延長線上ではない 未来に挑むために - 2030年へのロードマップを描く-

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2.一極集中と多極分散. 連携の在り方 都市の発生 分業の発生規模の経済 ・地域特化の経済 ・都市化の経済 集積 大都市の形成.
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令和元年度 商工労働施策について 施 策 目 標 主 要 施 策 基 本 姿 勢 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 海外ビジネス 創業・ベンチャー 事業承継
⇒ 新築建築物に対する省エネ基準適合義務化 高効率設備の導入 ⇒ LED等高効率照明の普及 BEMSによる見える化・エネルギーマネジメント
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延長線上ではない 未来に挑むために - 2030年へのロードマップを描く- 延長線上ではない 未来に挑むために - 2030年へのロードマップを描く- IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 兼 ソシオ・マネジメント編集発行人 川北 秀人 http://blog.canpan.info/iihoe/ Inspiring Social Innovations since 1994.

IIHOEって? ・組織目的: 地球上のすべての生命にとって、 (1994年) 調和的で民主的な発展のために (1994年) 調和的で民主的な発展のために ・社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援 ・「NPOマネジメント」(99年~11年)、「ソシオ・マネジメント」 ・育成・支援のための講座・研修 地域で活動する団体のマネジメント研修(年100件) 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年60県市) 「ソシオ・マネジメント・スクール」6テーマで開講(15年~) ・調査・提言:「NPOの信頼性向上と助成の最適化」         「協働環境」 「自治体の社会責任(LGSR)」 ・ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決 ・企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン(年20社) ・2020年の地球への行動計画立案 ・専従3名+非常勤1名、東京(新川)、約3900万円

小宮山先生のお話から ・(人工物の)飽和は循環&都市鉱山の扉 +エネルギー危機を改善・技術で乗り越えた ・量の満足の次は質→高QOL(生活品質)実現 ・エネルギーの理論値と現実との乖離=可能性 →運輸+業務+家庭(例:暖房)理論値ゼロ! ・2050年 重量も燃費も半分で台数4倍可能! ← ’70s工業省エネ→サービス化→消費減 →消費55%減&再生可能エネ32%(45%の7割) ・IEA中位推計も「30年に再生可能40%=最多」 ・再生:製錬 アルミ83倍、鉄27倍→回収+分離の問題 ・温室効果削減目標が高いほど日本には有利 ※飽和=市場の終わりではなく効率向上の機会!

結論を先に申し上げると、 持続可能性を高めるために、 (継続・維持ではなく)「進化」するしかない ・高齢化は第2幕へ(地域活動人材増→要支援者増) ・85歳以上の加速度的増加 + 生産人口&世帯人数減 → 自動車製造・販売ではなく「モビリティ・サービス」業へ ・世界経済における存在感は、昭和30年代の水準に ・2016年は「調達・サプライチェーンCSR元年」 ・ISO20400 持続可能な調達規格 16年秋発行見通し ・東京オリパラは「持続可能な運営」を公約して選ばれた ・2030年▲26%は、製造業も、事務所も、輸送も、家庭も ・エネルギー自給率は、寒い地域こそ改善できる! → 「電気・灯油で暖める」→「断熱+地中熱+バイオマス」

介護ニーズは80歳代で急増する→高齢化「第2幕」へ 2010年国勢 計 65-69 70-74 75-79 80-84 85-89 90-94 95- 85- 人数(千人) 29,484 8,272 7,018 5,992 4,376 2,454 1,029 342 3,825 介護+予防 3,968 170 318 620 969 1,004 268 1,892 人口比 13.5% 2.1% 4.5% 10.3% 22.1% 40.9% 60.2% 78.2% 49.4% 総数比 (100) 4.3% 8.0% 15.6% 24.4% 25.3% 6.7% 47.7% 要介護3- 1,661 68 121 226 351 407 331 176 895 5.6% 0.8% 1.7% 3.8% 16.8% 30.3% 51.5% 23.4% 4.1% 7.3% 13.6% 21.1% 24.5% 18.7% 10.6% 53.9% ’15 +予防 4,865 200 352 655 1,110 1,309 860 378 2,547 2,068 80 135 239 402 531 432 249 1,212  10→15 +406 +12 +13 +51 +124 +121 +73 +317 ’20 +予防 5,742 168 415 731 1,186 1,531 1,151 559 3,241 2,489 67 159 267 430 621 578 368 1,567  15→20 +422 -13 +24 +28 +90 +146 +119 +355 ’25 +予防 6,529 146 349 869 1,334 1,660 1,384 788 3,832 2,879 58 133 317 483 673 695 518 1,887  20→25 +390 -9 -25 +50 +54 +52 +117 +150 +320 85歳以上の4人に1人が要介護3以上 要介護3以上の2人に1人が85歳以上

これまで20年と、これから20年は違う! 日本の人口 1995年 2005年 2015年 2025年 2035年 計(万人) 12557 12776 12659 +0% 12065 11212 ▲11% 0~14歳 2001 1752 1582 ▲20% 1324 1128 ▲28% 15~64歳(A) (生産人口) 8716 8409 7681 7084 6342 ▲17% 65歳~ 高齢者率 1826 14.5% 2567 20.1% 3395 26.8% +85% 3653 30.3% 3740 33.4% +10% 75歳~ 後期高齢者率 716 5.7% 1160 9.1% 1645 13.0% +41% 2178 18.1% +32% 2245 20.0% +3% 85歳~(B) 157 292 511 736 1014 A÷B 55.1人 28.7人 15.0人 9.6人 6.2人 91% 84% 75% 174% 251% 346%

日本の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2005年 2010年 2015年 2020年 2025年 127,767 128,057 人口(千人) 127,767 128,057 126,597 124,099 120,658 高齢者 25,760 29,245 33,951 36,123 36,573 後期高齢者 11,639 9.1% 14,072 11.0% 16,458 13.0% 18,790 15.1% 21,785 18.1% 世帯数 49,566 51,950 52,560 52,133 50,988 高齢者単身 3,864 1051+2813 4,790 1385+3405 5,719 1698+4021 6,193 1861+4331 6,325 1912+4412 単身 1,966 435+1531 2,592 573+2019 3,114 688+2425 3,617 799+2818 4,229 934+3295 後期単身率 16.9% 18.4% 18.9% 19.3% 19.4% 高齢者夫婦 3,583 4,339 5,125 5,522 5,625 後期 夫婦 944 1,358 1,692 1,998 2,356 高齢世帯率 15.0% 20.6% 22.5% 22.1% 後期世帯率 5.9% 7.6% 10.8% 12.9%

延長線上で考えるな! 日本のGDPが世界に占める割合が最高だったのは? 2014年に日本のGDPが世界に占める割合は? (IMF WEO@1504) 延長線上で考えるな! 日本のGDPが世界に占める割合が最高だったのは? 2014年に日本のGDPが世界に占める割合は? では、2020年には? 同年、中国のGDPは日本の何倍? 同年、ASEAN5の1人当たりは、日本のいつと同じ? 同年、中国+インド+ASEAN5の世界シェアは?

延長線上で考えるな! EU アメリカ 日本 中国 ASEAN5 インド 1980 1人あたりGDP 世界シェア 後10年成長率 1990 (IMF WEO 2015.4) EU アメリカ 日本 中国 ASEAN5 インド 1980 1人あたりGDP 世界シェア 後10年成長率 $9,130 33.6% 2.1% $12,575 25.7% 3.0% $8,359 9.8% 4.4% $302 2.8% 9.7% $1,407 2.0% 5.3% $566 1.7% 5.5% 1990 $16,743 31.9% $23,913 26.3% 3.2% $19,110 13.6% 1.4% $954 1.8% 10.0% $2,893 5.0% $1,177 5.7% 2000 $24,144 26.6% $36,432 31.0% $25,519 14.3% 0.5% $2,846 3.6% 10.2% $4,738 1.5% 4.8% $2,041 6.9% 2010 $33,518 26.0% $48,309 22.9% 2.5% $33,713 8.4% 1.1% $9,012 9.1% 7.4% $8,379 $4,495 2.6% 7.3% 2015 $37,607 22.1% $56,421 24.3% $38,215 5.6% $13,801 15.0% $10,866 $6,265 3.1% 2020 $44,922 20.8% $67,697 $44,405 $20,003 16.5% $14,603 $9,327 3.7% 中国+ASEAN5+インド=23.4% 製造業就業者:12年12月998万(16%)←92年10月1603万(25%) 月平均給与総額:13年314,054円← 97年371,670円 パート労働者:29.41%(史上最高)

主要企業の2013年度 連結売上高と海外売上比率

省エネを、地球のためではなく、 自分自身の経済のために見てみると? 世帯 あたり 1965(S40) 年度 1973(S48) 第1次石油ショック 2009(H21) 暖房 5386(30.7%) 9050(29.9%) +3664(+ 68%) 9583(25.1%) +533(+ 5%) 給湯 5930(33.8%) 9595(31.7%) +3665(+ 61%) 10957(28.7%) +1362(+14%) 厨房 2807(16.0%) 4268(14.1%) +1461(+ 52%) 3131(8.2%) ▲1137(▲26%) 動力・ 照明 3334(19.0%) 6962(23.0%) +3628(+108%) 13859(36.3%) +6897(+99%) 冷房 88(0.5%) 393(1.3%) +306(+348%) 687(1.8%) +294(+74%) 計 17545 MJ 30268 +12723(+72%) 38179 +7911(+26%) 熱供給が 5割以上 家電・ITは どこまで? 断熱も 換気も

省エネを、地球のためではなく、 自分自身の経済のために見てみると? 世帯 あたり 1965(S40)年度 1973(S48) 第1次石油ショック 2009(H21) 電気 4000 (22.8%) 8536(28.2%) +4535(+113%) 19280(50.5%) +10745(+125%) 都市 ガス 2597 (14.8%) 5146(17.0%) +2549(+ 98%) 7865(20.6%) +2719(+52%) LPガス 2105 (12.0%) 5267(17.4%) +3161(+150%) 3894(10.2%) ▲1372(▲26%) 灯油 2649 (15.1%) 9474(31.3%) +6825(+257%) 6720(17.6%) ▲2754(▲29%) 石炭 6193 (35.3%) 1846(6.1%) ▲4347(▲70%) -(0.0%) ▲1846(▲100%) 太陽熱 等 - 0(0.0%) 382(1.0%) 2割は 熱に? 2千万kl →2兆円!

電気・灯油・ガソリンの使用量「偏差値」上位は? 福井 73.8(153千円)     67.6(147) 松江 63.2(142)     63.0(142) 和歌山 61.0(140)     60.8(139) 福島 60.2(139) 徳島 59.0(138) 静岡 58.9(137) 岐阜 56.5(135) 青森 88.9(110) 札幌 83.2( 97) 秋田 74.3( 77) 盛岡 70.2( 67)     67.3( 61)     60.7( 45) 福島 57.7( 39) 仙台 55.5( 34) 長野 54.9( 32)     54.5( 31) 山口 73.1(128)     63.3(105)     62.7(104)     62.6(104) 水戸 61.9(102) 宇都宮 61.9(102) 浜松 61.6(101) 松江 61.2(100) 大分 59.6( 96) 長野 59.5( 96)

電気・灯油・ガソリンの使用量「偏差値」上位は? 福井 73.8(153千円) 金沢 67.6(147) 松江 63.2(142) 富山 63.0(142) 和歌山 61.0(140) 山形 60.8(139) 福島 60.2(139) 徳島 59.0(138) 静岡 58.9(137) 岐阜 56.5(135) 青森 88.9(110) 札幌 83.2( 97) 秋田 74.3( 77) 盛岡 70.2( 67) 山形 67.3( 61) 富山 60.7( 45) 福島 57.7( 39) 仙台 55.5( 34) 長野 54.9( 32) 金沢 54.5( 31) 山口 73.1(128) 山形 63.3(105) 金沢 62.7(104) 富山 62.6(104) 水戸 61.9(102) 宇都宮 61.9(102) 浜松 61.6(101) 松江 61.2(100) 大分 59.6( 96) 長野 59.5( 96)

電力ならスマートグリッド、 燃料なら地産地消(適地適発+産地直用) 降らない 雪 降る 【関東・東海・関西・中四国・九州の 県庁所在地市・政令市】 暖房・給湯の1割改善を! 右記に加えて、 ・換気(パッシブソーラー)徹底! ・燃料電池発電も 【北海道・東北・甲信越・北陸・山陰の 県庁所在地市】 暖房・給湯・融雪の2割改善を! ・断熱(壁も内窓も!)徹底! ・発電導入施設に直流併用! ・地中熱の最大活用! 県庁所在地市・政令市 以外】 林産資源の最大活用により、 業務用暖房・給湯 2割改善を! 県庁所在地市 以外】 暖房・給湯・融雪を業務用でも! 上記に加えて、 ・バイオマス(木質以外も!)、  小水力、風力の最大活用! → 特に農業・福祉・教育施設!  (ハウス、畜舎、ホーム、校舎) 高い 人口密度 低い

発題・討論から(敬称略) 【吉野】発電88%:輸入化石燃料 →自給25%(再生可能13+原子力11) +電力コスト現状微減 +温室効果欧米並み(13年比▲26%) 50百万kl=産業10+業務12+運輸16 +家庭11=石油ショック時並み必要 供給自由化+再生可能買取4兆 【田中】移動拡張・利便⇔環境負荷 +大部分の国が化石に高く依存 自由・快適・安全・持続的なモビリティ 使用時CO2ゼロ、製造手法多様、 貯蔵・輸送容易、用途多様 現状ではガソリン燃費向上も重要 →次の100年に備えFCV開発 充填3分で航続650km 【崎田】ごみアジア中心に50年まで倍増 個性・心豊かなくらし:地域循環共生圏 20年東京オリパラを契機に ロンドン:持続可能な社会実現の好機 +関係機関・事業者・市民の協働 持続可能性専門チーム:①気候変動 ②廃棄物 ③生物多様性 ④インクルージョン ⑤健康な生活 +イベント・マネジメント国際規格化 供給企業・スポンサーと協働→誇り! 【牧】西粟倉村 1500人なのに社会増! 材を加工して出荷:林業の6次産業化 製材・家具・ジビエ・染色など次々創業 灯油2000万円をバイオマス転換! 低コスト高性能の移住者向け住宅開発 週末に遠出しなくて済む 【末吉】犠牲→エシカル:環境・人・地域 緊急課題:貧困・人権・気候変動 法的縛りはなくても、多くの人が「正しい」 影響をしっかり考える:おかげさま、 おもてなし、おたがいさま

「ISO20121イベント・サステナビリティ・マネジメント・ システム認証に沿って、2020年東京大会は、 持続可能な社会、環境、経済に関する新しい基準を 遵守していく。」(東京オリパラ最終提案書 P8 ) 「2012年に開催されたロンドンオリンピック・パラリンピックは、 スクラップ&ビルドではない『持続可能性(サステナビリティ)』 をめざす大会として運営され、史上最も環境に優しい大会と して高い評価を得ました。その大会を支えたのが、持続可能 なイベント運営のためのマネジメントシステム規格である ISO20121です。」(BSI website) →東京組織委員会に「調達ワーキンググループ」設置! + ISO20400(「持続可能な調達」国際規格)16年秋発行予定!

発題・討論から(敬称略) 【吉野】家庭省エネ 30年までに4割! 新築ゼロエネ、LED100%、・・ バイオマス:輸入<国内のしくみづくり 【田中】供給技術:普及で進化 最後の「気合い入れた」チャレンジ 【崎田】都も水素推進⇔CO2排出? 爆発などリスク管理? 【田中】海上風車、北九州下水汚泥、 炭素固定してレタス畑に 安全に使えばガソリン同様 【吉野】需要量?【崎田】オリパラで 【末吉】選ぶ意識=責任がなかった (騙されないように守る)→教育必要 欧米では小学校から 不買も バングラディシュ縫製工場の大事故 20-50代女性「わからなきゃ買わない」 フェアトレード大学サークル60団体 【牧】将来の消費者に出資してもらった →SNSで発信→先頭打者ホームラン 【崎田】ビジネスモデルも発信 技術とくらしの連携コーディネート オリパラ2500万食の調達:基準・管理 【田中】理念に共感+満足に結びつくか 琴線に触れるものにできるか 【吉野】省エネ:快適・健康も 地域の取り組みにきめ細やかな支援 【牧】「やってやる」人材の徹底的支援 【末吉】6割が個人消費⇔企業の支援も 一人の応援の声から動くことも 格付:動物・環境・人権・政治・持続性 【崎田】基礎的材料不足+対話→開発 50-60歳代の男性の参加 【田中】aqua ソーシャルフェス 必要とされなければ生き残れない

発題・討論から(敬称略) 【田中】まち一番の企業に⇔信任の証 【吉野】バランス良いエネルギー供給 再エネがすべて良いわけではない 太陽光1500時間/年⇔石炭で補填 【田中】チャレンジ2050 「ライフサイクルでCO2ゼロ」部品も 【崎田】技術とくらし、都心と郊外 連携 2020年に向けスポンサー以外も 小型家電回収(八戸市など) 【牧】消費が変わるかも?実感 【末吉】ロンドン以上に! 企業の経営者も消費者 買うことは個人的な営みだけでない 東3ゾーンに

「ISO20121イベント・サステナビリティ・マネジメント・ システム認証に沿って、2020年東京大会は、 持続可能な社会、環境、経済に関する新しい基準を 遵守していく。」(東京オリパラ最終提案書 P8 ) 「2012年に開催されたロンドンオリンピック・パラリンピックは、 スクラップ&ビルドではない『持続可能性(サステナビリティ)』 をめざす大会として運営され、史上最も環境に優しい大会と して高い評価を得ました。その大会を支えたのが、持続可能 なイベント運営のためのマネジメントシステム規格である ISO20121です。」(BSI website) →東京組織委員会に「調達ワーキンググループ」設置! + ISO20400(「持続可能な調達」国際規格)16年秋発行予定!