ディジタル信号処理 Digital Signal Processing 第3講 ディジタル信号処理系 演習
第1章 演習問題
1.1 ディジタル信号処理とアナログ信号処理の比較 1.1 ディジタル信号処理とアナログ信号処理の比較
アナログが高速 ディジタルが低速
優れた処理方法であっても,操作性やサイズ,経済性が優れていなければ発展しなかった。LSI技術の発展がディジタル信号処理発展の一因である。 1.2 ディジタル信号処理発展の技術的要因 優れた処理方法であっても,操作性やサイズ,経済性が優れていなければ発展しなかった。LSI技術の発展がディジタル信号処理発展の一因である。
1.3 ラジオ受信機をディジタル化する場合の構成法 1.3 ラジオ受信機をディジタル化する場合の構成法
1.4 ディジタル化が不可能な分野について考える 1.4 ディジタル化が不可能な分野について考える センサ(sensor:検出器)は、自然現象や人工物の機械的・電磁気的・熱的・音響的・化学的性質あるいはそれらで示される空間情報・時間情報を、何らかの科学的原理を応用して、人間や機械が扱いやすい別媒体の信号に置き換える装置のことをいう。センサーを利用した計測・判別を行うことを「センシング」という。 トランスデューサ(transducer:変換器)は,測定、情報転送を含む様々な目的のために、ある種類のエネルギーを別のものに変える装置で、通常電気的、電子的な素子または電気機械である。たとえばセンサのようにある物理量を電気信号に変える素子、機器などである。 広義では、トランスデューサーは1つの形態から別のものに信号を変えるあらゆる装置と定義される。
参考資料 ディジタル信号処理システムの基本構成
ディジタル信号処理系の基本構成 逐次動作構成と並行動作構成がある 構成要素には、ディジタル処理系の前後にAF、ADC、DACがおかれる
AD変換 アナログ電圧を入力すると対応する2進ディジタル出力が得られる。
サンプル&ホールド回路 制御パルスに応じてアナログ信号を入力し,変換中は信号を保持する回路 このスイッチを回路にすると
MOS FETスイッチ
理論上は
現実は
ADコンバータの種類 カウンタランプ形 二重積分形 逐次比較形 並列比較形
DA変換 (ディジタル信号)2進電圧信号を連続時間信号に変換する回路
DAコンバータ R-2Rはしご形回路 AD変換やDA変換は既に学んでいる
アンチ・エイリアシング・フィルタ (高域遮断フィルタ) (低域通過フィルタ) 標本化定理(Sampling Theorem)が成り立つように,(エイリアシングを防ぐために)用いる aliasing について調査しよう
aliasing の例 青い信号をサンプリングして赤い低周波が現れた (青い信号に対してサンプリング間隔が長すぎた)
空間折り返し歪み(モアレ)が生じた (画像においてもエイリアスは起きる)
逐次動作構成と並行動作構成
逐次動作構成と並行動作 サンプリング周期と動作の関係