インフレ・デフレ 2309418 増田 涼. インフレとデフレの原因 需要と供給のバランスが重要で、需要 が多いと、商品が必要とされ、動きが 良くなると物価が上がり、インフレに なります。 逆に需要が少ないと、商品が余り、商 品の価値を下げてさばくしかありませ ん、物価は下がり、デフレになります。

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復興財源 国債 VS 税 国債派 新井・柏嶋・小柴. 主張 1. 国債ならば迅速・確実に財源確保が出来る 3. 増税は被災者・低所得者の負担を増大させ る 2. 増税は景気を悪化させる 以上の 3 点から、我々は 「復興財源は全額国債で賄うべきである」 と主張する.
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国民所得 エンゲル係数:生活費に占める食事の割 合 所得の増加と逆に動く指数 食費:所得が増加してもそれほど増えな い なぜなら 娯楽費:所得が増加すると増加する このエンゲル係数を国際比較すれば、各国の生活水準を比べることができ る しかし ある国の衣服費だけ上昇したとする 生活費は上昇する、が、食費は上昇しないエンゲル係数は低下する.
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最近の税制改正について 08bc134k 畑 優花 /17. 「 2011 年度税制改正」を創設するために、 ここ数カ月で様々な提案がなされている。 たばこ税 ペット税 環境税 エコカー減税 法人税減税 論点証券優遇税制 今回の発表.
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デフレ 2309418 増田 涼.
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マクロ経済学 I 第3章 久松佳彰.
マネーサプライを増やせ! 岩田・伊藤・浜田・若田部・勝間
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第8講 声高に叫ばれるピントのずれた 処方箋たち 上町 悠哉
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自動車の現状と未来.
第13講 Q1 非正規雇用の規模? Q2 手取り20万円の職は簡単に見つかるか? DVD 2008年10月10日録画.
第10章 失業と自然失業率 失業率はマクロ経済学においてGDP(5章)、インフレ率(6章)と並び重要な指標 各国の失業率(2012年、%)
マクロ経済学 II 第5章 久松佳彰.
<キーワード> 景気循環 総需要・総供給モデル
マクロ経済学 II 第10章 久松佳彰.
最近の中国と通貨に関する動向 08ba231c 松江沙織.
国際経済学10 丹野忠晋 跡見学園女子大学マネジメント学部 2010年1月18日
-その現状と対策-.
円高と円安と日本の景気 日本は「貿易黒字」で儲かっているのか?
バブル崩壊後の日本経済の 貯蓄率低下について
需要・供給曲線のシフト.
経済入門 ⑦ 西山 茂.
デフレ・スパイラル 2009年以降の事例から 長谷川 正
2008年までの好景気がつづいた 世界経済が現在同時不況 日本経済?
第10回講義 文、法 経済学 白井義昌.
V. 開放経済のマクロ経済学.
VI 短期の経済変動.
V. 開放経済のマクロ経済学.
第8回講義 マクロ経済学初級I .
日本の経常収支黒字  → 外国に失業輸出? 高齢化の進展 → 日本の国内貯蓄超過の減少         → 日本の経常収支黒字は減少へ.
円高と円安と日本の景気 日本は「貿易黒字」で儲かっているのか?
元高の原因を追求    九州産業大学 金崎ゼミ 張 雷 徐 雲飛 .
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インフレ・デフレ 2309418 増田 涼

インフレとデフレの原因 需要と供給のバランスが重要で、需要 が多いと、商品が必要とされ、動きが 良くなると物価が上がり、インフレに なります。 逆に需要が少ないと、商品が余り、商 品の価値を下げてさばくしかありませ ん、物価は下がり、デフレになります。

デフレになる理由には、こんなことが考えられ ます。 外国産の安い原料や製品の大量輸入 製造技術や、情報技術が発達しコストが大幅 カットされた 景気の悪化で、流通が悪くなり、価格を下げる しかない。さらに価格競争が起こり更なる単価 下落を引き起こす。 流通してる貨幣量が減っていること

理想的な景気はどれか。 好景気でのインフレ 好景気でのデフレ 不景気でのインフレ 不景気でのデフレ

好景気でのインフレか、不景気でのデフレが1番 望ましい。 どちらがより望ましい経済現象なのかは、人それ ぞれの立場によって異なる。 要は、「物価上昇とともに景気か良くなる方」を とるか、「景気が良くならない代わりに物価も落 ち着いている」方を選ぶかという選択です。

ただし、国の経済活動というのは基本的に現役世 代からの視点を中心に分析される事が多いので、 一般的には「好景気での物価上昇=インフレ」の 方が望ましいと考えられる場合が多い。 経済の成長という点から考えても、不景気が続く と経済全体の規模がどんどん縮小していって、個 人の所得や雇用、さらに国の財政などにも悪影響 をもたらしますから、やはり経済規模の拡大が見 こめる「好景気=インフレ」が望ましいと考える のが普通です。

国の経済活動というのは、普通は「物価上昇つき の好景気=インフレ」か、「物価が下がり続ける 不景気=デフレ」のうち、どちらか一つの選択を 迫られるケースが多いとされている。 逆に、「景気がよくて、なおかつ物価が安定した 状況」というのは、現実の経済ではめったに実現 しないようなきわめてまれな現象である。

好景気での物価安定が、人々にとってもっとも望 ましい経済現象であるとすれば、その逆のもっと も望ましくない経済現象とは「不景気でのインフ レ」です。 インフレとは普通、景気が良い時に発生する現象 なのですが、このように景気が悪い時に起きるイ ンフレについては、経済学用語で特に「スタグフ レーション」と呼んでいます。日本や欧米の先進 国では、 1970 年代のオイルショックの時にこのス タグフレーションが発生しています。

好景気による需要の増大によってもたらされたも のではなく、 石油価格の高騰という生産コストの上昇によって 引き起こされたものだったので、 「人々の給料は増えないのに物の値段だけが上 がっていく」という、 経済にとってはタチの悪いいわば「悪性のインフ レ」です。

最後に、選択肢の中の「好景気でのデフレ」とい うのは、実際の経済現象としてはありえません。 「好景気での物価安定」ならありえますが、「物 価安定」と「デフレ」は、経済現象としては意味 が異なります。 “ デフレ ” とは、不景気でモノの需要が減って、そ れにより物価や資産価格が継続的に下がる現象の ことを指しますから、意味としてはほとんど「不 景気」と同義の言葉です。従って「好景気でのデ フレ」という表現は、言葉の意味としては完全に 矛盾しているということになります。

デフレ下での増税が強く反対されている理 由 過去日本で消費税増税の際、税収全体では増収ど ころか減収となっている。 消費税率が国内の消費意欲が減退し、日本経済の 縮小につながる。 デフレが進行し大手企業はコスト削減を求め、海 外に生産拠点を移し経済の空洞化が進む。 設備投資を控え、企業の下請け中小企業が倒産し リストラが進み雇用状況が悪化する。

消費税率を上げるとどういう影響が考えられる か? 消費税率がアップすると国内消費が停滞します。 それは、小さな買い物だけでなく車や家などの高 価な買い物にも影響します。 その結果、価格が下がり大手メーカーは更に安い 仕入れを求め海外に進出します。 そのため、国内では生産調整が進み国内の系列会 社の倒産、設備投資を控えるなどにより失業率が 増加し、日本国内の経済自体が縮小してしまいま す。

そして、逆進性により生活弱者は更に辛い状況 に追い込まれてしまいます。 しかし、いずれ消費税率を上げることは、国民 の皆様に広く負担をお願いする為に必要です。 そのためにも、まず日本国内に強い経済基盤 をつくり景気回復を図ることによって、初めて消 費税率を上げることができるのです。

消費税率を上げなければ、対策はあるのか。 消費税率を上げなければ、対策はあるのか。 財政赤字解消の為に消費税を上げると言われてい ます。 財政の赤字が拡大しているのは事実ですが、今の 不景気で税率を上げても税収は増えません。平成 9年に3%から5%に消費税を上げた時を考える と、確かに消費税は少し増えましたが、それを上 回って所得税、法人税等々の税収が下がりトータ ルとしての税収は上がらず、前年と比較して3兆 円のマイナスとなりました。デフレ下において増 税しても成果は得らません。

では、どうすれば財政赤字を解消できるかという と、10年以上の長きにわたって日本は名目経済 の成長がありませんでした。だから税収が上がら ないのです。名目経済を成長させることが重要な のです。それには、被災地の復旧、復興等の需要 のある仕事を進めることによってビジネスが生ま れ、雇用が生まれ、景気が良くなる、或いは内需 振興の政策を打つことによって景気が良くなる。 それからもっともっと金融緩和することによって 景気が良くなる。等々の景気刺激策を大々的にや るべき時なのです。