宿題を提出してください. 配布物:ノート 3枚 (p.49~60), 中間アンケート, 解答用紙 3枚 (1枚は小テスト,2枚は宿題用)

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第二回 連立1次方程式の解法 内容 目標 連立1次方程式の掃出し法 初期基底を求める 連立1次方程式を掃出し法を用いてExcelで解析する
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定常剛体回転する宇宙ひもからの 重力波放射
Massive Gravityの基礎と宇宙論
宿題を提出し,宿題用解答用紙を 1人2枚まで必要に応じてとってください 配布物:ノート 2枚 (p.85~89), 小テスト用解答用紙 1枚
有効座席(出席と認められる座席) 左 列 中列 右列.
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Massive Gravityの基礎と宇宙論
* Ehime University, Japan
応用数学 計算理工学専攻 張研究室 山本有作.
基礎力学 予定表( 版) 4月15日 4月22日 5月6日 5月13日 5月20日 5月27日 6月3日 6月10日
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宿題を提出してください. 配布物:ノート 3枚 (p.49~60), 中間アンケート, 解答用紙 3枚 (1枚は小テスト,2枚は宿題用) 工業力学 補足・復習スライド 第10回:回転体のつりあい,運動量と力積 Industrial Mechanics 宿題を提出してください. 配布物:ノート 3枚 (p.49~60), 中間アンケート,     解答用紙 3枚 (1枚は小テスト,2枚は宿題用)

お知らせ 中間テストの採点がまだ終わっておらず,返却は来週になります.申し訳ないです.現時点での平均点は約 80 点で,出来は悪くないです. 中間アンケートへのご協力をお願いします.

おさらい

剛体の動力学 (dynamics) これまで扱ってきた質点の力学では, 質点の 並進運動 だけを考えれば良かった. 剛体の力学では, 物体が大きさを持つので 並進運動 だけでなく 回転運動 も含めて考慮する必要がある. 一般には,剛体は並進しつつ回転する.  並進運動の式 と 回転運動の式 を併用して解析する. 並進運動 (translation) 回転運動 (rotation)

角運動方程式 (Euler の運動方程式) f = ma 剛体の並進運動に関する基本式:Newton の運動方程式 (N:剛体重心周りに作用する力のモーメント,I:剛体の 慣性モーメント, :剛体の重心周りの角加速度) I は回転運動に関する慣性 (現在の角速度を維持しようとする傾向)  慣性モーメント (moment of inertia)

Newton-Euler法 剛体に作用する力やモーメントを列挙 剛体重心が受ける力と重心加速度の関係:運動方程式 剛体が受けるモーメントと角加速度の関係:角運動方程式 他に足りない拘束条件があれば定式化 解く 運動方程式 F 角運動方程式 転がり拘束 R mg F’ もう一つの解法:  Lagrange の運動方程式