社会理論と調査法 自分のなぞ? 「どんななぞ」に対して、 「どのような実験・調査」をして 「どのような分析」をすればいいのか? いろいろな分析方法ならった… 結論
人間が関わると 情報システム学科 情報文化学科 情報システムの開発・活用 国際理解 言葉や制度・習慣・慣習・ルール・マナー・宗教 利用する人々まで含めて ”情報システム” 人々が関わるので ある会社で喜んでもらえたコンピュータシステム・ビジネスモデル 地域や時代、いや一人の人の中でも立場によって使い分ける。 別の会社では不評…
考えてみよう! 指静脈認証システム “あなた” 認識 コンピュータ 指 検知器 指紋と同じように確実にひとり一人認識 コップに指紋が残る 指静脈は残らない →知らないところで認証されることはない。 指紋と違って、人間の目では識別できない。
例えば 指静脈認証システムなら 本学のコンピュータ・システム 覚える必要ない。 パスワードで認証 キーボードで入力する必要ない。 絶対、成りすまし出来ない。 パスワードで認証 夏休み明けで、パスワード忘れた! 忘れないパスワードだけど、他の人にもバレバレ=情報流出 ちなみに:指怪我して、包帯ぐるぐるまき! 複数の指、登録しておけば、認証可
使う人にとってイヤな点は? 人によっては、気にならない。 便利! 人によっては、イヤな点あるだろう。 しかも、嫌な点、人によって異なる。 人によっては、気にならない。 便利! 人によっては、イヤな点あるだろう。 しかも、嫌な点、人によって異なる。 制度や慣習・習慣・ルール・マナー・宗教の違う人々の間でも嫌な点、異なる? もしかしたら、昨日、気にならなかったことが、今日は気になるかも? いろいろな人の気持ちを考えてみよう!
グループワーク 今日は初めてなので、周りのお友達とグループを組もう。 グループが組めない方はお一人で構いません。 それぞれの3つの中の人々で4人のグループを作って話し合いやすいように、座ろう! (横一列では話し合えません)
手順 ① まず、自己紹介。 ② 用紙にメンバーの名前を書く。 2枚目の用紙のオモテを使用します。次回はウラ、次々回は3枚目のオモテ…) ① まず、自己紹介。 ② 用紙にメンバーの名前を書く。 2枚目の用紙のオモテを使用します。次回はウラ、次々回は3枚目のオモテ…) お互いに意見を交換 レポートは個人個人で書く。他の方の意見を紹介(名前を出してください。とっても重要です)しながら、自分の考えを展開。
グループワーク 自分の頭を使う 人と協力して、問題を解決 他人の頭を使う 新しい方法を創り出す必要 グループワークで両方の練習 学校 誰かの作った知識や技術を覚える。 情報の消費者 大学: まだ誰も分からない “自分の問い ”を解明する 情報の生産者 自分の頭を使う 人と協力して、問題を解決 他人の頭を使う 新しい方法を創り出す必要 グループワークで両方の練習
回答例 個人情報・利用の管理 →保管と消去と目的外使用防止策 →自分で確認したい(卒業したら確かにデータ消去されたのか等)。 指紋と似ている。指紋取られるようなカンジで心理的にイヤだ。 他の人が触ったところ触るのがイヤだ。 さまざまな意見 気分によってことなる 物理現象とはちがった分析方法が必要 システムの改良へ ココロ・感情の問題が重要
<成績評価方法> 成績は、グループワーク・個人ワークによって評価します(旧態依然とした減点法の試験は行いません)。オリジナリティを高く評価します。
例2:ここはどこでしょう!? 20世紀のアフリカです! 私たちは、アフリカの人々に、“衛生”について教えようとしています。 衛生の大切さを分かってもらう、映画を作って上映することにしました! (第1・2図参照) 片岡さん・佐藤さん・南波さんありがとう
さて、アフリカの人々は… どんな感想を持ったでしょうか? 選択肢を用意しました。 周りの方と、相談してください。 1分後に聞きますので、お一人お一人の考えで、どれかに手を挙げて下さい。
4つの選択肢 A 手を洗うことは、大切だ。 B 手を洗うなんて、面倒だ。 C 映写機ってスゴイ! D ニワトリがいた…
正解は… D ニワトリが いた…
ニワトリが映っていたことに気がつかなかった。 アフリカの人々・映画をつくった人々 アフリカの人々 映画をつくった人々 手を洗うところは見てなかった。 ニワトリしか見てなかった。 手を洗うところを撮影した。 ニワトリが映っていたことに気がつかなかった。
明晰の罠 どんな人も… 目に映ったものすべては“見えない” 何かに着目し、何かを見ない。 知らず知らずのうちに自分の「当たり前」を見てしまいがち。 人の、そして自分の頭の使い方が重要
自分の「当たり前」という判断をいかに止められるか。 自文化の「当たり前」メガネを通すとの他の国の文化が見えない。 国際理解 自分の「当たり前」という判断をいかに止められるか。 自文化の「当たり前」メガネを通すとの他の国の文化が見えない。
根拠をもって主張しよう。 世の中、おかしな根拠で主張していること、 いっぱいある。 ・せっかく大学に通う機会を得たのだから、仕事で、生活で訂正してあげよう。 ・自分の、そして愛する人たちのために、真剣に意思決定するときに必要な知識を習得します。
行動科学・情報社会論との関係 社会理論と調査法 行動科学 問題発見 適切な 主張(仮説) 情報の創造 協働して問題解決 根拠 情報社会論 情報の創造 協働して問題解決 問題発見 主張(仮説) 適切な 根拠 情報社会論 社会への影響 観察
質問意見表 質問・意見を必ず書いてください。 感想文は、やめるようにしましょう。 できるだけ質問 他人の頭の使い方の練習です。 いかに分からないところを具体的に伝えるか。
<受講に当たっての留意事項> 授業中、私が説明しているときは、誰も話してはいけません。小声でもダメです。私が聞こえなくてもあなたの周りの人が迷惑です。グループワーク・個人ワークのときは、どんどん周りの人と話してください。友達の意外な推理を楽しみ、また友達を楽しませてあげてください。 資料はホームページ(http://www.nuis.ac.jp/~komiyama/)で公開します。
質問・意見票ケース ・ケース番号1:情報文化学科 3年生 学籍番号1~50番の皆さん ・ケース番号1:情報文化学科 3年生 学籍番号1~50番の皆さん ・ケース番号2:情報文化学科 3年生 学籍番号51~101番の皆さん ・ケース番号3:情報文化学科 3年生 学籍番号101~ラストナンバーまでの皆さん
・ケース番号4:情報システム学科 3年生 学籍番号 1~30番の皆さん ・ケース番号5:情報システム学科 3年生 学籍番号31~60番の皆さん ・ケース番号6:情報システム学科 3年生 学籍番号61~90番の皆さん ・ケース番号7:情報システム学科 3年生 学籍番号91~120番の皆さん ・ケース番号8:情報システム学科 3年生 学籍番号121~150番の皆さん ・ケース番号9:情報システム学科 3年生 学籍番号151~180番の皆さん ・ケース番号10:情報システム学科3年生学籍番号181~ラストナンバーまでの皆さん
・ケース番号11:両学科 4年生以上の皆さん