都市・港湾経済学(総) 国民経済計算論(商)

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都市・港湾経済学(総) 国民経済計算論(商) 都市・港湾経済学/国民経済計算論 2010.06.11 都市・港湾経済学(総) 国民経済計算論(商) 第9回 港湾研究(3) ~実証分析(3) 坂口 利裕

棒グラフとヒストグラムの違い(再) 棒グラフは高さ、ヒストグラムは面積で度数を表現 度数 等間隔の階級 度数 2010.06.11 都市・港湾経済学/国民経済計算論

変則的な階級を含む場合の処理(再) 外れ値を含む場合は階級を統合 外れ値 等間隔な階級 面積が等しくなるように高さを調整 変則的な階級 2010.06.11 都市・港湾経済学/国民経済計算論

集計済みデータと非集計データ(再) 質的情報の場合 量的情報の場合 COUNTIF( )で度数を集計 都市・港湾経済学/国民経済計算論 2010.06.11 集計済みデータと非集計データ(再) 質的情報の場合 COUNTIF( )で度数を集計 量的情報の場合 階級幅で除して整数化 =INT((データ-最小階級の下界)/階級幅)+1 →量的情報を階級番号という順序尺度に作り替え 階級番号に対してCOUNTIF()による度数集計 階級幅は,レンジ(最大値-最小値)を,スタージェスの公式などで求めた階級の数で除した値を参考に決める 2010.06.11 都市・港湾経済学/国民経済計算論 坂口 利裕

変則的な階級を含むヒストグラム(1) 非集計データ(原データ)の場合 IF関数を用いる方法 「分析ツール」の「ヒストグラム」を用いる方法 下方に変則階級(ある値未満のものを1つに集約) =IF(データ<最下級の上界,1,   INT((データー最下級の上界)/階級幅)+2) 上方に変則階級(ある値以上のものを1つに集約) =IF(データ>=最上級の下界,最上級の階級番号,   INT((データ-最下級の下界)/階級幅)+1) 上記2つの混合(下方および上方に変則階級) =IF(データ<最下級の上界,1,   IF(データ>=最上級の下界,最上級の階級番号,     INT ((データー最下級の上界)/階級幅)+2)) 「分析ツール」の「ヒストグラム」を用いる方法 階級の下界を示す値のリストを作成 データの特性や分布の形状によっては原データの対数値を使用 2010.06.11 都市・港湾経済学/国民経済計算論

変則的な階級を含むヒストグラム(2) 集計済みのデータの場合 階級幅と階級の中間値を計算 階級幅に応じて度数を修正 都市・港湾経済学/国民経済計算論 2010.06.11 変則的な階級を含むヒストグラム(2) 集計済みのデータの場合 階級幅と階級の中間値を計算 階級幅に応じて度数を修正 幅の広い階級→度数を小さく修正(密度に変換) Excelでは厳密なヒストグラムの描画が不可能 代替的に「散布図」を使用 横軸→階級の中間値 縦軸→階級幅に応じて修正された度数(密度) マーカー表示+マーカー間の連結線表示 2010.06.11 都市・港湾経済学/国民経済計算論 坂口 利裕

練習課題2 給与階級別所得者数(集計済みデータ)を処理して 擬似ヒストグラムを散布図のグラフで作成 印刷(表とグラフ) 提出期限 処理手順は別紙資料を参照 印刷(表とグラフ) 氏名・学籍番号をヘッダー(またはフッター)に設定して印刷 データ表やグラフを観察し,気づいた点や特徴を余白部分に記入(手書きでよい) メールで送る場合は,観察メモはシートの適当な場所に記入するか,メール本文に箇条書きにして示す (宛先:sakkun@yokohama-cu.ac.jp) 提出期限 次回の授業日まで(2010.06.18) 遅れた場合は減点 2010.06.11 都市・港湾経済学/国民経済計算論