物価 モノの動き 輸出 輸出物価指数 輸入 生産 企業 CGPI 輸入物価指数 卸売 CGPI 小売 消費者 CPI
カバーする範囲 企業 家計 商品 企業物価指数 (CGPI) 消費者物価指数 (CPI) サービス 企業向けサービス価格指数 (CSPI)
指数の特徴 ラスパイレス指数 パーシェ指数 0が基準時、tが比較時。基準時の価格指数を1とする。
なぜGDPデフレーターはパーシェ指数か 実質値=基準年次の価格で比較年次を評価したもの 価格指数=名目値/実質値
指数の比較 ラスパイレス指数 パーシェ指数 長所 基準年の金額ウエートがわかれば計算できる。 加法整合性。 数量=名目/価格 がどの分類でも成り立つ 短所 上方バイアス 下方バイアス
連鎖指数
品質調整 パソコン価格 =a+ b クロック周波数 +c ハードディスク容量 +d 画面の大きさ +e ダミー(T2のとき1、それ以外はゼロ) +f ダミー(T3のとき1、それ以外はゼロ)
消費者物価指数 (総務省) 消費者が生活するのに必要な財・サービスの価格を 調査する。 サービス価格が約半分を占める。サービス価格は人 件費が主なので、財価格よりも上がりやすい。 サービス価格が入っている分、企業物価指数よりも上 昇しやすい。
消費者物価のウエート(2010年基準) 総合 財 サービス 農水畜産物 工業製品 公 共 サービス 一 般 生鮮商品 ウエイト 10000 財 サービス 農水畜産物 工業製品 公 共 サービス 一 般 生鮮商品 ウエイト 10000 4931 689 611 3579 5069 1200 3869 品 目 数 588 447 78 74 357 141 43 98
企業物価指数(CGPI) (日本銀行) 資本財 国内企業物価指数 輸出物価指数 輸入物価指数 需要段階別・用途別 素原材料→中間財→最終財 耐久消費財 消費財 非耐久消費財
企業向けサービス指数 (日本銀行) 企業間のサービス取引の価格 一般サービス、不動産、リース・レンタルの比重が大 きい。
デフレーター(内閣府) デフレーター=名目値/実質値 消費者物価指数 ≒ 消費デフレーター 企業物価指数 ≒ 設備投資デフレーター 消費者物価指数 ≒ 消費デフレーター 企業物価指数 ≒ 設備投資デフレーター CGPI < GDPデフレーター < CPI
物価に影響を与える要因 需要と供給の変動(需給ギャップ) 国内物価は、輸入品の数量、価格に影響を受ける 輸入物価は国際商品市況、為替レートに左右される お金の量(マネーサプライ) モノとお金の比 消費者物価指数は、公共料金にも左右される
需要曲線と供給曲線 需要曲線 供給曲線 価格 数量
需要減退によるデフレ 需要曲線 供給曲線 価格 需給ギャップ 数量
技術革新によるデフレ 需要曲線 供給曲線 価格 数量
ディマンド・プル・インフレ コスト・プッシュ・インフレ 需要の増加で物価が上昇する →需要動向の見極めが重要 コスト・プッシュ・インフレ 製商品を生産する際の費用(コスト)が増える 賃金、輸入価格 ユニットレーバーコスト=人件費/生産量 =雇用者報酬/実質GD P
需給ギャップ GDPギャップ=実際のGDP-潜在GDP 稼働率指数(経済産業省) 製商品・サービス需給判断D.I.(日銀短観) 生産・営業用設備判断D.I. 雇用人員判断D.I.(日銀短観)