中和反応 /16.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
ムラサキキャベツ液の pH による色の変化を 利用した実験 浅田和哉. (1)橘小学校での授業 研究内容 (2)ムラサキキャベツ液を用いた ・光合成 ・中和滴定 ・塩化ナトリウム水溶液の電気分解 小学校における ムラサキキャベツ液の 教材性の高さ! 中学校や高校でもムラ サキキャベツ液を使っ.
Advertisements

溶解、酸化・還元、酸・塩基 埼玉大学 教育学部 理科教育講座 芦田 実
1.ボイルの法則・シャルルの法則 2.ボイル・シャルルの法則 3.気体の状態方程式・実在気体
◎ 本章  化学ポテンシャルという概念の導入   ・部分モル量という種類の性質の一つ   ・混合物の物性を記述するために,化学ポテンシャルがどのように使われるか   基本原理        平衡では,ある化学種の化学ポテンシャルはどの相でも同じ ◎ 化学  互いに反応できるものも含めて,混合物を扱う.
3章 イオン結合とイオン結晶  最終回 3.2) イオン結晶の構造
銅の電気精錬 (1)陽極 Cu→Cu2++2e- (粗銅中の銅) (2)陰極 Cu2++2e-→Cu.
溶解、酸化・還元、酸・塩基 埼玉大学 教育学部 理科教育講座 芦田 実
化学反応式 化学反応:ある物質が別の物質に変化 反応物 → 生成物 例:酸素と水素が反応して水ができる 反応物:酸素と水素 生成物:水
○化学反応式:同種元素は左辺と右辺で等しい。反応に無関係な化合物を入れない。
土壌の酸性化: 「強度因子である土壌pHの低下、あるいは容量因子である酸中和量(Acid Neutralization Capacity)あるいは緩衝能の減少」として定義される.
Alcian Blue  & PAS.
x: 質量モル濃度を mol kg-1 単位で   表した時の数値部分 上の式は実験(近似)式であり、 ½乗に物理的な意味はない。
水の話 水分子の特徴 水分子は分極している 常温で液体である NH3やCH4と比較して沸点高い 水から氷になると 体積が大きくなる
無機物質 金属元素 「金属イオンの分離」 3種類の金属イオン      をあてよう! 実験プリント 実験カード.
高炉(溶鉱炉)の構造 ① 3Fe2O3+CO →2Fe3O4+CO2 ② Fe3O4+CO →3FeO+CO2 ③ FeO+CO →Fe(銑鉄)+CO2 まとめると、 ①+2×②+6×③ Fe2O3+3CO →2Fe(銑鉄)+3CO2.
金箔にα線を照射して 通過するα線の軌跡を調べた ラザフォードの実験 ほとんどのα線は通過 小さい確率ながら跳ね返ったり、
薬品分析学3.
HPLCにおける分離と特徴 ~逆相・順相について~ (主に逆相です)
天然物薬品学 天然物質の取扱い.
緩衝作用.
塩を溶かした水溶液の液性.
福井工業大学 工学部 環境生命化学科 原 道寛 名列____ 氏名________
洗浄・消毒剤の種類 薬品名 主剤 末端濃度 BOD COD 次亜塩素酸ナトリウム 次亜塩素酸ナトリウム 100〜1000 ppm
塩化銅(Ⅱ)CuCl2水溶液の電気分解 (1)陰極で銅が析出 陰極:還元反応 Cu2+ + 2e- → Cu (2)陽極で塩素が発生 陽極:酸化反応 2Cl- → Cl2 + 2e-
酸、アルカリとイオン 酸性、中性、アルカリ性とは?.
化学変化とイオン ・「イオン」って何だろう? ・・・・アルカリイオン飲料 ・・・・マイナスイオンで健康に ・「化学変化」とはどういう関係?
3)たんぱく質中に存在するアミノ酸のほとんどが(L-α-アミノ酸)である。
10mMの酢酸が完全に電離している時のpHは?
PHとは・・・ pHとは、水溶液の性質をあらわす単位にすぎません。ちょうど長さをあらわすのにm(メートル)という単位があるように、水溶液の性質を知るために必要な単位です。 では、pHは水溶液のどのような性質をあらわす単位なのでしょう。 水溶液の性質(酸と塩基) 1746年にW.Lewis(英)がまとめた考え。
酸・アルカリのイオンの移動 やまぐち総合教育支援センター                          森 田 成 寿.
前編:等電点電気泳動 二次元電気泳動の基本 プロテオーム解析の分野でよく使われる二次元電気泳動について勉強しました。
モノカルボン酸の中和 【化学班】 大澤 祐介  多田 直弘  西村 有史.
回帰分析の結果、直線の傾きは ×104 と求められ、 EA = -(傾き)×R = (2.71×104)×8.31
酸性・アルカリ性を示すものの正体を調べよう。
物質の変化を粒子で考えよう メニュー:1~5の番号をクリックしよう 1 化学変化 すべての物質は粒子からできている。
ボルタ電池 (-)Zn|H2SO4aq|Cu(+)
物理化学III F 原道寛.
◎ 本章  化学ポテンシャルという概念の導入   ・部分モル量という種類の性質の一つ   ・混合物の物性を記述するために,化学ポテンシャルがどのように使われるか   基本原理        平衡では,ある化学種の化学ポテンシャルはどの相でも同じ ◎ 化学  互いに反応できるものも含めて,混合物を扱う.
緩衝液-buffer solution-.
専門海洋生命・分子工学基礎実験 タンパク質の取扱い (1)
有機バイオ材料化学 5. カルボニルの反応 5-1 アルデヒド・ケトンのその他の反応 5-2 カルボン酸やその誘導体の反応
有機バイオ材料化学 2. 様々なアルケンおよびアルキンの反応.
課題 1 ⇒ V = VW nW + VE nE 溶液の体積を 1000 cm3 とすると、 溶液の質量は?                        水、エタノールの物質量は?
有機バイオ材料化学 6. ニトリルの反応 7. まとめ~多段階合成~.
常に強酸・強塩基から弱酸・弱塩基ができる方向。( )内はpKa
化学生命理工学実験 II アフィニティークロマトグラフィー (2)
Introduction to Organic Compounds
LabViewを用いた 自動計測制御システムの開発 ~自動中和滴定装置をつくる~ 東京大学生産技術研究所 岡部研究室 東京大学教養学部
22章以降 化学反応の速度 本章 ◎ 反応速度の定義とその測定方法の概観 ◎ 測定結果 ⇒ 反応速度は速度式という微分方程式で表現
平成30年度 教職員サマーセミナー  【教師も楽しむ理科実験】 酸性・アルカリ性.
自然・環境ブック 新潟県 良好な水質の確保 <内容> ・水質ってなんだろう? 2ページ ・水質はどうやって確認しているの? 7ページ
現在の環境問題の特色 ● 環境問題の第一の波: 1960年代の公害 (水俣病、イタイイタイ病、四日市・川崎喘息など)
有機バイオ材料化学 5. カルボニルの反応 5-1 アルデヒド・ケトン.
平成30年度教員免許更新講習 小学校理科の実験講習 2.水溶液の性質.
化学実験 「レモン汁を使った  中和滴定」 中和滴定のやり方を マスターしよう!!.
課題 1.
使用する器具・試薬 mol/Lシュウ酸水溶液,0.200mol/L水酸化ナトリウム水溶液, 指示薬:フェノールフタレイン溶液
実験21.カルボン酸とエステル 実験方法.
化学1 第12回講義        玉置信之 反応速度、酸・塩基、酸化還元.
薬品分析学3.
今後の予定 (日程変更あり!) 5日目 10月21日(木) 小テスト 4日目までの内容 小テスト答え合わせ 質問への回答・前回の復習
モル(mol)は、原子・分子の世界と 日常世界(daily life)をむすぶ秤(はかり)
近代化学の始まり ダルトンの原子論 ゲイリュサックの気体反応の法則 アボガドロの分子論 原子の実在証明.
福井工業大学 原 道寛 学籍番号____ 氏名________
課題 1.
中和滴定の実験器具.
中 和 反 応.
課題 1 ⇒ V = VW nW + VE nE 溶液の体積を 1000 cm3 とすると、 溶液の質量は?                        水、エタノールの物質量は?
V = VW nW + VE nE ヒント P142 自習問題5・1 溶液の体積を 1000 cm3 とすると、 溶液の質量は?
有機バイオ材料化学 3. アルコールの反応.
Presentation transcript:

中和反応 /16

H2O H+ OH- 1価の酸1mol は1価の塩基1mol と反応 + 中和反応(強酸と強塩基) H+ OH- H+ OH- H+ OH- /16

H2O H+ OH- 1価の酸1mol は1価の塩基1mol と反応 + 中和反応(弱酸と強塩基) H+ OH- H+ OH- H+ OH- /16

中和の量的関係 H+の物質量=OH-の物質量 酸の価数 a×酸の物質量 =塩基の価数 b×塩基の物質量 酸の価数×mol 濃度 ×体積 〔mol/L〕 〔L〕 =塩基の価数×mol 濃度    ×体積 /16

中和滴定の実験器具 メスフラスコ /16

中和反応 OH- Na+ Na+ OH- H+ H2O Cl- H+ Cl- 酸性 /16

中和反応 OH- Na+ Na+ Na+ H+ OH- Na+ H2O Cl- H+ Cl- Cl- Cl- 酸性 中和点 /16

中和反応 酸性 中和点 塩基性 OH- Na+ Na+ Na+ Na+ OH- H+ Na+ Na+ Na+ Cl- Cl- Cl- Cl- /16

中和反応とpH (滴定曲線) OH- Na+ Na+ OH- H2O H+ H+ Cl- Cl- 塩基の体積〔cm3〕 /16

中和反応とpH (滴定曲線) OH- Na+ Na+ Na+ OH- H2O H+ Cl- Cl- 中和点 塩基の体積〔cm3〕 /16

中和反応とpH (滴定曲線) OH- Na+ Na+ Na+ OH- Na+ Cl- Cl- 塩基の体積〔cm3〕 /16

中和点でのpHは中性とは限らない pH7 /16

中和点でのpHは中性とは限らない pH7 /16

中和点の液性(強酸と強塩基) HCl+NaOH NaCl+H2O NaClは完全電離 水分子は一部電離 中性 NaCl Na++Cl- H2O   H++OH- Cl- Cl- Na+ NaClは完全電離 H+ OH- H2O 水分子は一部電離 中性 /16

中和点の液性(弱酸と強塩基) CH3COOH+NaOH CH3COONa+H2O 弱塩基性 Na+ CH3COO- 電離度が低い /16

中和点の液性(弱酸と強塩基) CH3COOH+NaOH CH3COONa+H2O CH3COONa CH3COO-+Na+ H2O    H+ +OH- ① CH3COO-+ H+    CH3COOH  ② ①+② CH3COO-+H2O   CH3COOH+OH- /16