情報スキル入門 第13週 Excel-3
教 科 書 Officeツールは、Excelを使用します。 ① 表の作成と集計 ② 集計結果のグラフ化
グ ラ フ ◎ 表計算ソフトの3大機能 ① 表の集計機能 ② 表のグラフ化機能 ③ データ管理機能(データベース機能)
グラフ化について 文章や表をグラフ化(視覚化)する理由 グラフを適切に選択 グラフ作成の留意点 ① 縦軸と横軸のとり方 ① 縦軸と横軸のとり方 ② グラフ要素の並べ方 ③ グラフ要素の表示方法 Excelによるグラフの作成 参考書 山本義郎著:「グラフの表現術」,講談社現代新書(1773)
文章や表をグラフ化する理由 ① 他人にデータ(数値)の特徴をわかりやすく伝えるため。 ② グラフ表現を用いて、自分自身がデータの特徴を理解するため。 ③ まとめると、グラフ表現は、データを様々な視点で観察したり、説明したりして、自分の主張を裏付けたり促したりするためのもの。
ある職場の286人全員の血液型について調査した。 調査結果の文章例 ある職場の286人全員の血液型について調査した。 その結果、A型が112人、B型が60人、O型が86人、そしてAB型が28人であった。
ある職場の286人全員の血液型について調査した。 文章を表で表現 ある職場の286人全員の血液型について調査した。 その結果、A型が112人、B型が60人、O型が86人、そしてAB型が28人であった。 血液型 人数 A 112 B 60 O 86 AB 28 合計 286
表をグラフで表現 血液型 人数 A 112 B 60 O 86 AB 28 合計 286
表を並べ替えて(ソート:降順[大→小])グラフで表現 血液型 人数 A 112 O 86 B 60 AB 28 合計 286
グラフの選択 どのようなグラフを使ったらよいか。 一般によく使用されるグラフの性質 ① 棒グラフ : 各項目の量を比較 ② 帯グラフ : 内訳や構成比の把握 ③ 円グラフ : 〃 ④ 折れ線グラフ : 値の変化の推移を把握
グラフ作成の留意点(軸) ◎ 縦軸と横軸のとり方 一般に、横軸が「項目名」、縦軸が「数値」 グラフは縦横が「3:4」程度の比で横長 数値軸の下限と上限の設定(空白部分の除去)
グラフ作成の留意点(並べ方) ◎ グラフ要素の並べ方 グラフを読む際に理解を助けるために、項目の並びに注意 ① 大きい値を主張するときには「降順」 ② 小さい値を主張するときには「昇順」
グラフ作成の留意点(表示方法) ◎ グラフ要素の表示方法 グラフ要素の線の太さや色なども、読む人の印象に影響を与える。 アピールしたい部分を強調する配色を考えて、効果的なデザインを工夫する。 シンプルなグラフは立体表示
グラフ作成の目的 ◎ グラフ作成は、数値データから、説明したい特徴をはっきりさせるために行うことを意識することがポイント。 棒グラフは、値を比較するつもりで読む 円グラフは、構成比を把握するつもりで読む このように、グラフ作成の主な目的は ①比較 ②内訳 ③推移 ④分布 ⑤相関 を表現することである。
いろいろなグラフの目的 比較 内訳 推移 分布 相関 面積 ◎ 棒 ○ △ 帯 円 面 折れ線 レーダーチャート 三角 散布図
グラフ作成の手順 ① グラフ作成の目的の確認 ② グラフ作成にためにデータを加工 ③ グラフの構成を検討 ④ デザインを決定