東南アジアの人々 経営学部 経営学科 MG4410 ノガミ
はじめに この発表では、東南アジアの人々の仕事に対する姿 勢やその国の文化などの仕事への影響を紹介してい きたいと思います。 この発表では、東南アジアの人々の仕事に対する姿 勢やその国の文化などの仕事への影響を紹介してい きたいと思います。 また、ここで指す東南アジアの人々とは、主にタイ、 ベトナム、ラオス、ミャンマーといった国々のこと です。
文化的側面の影響 出家休暇なるものが存在する(タイ) →タイの男は出家してこそ一人前と認められ、結婚するため に二週間から三か月ほど出家するらしく、その内一か月は有 給扱いになる。 会社の物はみんなの物(ラオス) →ラオス人家庭は元々が大家族な為、共同生活であり、個人 のデスクの上にある時計やボールペンなどでも、公共の場所 にあるものはみんな共有のものだと思ってしまう。
A.② 現地人の気質による影響 福利厚生 「給料」、「賞与」、「昇給」いわゆるカネ 労働環境 優秀な人材を引き留める苦労(べトナム) →ベトナム人にとって、とある理由から自宅の新築、改築、増築の為に会社を辞め るのは当然のこと。この様に日本では考えられない理由で辞める事が多い上、復職 をしてもらうために手を尽くさなければならない。 福利厚生 「給料」、「賞与」、「昇給」いわゆるカネ 労働環境 A.②
日本では体験するまで想像できない勤務姿勢 遅刻してはいけないとは知りませんでした(ミャンマー) →三日続けて遅刻した人を呼びつけると「そんなルールがあ るとは知りませんでした」と返された。会社の立ち上げから 関わっている日本語の堪能なミャンマー人従業員(以下Aさ ん)に相談したところ、「それは会社のマニュアルに作った 方が良い」と言われ、基本常識を書き連ねた書類が出来上 がったらしい。Aさんによるとミャンマーは長い間、軍事政 権による抑圧が続いていた為、自分で考え、決めていく能力 が低いのではとの事。
最後に 自分たちは従業員がどうすればやる気を出すかなど を、テイラーの科学的管理法やハーズバーグらの二 要因理論などを通して学びましたが、やはりその他 にも今回の様なその国特有の文化や人々の気質に よってもかなり影響が出てきます。よってその国の 文化などもしっかりと学習しておく事も重要だと思 いました。
参考資料 [1]下川 裕治著 本社は分かってくれない 講談社現代新書 2015.3.20 [2]富川秀四郎 これからの労務管理ガイド ダイヤモンド社 昭58 6.30