桐蔭横浜大学工学部ロボット工学科 箱木研究室 T20R022 山下 晃

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桐蔭横浜大学工学部ロボット工学科 箱木研究室 T20R022 山下 晃 RCサーボの製作 桐蔭横浜大学工学部ロボット工学科 箱木研究室 T20R022 山下 晃

目的 ロボットのアクチュエイターやラジコンのステアリング に使われるRCサーボと同じ動きをするものをマイコン を利用して製作する。 製作を通してマイコンやRCサーボについて学習する。 図1、RCサーボ

サーボについて  制御信号を送ることで軸の回転角を制御することができる。 ○○度だけ右に回転 ○○度だけ右に回転しろ 図2、サーボの動作

仕組み サーボに制御信号として一定周期のパルスを送る。 (一般的な製品では16~20[ms]) この時のパルス幅によって回転角が決定 パルス周期 パルス幅 (一般的な製品0.7~2.3[ms]) この時のパルス幅によって回転角が決定

行ったこと 駆動部の製作 駆動部の角度制御 制御信号からサーボの回転角を求める

駆動部 ギア 市販のギアボックスにポテンショメータを取り付けた。 シャフトの回転角に合わせてポテンショメータが回転 することで角度を検出できる。 ポテンショメータ ギア モータ シャフト 図2、駆動部

角度制御 モータードライブICを使い正転、逆転のみで駆動部の 角度制御を行った。 目標の角度 図3、正転、逆転のみ

PD制御(比例微分制御) 目標の角度と駆動部のポテンショメータが検出した現 在の角度の差からPWMのパルス幅を求め、速度制 御を行った。 目標の角度と現在の角度の差を30msecで微分し、 式に加えて速度制御を行った。 :目標の角度 :操作量(パルス幅) :現在の角度 :比例ゲイン :微分ゲイン :30ms前の目標の角度と現在の角度の差

結果 図5、PD制御 図4、正転、逆転のみ 右はKp=4、Kd=9.8の時のグラフ

回転角の検出 サーボとして動作するために、受信した制御信号のパ ルス幅からサーボの目標の角度を調べる必要がある。 パルス幅から角度を計算するために、700μsの時0 度、1600μsの時90度、2300μsの時180度となる 式を求めた。 :角度 :パルス幅

動作 制御信号からパルス幅を調べ、目標の角度を検出す る。 目標角を元にPD制御を行い駆動部を回転させる。

今後の発展 基板の小型化