児童生徒に対して教職員一丸となって支援することです。そのための組織として,不登校対策を推進する「不登校対策担当者」のコーディネートの下,「不登校対策委員会」や「直接支援チーム」を立ち上げます。 コーディ ネート コーディネート  宮城県総合教育センター

チーム会議報告シート・不登校等対応記録票 不登校対策委員会の設置例   不登校対策委員会 校長,教頭,主幹教諭,教務主任 生徒指導主事(主任) 特別支援コーディネーター 学級担任,学年主任,SC,SSW 養護教諭 など チーム会議報告シート・不登校等対応記録票 A君の 直接支援チーム 学級担任 学年主任 SC B男さんの 直接支援チーム 学級担任 部活動顧問 前学級担任 C子さんの 直接支援チーム 学年主任 養護教諭 SC  「直接支援チーム」は,不登校児童生徒1人につき,それぞれ直接支援チームを立ち上げるため,「不登校対策委員会」は,同時に複数の直接支援チームを評価・助言していきます。報告のための「チーム会議報告シート」「不登校等対応記録票」は,「不登校対策担当者」が管理し,事前に印刷して「不登校対策委員会」で配布します。 【不登校対策委員会のメンバーは,学校の実態に応じて,適宜変更してください。】 不登校対策担当者が管理します。  宮城県総合教育センター

不登校対策委員会の流れ 1 チーム会議の内容を報告 2 直接支援チームの 対応記録を報告 3 支援策と対応への評価・助言 4 振り返り  1 チーム会議の内容を報告  2 直接支援チームの        対応記録を報告  3 支援策と対応への評価・助言  4 振り返り (「チーム会議報告シート」と   「不登校等対応記録票」で報告) (「不登校等対応記録票」で報告)  「不登校対策委員会」は,「チーム会議」の内容を報告することから始めます。その後,「直接支援チーム」による対応記録の報告及び,支援策と対応への評価・助言を行います。「不登校対策委員会」を開くことで,「直接支援チーム」を支え,学校としてのチーム支援の力を確実なものにしていきます。 ■支援策と対応への評価・助言 ■必要に応じて関係機関と連携  宮城県総合教育センター

・「チーム会議報告シート」と「不 登校等対応記録票」を活用して, 「アセスメント・プランニング内 容」を中心に報告する。 1 チーム会議の内容を報告 ・「チーム会議報告シート」と「不  登校等対応記録票」を活用して,  「アセスメント・プランニング内  容」を中心に報告する。 ・緊急性の有無も確認する。  チーム会議の内容を報告する際は「チーム会議報告シート」と「不登校等対応記録票」を活用します。チーム会議で行った「アセスメント・プランニング内容」を中心に,学年(部)主任などが報告します。複数の児童生徒に対してチーム会議が開かれている場合もあります。緊急性が高いものがないか確認しながら,要点を絞って報告します。 複数の児童生徒に対してチーム会議が開かれている場合もあります。緊急性が高いものがないか確認しながら,要点を絞って報告しましょう。  宮城県総合教育センター

「アセスメント・プランニング内容」が分かる写真を貼付 1 チーム会議の内容を報告 チーム会議報告シート 「アセスメント・プランニング内容」が分かる写真を貼付 不登校等対応記録票 「アセスメント・プランニング内容」を簡単にまとめて記入  「不登校等対応記録票」には,「チーム会議報告シート」を基に,「アセスメント・プランニング内容」を簡単にまとめておきます。 【別紙「チーム会議報告シート」と「不登校等対応記録票」を参照してください。】  宮城県総合教育センター

・「不登校等対応記録票」の準備を すると,不登校対策委員会の進行 を速やかになる。 ・「不登校等対応記録票」は,不登 1 チーム会議の内容を報告 ・「不登校等対応記録票」の準備を  すると,不登校対策委員会の進行  を速やかになる。 ・「不登校等対応記録票」は,不登  校対策担当者が管理する。  「不登校等対応記録票」を準備すると,不登校対策委員会の進行が速やかになります。また,「不登校等対応記録票」は,取り扱いには十分に注意して,「不登校対策担当者」が管理します。 【不登校等対応記録票は,校種ごとに違います。】 「不登校等対応記録票」は,校種ごとに違うため,注意しましょう。  宮城県総合教育センター

・支援策に対する教職員の対応を中 心に報告するとともに,児童生徒 の変容を,系統立てて説明する。 ・報告は学年主任などが行う。 2 直接支援チームの対応記録を報告 ・支援策に対する教職員の対応を中  心に報告するとともに,児童生徒  の変容を,系統立てて説明する。 ・報告は学年主任などが行う。  報告では,支援策に対する教職員の対応を中心に行うとともに,児童生徒の変容を,系統立てて説明します。学年(部)主任などは,事前に準備する「不登校等対応記録票」を基に,要点を絞って報告します。 報告は,事前に準備する「不登校等対応記録票」を基に,要点を絞って行いましょう。  宮城県総合教育センター

2 直接支援チームの対応記録を報告 1つ1つの支援策に対して,教職員がどのように対応し,どう児童生徒が変化したかが分かるようにしましょう。 2 直接支援チームの対応記録を報告 1つ1つの支援策に対して,教職員がどのように対応し,どう児童生徒が変化したかが分かるようにしましょう。  「不登校等対応記録票」には,1つ1つの支援策に対して教職員がどのように対応し,どう児童生徒が変化したかが分かるように,系統立ててまとめておきます。 【別紙「不登校等対応記録票」を参照してください。】 支援策に対する教職員の対応を中 心に記入するとともに,児童生徒の変容を,系統立てて記入する。  宮城県総合教育センター

3 支援策と対応への評価・助言 (1) 参加者が個人で,「児童生徒の様子」や 「教職員の対応」について,良かった点, 3 支援策と対応への評価・助言 (1) 参加者が個人で,「児童生徒の様子」や 「教職員の対応」について,良かった点, 改善点を付箋紙に記入する。 (2) 記入した付箋紙をホワイトボードなどに 貼り,同類の内容にグループ化し,各々 にタイトルをつける。 (3) グループ化された内容の相関性を考え,  矢印で結ぶ。 (4) 相関性が図示された全体の関係性を踏ま え,「助言」をする。  「評価・助言」では,付箋紙などを用いてカード化された意見や考えをグループ化しながら図解していき,文章化する「KJ法」を参考にして行います。  初めに参加者が個人で,「児童生徒の様子」や「教職員の対応」について,良かった点,改善点を付箋紙に記入します。 【「児童生徒の様子」や「教職員の対応」の付箋の記入例を紹介してください。】 ・笑顔が増えてきた ・表情が硬くなり会話が減った ・家庭訪問を行い,本人や保護者との信頼関係を築いた ・個に応じた手立てを講じるために改善した方がいい ・児童生徒に寄り添った支援になっていない  など  宮城県総合教育センター

「KJ法」とは,収集した情報を効率よく整理し,分析するための手法である。 KJ法とは 「KJ法」とは,収集した情報を効率よく整理し,分析するための手法である。 KJ法 付箋紙記入 (考えを発散) グループ化  「KJ法」とは,収集した情報を効率よく整理し,分析するための手法です。 評価(相関性) 助言(文章化)  宮城県総合教育センター

3 支援策と対応への評価・助言 (1) 付箋紙記入(例) 3 支援策と対応への評価・助言 (1) 付箋紙記入(例) Aさんが誰と一緒にいると安心できるか確認する。 毎日家庭訪問をしているが,Aさんには直接会えていない。  「付箋紙」に記入する際は,1枚に1つの支援策として,複数書き込まないのがポイントになります。 「付箋紙」に記入する際は,1枚に1つの支援策として,複数書き込まないようにしましょう。  宮城県総合教育センター

3 支援策と対応への評価・助言 (1) 参加者が個人で,「児童生徒の様子」や 「教職員の対応」について,良かった点, 3 支援策と対応への評価・助言 (1) 参加者が個人で,「児童生徒の様子」や 「教職員の対応」について,良かった点, 改善点を付箋紙に記入する。 (2) 記入した付箋紙をホワイトボードなどに 貼り,同類の内容にグループ化し,各々 にタイトルをつける。 (3) グループ化された内容の相関性を考え,     矢印で結ぶ。 相関性が図示された全体の関係性を踏ま え,「助言」をする。  次に,記入した付箋紙を1人ずつ読み上げ,ホワイトボードなどに貼り,同類の内容ごとにグループ化し,各々にタイトルを付けます。  宮城県総合教育センター

学級の様子を気にしたり,友達の話題が増加。 家庭訪問の際,一緒にキャッチボールをした。 一緒にいると安心できる友人の存在を確認。 3 支援策と対応への評価・助言 (2) グループ化(例) 児童生徒の様子 教職員の対応 学級の様子を気にしたり,友達の話題が増加。 家庭訪問の際,一緒にキャッチボールをした。 勉強の遅れを心配し始めた。 一緒にいると安心できる友人の存在を確認。  内容が近いものを1つのグループとして囲み,タイトルを付けます。また,どれとも似ていないものは無理にまとめずそのままにしておきます。 内容が近いものを1つのグループとして囲み,タイトルを付けましょう。また,どれとも似ていないものは無理にまとめずそのままにしましょう。  宮城県総合教育センター

3 支援策と対応への評価・助言 (1) 参加者が個人で,「児童生徒の様子」や 教職員の対応」について,良かった点, 3 支援策と対応への評価・助言 (1) 参加者が個人で,「児童生徒の様子」や   教職員の対応」について,良かった点,   改善点を付箋紙に記入する。 (2) 記入した付箋紙をホワイトボードなどに 貼り,同類の内容にグループ化し,各々 にタイトルをつける。 (3) グループ化された内容の相関性を考え, 矢印で結ぶ。 相関性が図示された全体の関係性を踏ま え,「助言」をする。  グループ化された内容から,「原因」「結果」「因果」「類似」などの相関性を考え,矢印で結びます。その後,支援策や教職員の対応を「評価」していきます。  宮城県総合教育センター

学級の様子を気にしたり,友達の話題が増加。 家庭訪問の際,一緒にキャッチボールをした。 一緒にいると安心できる友人の存在を確認。 3 支援策と対応への評価・助言 (3) 評価(例) 児童生徒の様子 教職員の対応 学級の様子を気にしたり,友達の話題が増加。 家庭訪問の際,一緒にキャッチボールをした。 勉強の遅れを心配し始めた。 一緒にいると安心できる友人の存在を確認。  4 保護者の不安解消  「評価」は,矢印の上に,○,△,×印を記入します。○印は,教職員の対応が効果を発揮し,児童生徒が落ち着き,順調な変容が見られる場合です。△印は,教職員の対応が児童生徒のプレッシャーになっていたり,教職員の対応によって過剰反応を示していたりし,児童生徒が困っている場合になります。×印は,生命身体に関わり,緊急に対応しなければならない場合などです。  スライドに示した例では,教職員の対応が効果を発揮し,「児童生徒の様子」が前向きに変化していると捉えて,「順調」と評価して,○印を付けています。 【「児童生徒の困っていること」については,「B-3 『チーム会議』の方法とは?」を参照してください。】 グループ化したものの相関性を考え,矢印を書き足し,支援策や教職員の対応を評価していきましょう。評価内容は,矢印の近くに書き加えましょう。  宮城県総合教育センター

3 支援策と対応への評価・助言 (1) 参加者が個人で,「児童生徒の様子」や 「教職員の対応」について,良かった点, 3 支援策と対応への評価・助言 (1) 参加者が個人で,「児童生徒の様子」や 「教職員の対応」について,良かった点, 改善点を付箋紙に記入する。 (2) 記入した付箋紙をホワイトボードなどに 貼り,同類の内容にグループ化し,各々 にタイトルをつける。 (3) グループ化された内容の相関性を考え, 矢印で結ぶ。 (4) 相関性が図示された全体の関係性を踏ま え,「助言」をする。  「助言」では,相関性が図示された中で,支援の改善を必要とする△や×について,文章化してまとめ,ホワイトボードなどに記入します。  宮城県総合教育センター

3 支援策と対応への評価・助言 <助言例> ×や△に焦点を当てて助言を書きます。 3 支援策と対応への評価・助言 <助言例> 不登校対策委員会からの助言(例) Aさんは,家ではゲームばかりしているが,学校のことを考えると不安な気持ちで時間を過ごしているのかもしれない。その現状に対し,学校の様子を伝えるとより本人にプレッシャーを与えてしまっていることが考えられる。本人の気持ちをじっくり聴き,思いを理解して信頼関係を築く支援が望ましい。 ×や△に焦点を当てて助言を書きます。 現在行っている支援策や教職員の対応が「児童生徒の困っていること」につながっていれば,不登校対策委員会からの助言を行いましょう。  学校を休んでいる児童生徒の例で見ていきます。「学校の様子や授業の進度について伝えた」という教職員の対応に対し,児童生徒の様子は,「学校の話になると表情が曇る。勉強の遅れを心配しているものの,ゲームをして過ごしている」だった。これは,対応がプレッシャーになっていることが考えられるので,評価は△になります。その場合は,「Aさんは,家ではゲームばかりしているが,学校のことを考えると不安な気持ちで時間を過ごしているのかもしれない。その現状に対し,学校の様子を伝えると,本人によりプレッシャーを与えてしまっていることが考えられる。まずは,本人の気持ちをじっくり聴き,思いを理解して信頼関係を築く支援が望ましい。」という助言が考えられます。  このように,評価に対し,どのように対応したら,寄り添った支援に改善されるのかを文章化し,助言していきます。  宮城県総合教育センター

4 振り返り 振り返りでは,支援策と対応への評価・助言の内容について,参加者全員で共有する。また,緊急性があり,関係機関との連携を図る必要のある内容があったかを確認する。 今後の予定を確認しましょう。特に,早急にチーム会議を実施する必要がある場合は,学年主任からチーム会議のメンバーに連絡することも合わせて伝えておきます。  「振り返り」では,支援策と対応への評価・助言の内容について,参加者全員で共有します。また,緊急性があり,関係機関との連携を図る必要があるかを確認します。その後,支援の予定を確認するとともに,早急にチーム会議を実施する必要がある場合は,学年主任からチーム会議のメンバーに連絡することも併せて伝えておきます。このように,学校の中で共通理解を図り,同一の支援の方向性を確認することで,共通実践でき,児童生徒に寄り添ったチーム支援になります。  宮城県総合教育センター

研修のまとめ 「不登校対策委員会」とは? 不登校対策委員会の役割は多岐に渡る。 B チーム支援ガイド Bー4 不登校対策委員会の役割は多岐に渡る。 「不登校対策委員会」を開くことで,「直接支援チーム」を支え,学校のチーム支援の力を確実なものにする。 研修のまとめ  研修のまとめです。  1点目は「不登校対策委員会の役割は多岐に渡る」ということです。「不登校対策委員会」では,未然防止対策を含めた計画の立案を行うとともに,関係機関との連携を図ったり,チーム会議の内容を確認し,支援の方向性や妥当性について評価・助言を行ったりします。  2点目は「『「不登校対策委員会』を開くことで,『直接支援チーム』を支え,学校のチーム支援の力を確実なものにする」ということです。チーム支援を促進するためにも「不登校対策委員会」では,「チーム会議」の内容や「直接支援チーム」による対応記録の確認を行った後,支援策と対応への評価・助言を行います。  以上で,チーム支援を促進するための研修「『不登校対策委員会』とは?」を終わります。  宮城県総合教育センター