Ooshiro.R Sanada.H Nishimura.A Miyamoto.A Wakabayashi.A

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Ooshiro.R Sanada.H Nishimura.A Miyamoto.A Wakabayashi.A 労働市場ミクロ班                  Ooshiro.R                  Sanada.H                  Nishimura.A                  Miyamoto.A                  Wakabayashi.A

希望の定義=期待成長率を上げる

しかし、現在の期待成長率は年々下落傾向。 さらに、今後5年間の予想成長率は昨年度の水準をさらに下回り、過去最低を更新。

実質GDPのトレンド

実質GDPと期待成長率トレンドの乖離

全体のチャート図 失業率の増大 将来の労働力の低下 ・女性の社会進出 ・フリーター数の増加 【供給面】 ・コスト削減による失業 【需要面】 ・雇用のミスマッチ 期待成長率の低下 現実の成長率も低下

将来の労働力の低下

【女性の社会進出】

女性の労働市場進出が進み、1990年代には共働き世帯の割合が専業主婦世帯の割合を上回った。

晩婚化に伴う25~29歳層の未婚者割合の増加 + 25~29歳層の有配偶者の労働力上昇 ↓ M字型カーブの底がシフト

出生率の低下←女性の社会進出 出生率は年々低下傾向にある。 要因:女性の晩婚化 特に女性の25~29歳の未婚率は1975年に20.9%であったものが、1995年には48.0%と約2.3倍に上昇。

出生率の低下要因 女性の社会進出(晩婚化) 影響 ・将来世代の労働力の低下を招く。 ・年功賃金等の雇用慣行に影響を与える。 ・医療、年金等の社会保障分野において現役世代負担を増加させる。

【フリーター数の増加】

フリーター数の増加

若年層を中心に非正社員比率が急増している。 要因:若年層の意識の変化 景気低迷による非自発的な要因 若年層を中心に非正社員比率が急増している。 要因:若年層の意識の変化     景気低迷による非自発的な要因

フリーター数増加による影響 ・本人の技能形成、能力開発を阻害 ↓ 長期的に見て日本の潜在成長を低下させる ・税収の悪化 フリーター数増加による影響 ・本人の技能形成、能力開発を阻害 ↓ 長期的に見て日本の潜在成長を低下させる ・税収の悪化

失業率の増大

【供給面】

現金給与額の推移 実質賃金は0.5%の増加となったが、以前緩やかな伸び

賃金所得の緩やかな伸びの要因 ↓ 人件費の抑制 企業収益→大幅に増加、しかし人件費は横ばいの推移

・人件費カット (99年では給与総額が大幅に減少) ・パート、派遣などの非正社員の活用 (非正社員数が近年急増) 賃金の抑制手段 ・人件費カット (99年では給与総額が大幅に減少) ・パート、派遣などの非正社員の活用 (非正社員数が近年急増)

労働生産性(産業別) 図表3 都内産業別生産額(構成比)の推移(「東京都産業連関表」東京都総務局他をもとに東京都政策報道室想定)                                                                                                                                                                                                                     

・就業者数減少。 ・生産性もまた減少。

・就業者数は2000年から減少。 ・生産性もまた減少傾向。

・生産性は徐々に上昇傾向。 ・就業者数は増減幅があるものの、全体的に減少傾向

・就業者数は増加傾向。 ・生産性は年々わずかに増加傾向。

労働生産性の変化によってわかること 企業の将来の見通し(期待成長率)を低くする。 生産性の上昇がみられたが、 生産性の上昇がみられ、 就業者が増加した業種 →成長段階にある業種 〔第三次産業〕 生産性の上昇がみられたが、 就業者の増加が みられなかった業種 →リストラを進めた業種 〔金融、保険業、不動産業〕 生産性の低下がみられた が、就業者が増加した業種 ↓ 構造調整が遅れている業種 生産性が低下し、 就業者も減少した業種 ↓ 衰退段階にある業種 〔第一次産業、製造業、建設業〕 企業の将来の見通し(期待成長率)を低くする。

【雇用のミスマッチ】

年齢別雇用情勢 *若年の離職率上昇とは裏腹に有効求人倍率は高い *中高年の求職率の高さとは裏腹に有効求人倍率は低い 年齢別雇用情勢 *若年の離職率上昇とは裏腹に有効求人倍率は高い    *中高年の求職率の高さとは裏腹に有効求人倍率は低い

・全産業で最重視していることは「やる気と人柄」、次いで「職業能力や経験」である。 求人が充足しない理由 ・全産業で最重視していることは「やる気と人柄」、次いで「職業能力や経験」である。

再就職先を探すのが困難な理由 ・最も最重視されている要因が賃金や労働時間 ・若年層において重要視されている要因が倍率、技術・経験・資格不足など。 ・高齢層においては年齢制限が再就職を阻む要因となっている。

労働市場の需給ギャップ 求人側 1、やる気、人柄 2、能力や経験 労働者側 ギャップ 年々構造的失業率が上昇している。 ・若年層:供給>需要 1、中高年層→年令、         労働条件 2、若年層→求人倍率、技術、   労働条件 ギャップ 年々構造的失業率が上昇している。 ・若年層:供給>需要                →理由は主に労働条件への不満。    ・中高年層:供給<需要                 →理由は主に年齢制限・能力の不一致。

まとめ 失業率の増大 将来の労働力の低下 【供給面】 ・女性の社会進出 ・コスト削減による失業 ↓ 出生率の低下 【需要面】 ・フリーター数の増加 失業率の増大 【供給面】 ・コスト削減による失業 【需要面】 ・雇用のミスマッチ 期待成長率の低下 現実の成長率も低下