EIC地震学レポート(25) 2003年5月26日宮城沖地震(Mw7.0)の震源過程 山中佳子・菊地正幸

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平成16年11月26日 (金) 第822回地震研究所談話会1 新潟県中越地震緊急観測 中越地震緊急観測グループ報告者:平田 直 謝辞:本調査研究は科学研究費補助金(特別研究促進費) 「 2004 年新潟県中越地震の余震に関する調査研究」の補助を受 けています。 一部の研究は、科学技術振興調整費・緊急研究「平成.
2. 地震. 2.1 地震と災害 地震災害 濃尾地震の被害写真 地震断層の出現 — 揺れ による圧死 濃尾地震の例 内陸地震。 1891 年(明治 24 年 ) 10 月 28 日午前6時 38 分。深 さ 10 〜 20km 。 M8.0 。震度 7 つ まり激震。死者.
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杭の破壊形態 現象・破壊場所 概念図 基礎式・対処法
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EIC地震学レポート(25) 2003年5月26日宮城沖地震(Mw7.0)の震源過程 山中佳子・菊地正幸 5月26日午後6時24分 深さ 71km Mj 7.0 IRIS-DMCから収集した19地点 の広帯域地震計記録 (P波上下動19 とSH波3) を用いて解析 右図コンターは1978年宮城沖 地震のすべり量分布

沈み込む太平洋プレート内の地震であった! 気象庁による震源分布(断面) 走向、傾斜、すべり角 = (190, 72, 101)/(338, 21, 60)   地震モーメント  Mo = 3.8 x10**19 Nm (Mw = 7.0) 破壊継続時間(主破壊) T = 10 s   深さ          H = 75 km   主破壊の断層長  L = about 15 km   断層面積     S = 15 km x 15 km   食い違い       Dmax = 2.7m   応力降下      Δσ = 28 MPa Down-dip compression (潜り込み方向に働く圧縮力) による震源メカニズム 気象庁による本震後1日以内に 起きた余震の分布(速報値 M>=4.0)

この付近で起きたプレート内地震としては最大規模 (Kosuga et al., 1996) (海野他)