キャリア教育を充実させるための改善・実施・評価シート

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1 課題の洗い出し. 2 1.本日の日程 ①開会の挨拶 日程説明 ( 5 分) ②自己点検 ( 10分) ③情報モラル指導の必要性(プレゼン) (20分 ) ④課題の洗い出し ( 10分) ⑤全体計画についての協議Ⅰ (15 分) ⑥全体計画についての協議Ⅱ (20 分) ⑦全体計画についての協議Ⅲ.
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1.情報教育について 2 情報教育. 情報教育とは 児童生徒が自ら考え、 主体的に判断・表現・行動 児童生徒は主体的に学ぶ 「情報活用能力」を育成する教育.
校内研修会資料 キャリア教育の理解と実践に向けて 児童生徒の自立を支援する 「みやぎキャリア教育プラン」 校内研修会資料 キャリア教育の理解と実践に向けて 児童生徒の自立を支援する 「みやぎキャリア教育プラン」 宮城県教育研修センター 平成 19 年度キャリア教育研究グループ.
キャリア教育の理解と実践 キャリア教育研修プログラム. 研修の流れと内容 ステップ1 (キャリア教育理論研 修) ・基本的な理解(40分) ・キャリア教育の授業とは(40 分) ステップ2 (キャリア教育授業研 修) ・キャリア教育授業の参観(45 分) ・授業研究会(60分)
生 活 科 (小) 福島県教育委員会 平成20年度小・中学校教育課程研究協議 会. Ⅰ 改訂の要点 1 学年の目標の改善 (1) 目標 (3) を加え、四つに増やした。 (2) 文言を加え、一人一人の児童に育 つことを期待する認識を明確にした。 ① 目標 (1) 「地域のよさに気付き」 ② 目標 (2)
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学習指導案の検討会を通し て、 本時の授業への見通しを持ち、 参観の視点をつかむ。
小中連携・一貫教育による確かな学力の育成
宇佐支援学校 学校評価実施計画 改善 教職員自己評価 自分らしく 生活する 子ども 保護者・ 地域から 愛される 学校 のびのびと 過ごせる
健康教育導入について 宮崎県薬剤師会 健康教育推進委員会  鈴木 啓子.
基礎情報の収集・・・前年度の出欠席状況、配慮の必要性、長期欠席経験者への対応
2019年度 すべての教職員のための授業改善研修 本研修の背景とねらい
学校における教育の情報化の推進と校内研修の企画運営
特別支援教育総合推進事業 特別支援教育 推進員 高等学校 1(新)特別支援教育総合推進事業【4,752千円】 県教育委員会 特別支援学校
平成20・21年度 国立教育政策研究所・教育課程研究センター指定
学習指導要領の改訂 全国連合小学校長会 会長 大橋 明.
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キャリア教育を充実させるための改善・実施・評価シート 平成27・28・29年度福岡県重点課題研究指定・委嘱事業(2年次) 福岡県教育委員会 小中連携によるキャリア教育の推進 ■研究指定・委嘱校地域(指定校) 朝倉市教育委員会(杷木中、松末小、杷木小、久喜宮小、志波小) 岡垣町教育委員会(岡垣中、吉木小、内浦小、海老津小) 研究の目標 研究の内容 小・中学校9年間を見通した、キャリア教育を体系的・系統的に推進する教育課程編成や推進体制の在り方を究明する。 ■視点1:発達段階に応じた系統的なキャリア教育の取組 ■視点2:小中連携による系統的な推進体制の構築 研究の実際 ■視点1:発達段階に応じた系統的なキャリア教育の取組 岡垣町の実践  岡垣町では、3年間の研究の概要をまとめ、キャリア教育の推進に取り組んでいます。 〇 キャリア教育に関する小中一貫した基本方針の明確化 〇 キャリア発達の諸能力の新しい視点に立ったキャリア教育9年間のカリキュラムの作成 〇 児童生徒の発達の段階に応じたキャリア教育の授業づくりと指導の実際 【研究の概要】  各学校(4校)がこれまで行ってきたキャリア教育のカリキュラムや実践を「基礎的・汎用的能力」「小中連携」の立場から改善を図り、9年間を見通した効果的なキャリア教育のカリキュラムを作成し実践に取り組んでいます。 朝倉市の実践  朝倉市では、キャリア教育の視点から育てたい子ども像を明確にして研究を進めています。 【育てたい子ども像の設定】   「H・A・K・I」 (1)「Human」・・・・人間関係形成・社会形成能力  ① 自分の考えを持ち,積極的にコミュニケーションを図る生徒  ② 自分の役割を果たし,他者と協力・協働し,豊かな人間関係を築く生徒  ③ ふるさとに自信と誇りを持ち,杷木の将来に展望を持つ生徒 (2)「Approach」・・・・自己理解・自己管理能力  ① 自分自身を肯定的に理解し,自分の行動に責任が持てる生徒  ② 多様な意見や考えを受け入れ,自己成長を図る生徒  ③ 他者や社会とのかかわりを考え,自己有用感が持てる生徒 (3)「Key&Skill」・・・・課題対応能力  ① 問題や課題の原因を考え,資料や情報を収集できる生徒  ② 課題解決に向けて客観的に分析し,適切な計画を立てる生徒  ③ 問題や困難をバネにし,何事にも意欲的にチャレンジする生徒 (4)「Imagine」・・・・キャリアプランニング能力  ① 学ぶことや働くことの意義について考え,学ぶ意欲を持ち続ける生徒  ② 自分の将来について真剣に考え,しっかりした職業観と勤労観を持つ    生徒  ③ 将来の目標の実現に向かって,ひたすら努力を続ける生徒 低学年・中学年・高学年・中学一年・二年・三年ごとの目指す子ども像の設定 キャリア教育アンケートを実施し、児童生徒の実態をもとに、育てたい子ども像を設定していきました。  岡垣町では、「改善・実施・評価シート」を活用して、キャリア教育の改善・充実に努めています。  岡垣町では、「基礎的・汎用的能力」、「小中連携」の視点をもって授業づくりを行っています。  朝倉市では、各教科等の中で、育みたい基礎的・汎用的能力を明らかにし、それを育むための活動や手立てを工夫した取組を行っています。 キャリア教育を充実させるための改善・実施・評価シート 学校名 岡垣中学校  該当学級等 2年 領域 道徳の時間 活動名 「言葉の向こうに」 2-(5) 実施日 平成28年11月17日 火曜日 中学校 第2学年 道徳の時間 主題名「寛容の心」 資料名「言葉の向こうに」(私たちの道徳) 小学校 第6学年 総合的な学習の時間 「ふるさとのよさを発信しよう」 〇調べて分かったふるさとのよさを、杷木の方々に伝える学習 中学校 第2学年 技術・家庭科家庭分野 「日常食の調理と食文化」 〇包丁の正しい使い方を身に付け、今後の生活にどのように生かしていくかを考える学習 「基礎的・汎用的能力」 からみた改善点 「小中連携」からみた 改善点 〇 自分の課題に気づき、解決の  ための手立てを見つけることが  できる指導を行う。(課題対応能  力) 〇 小学校高学年2-(4)を発展   させ、本時のねらいを「人によっ  ていろいろな見方や考え方があ  ることに気づき、寛容な心をもと  うとする態度」とする。 地域のひと・もの・こととかかわることを通して、地域のよさを見つけ、そのことを分かりやすく伝えました。 包丁の正しい使い方、様々な切り方ができるようになりました。家でも夕食の準備のときに生かしていきたいです。 具体的な実施内容 〇 資料から離れて自分のこととして考えられるような発問を行い、   個人で考える時間を確保する。 〇 個人で考えた後、小集団にして意見の交流を行う。その後、自分  の考えを再構築する時間を確保する。 〇 今日の学習を通して、学んだこと、気づいたこと、心がけたいこと  をワンフレーズでカードに表現させる。  ねらいとする道徳的価値から現在の自分の状況を振り返り、大切な心を考えることができました。(課題対応能力の育成)  友達と協力し自分の役割を果たすことができました。(人間関係形成・社会形成能力の育成)  学んだことを生活に生かしそうという意欲をもちました。(キャリアプランニング能力の育成) 改善・実施後の評価(〇成果と●課題)

平成27・28・29年度福岡県重点課題研究指定・委嘱事業(2年次) 小中連携によるキャリア教育の推進 福岡県教育委員会 研究の実際 ■視点2:小中連携による系統的な推進体制の構築 岡垣町の実践  岡垣町では、研究を推進するための組織を作り、平成27年度~29年度の3カ年の年次別研究計画の概要をまとめ、それに基づいて研究を計画的に進めています。 〇 効果的な実施のための小中連携したキャリア教育推進体制の整備 〇 体験活動や外部人材の活用など地域・社会と連携した取組や教育環境づくり 【岡垣中学校区研究組織】 当該校の校長で組織し、「研究の方向性」「3年間の見通し」等について指導したり、決定したりする。 朝倉市の実践  朝倉市では「杷木中学校区連携部会」を設置し、「情報収集会議」、「小中学校連絡会議」、「授業研究推進会議」を中心に研究体制の整備し研究を進めています。 研究推進校長会 当該校の校長、教頭、主幹教諭、研究主任で組織し、研究の方向性や進め方等の検討を行う。 研究推進委員会 【杷木中学校区連携部会】 研究推進委員会で決定した取組等が各学校に浸透するための「有機的な連携協力」を行う。 研究推進の中心となる3つの部会「情報収集会議」、「小中学校連絡会議」、「授業研究推進会議」の業務内容、担当者、時期、場を明確に設定し、意図的・計画的に研究が進むようなシステムをつくっています。 校長、教頭、主幹教諭、研究主任、全職員で組織し、研究推進委員会から示された研究テーマ等に基づいた校内研修を行う。 校内推進委員会 【岡垣中学校区研究推進計画(3年間)】 【岡垣中学校区研究推進計画(2年次)】 第1年次 (平成27年度)  1-① 小中学校におけるキャリア教育の実態把        握・検討  1-② 基礎的・汎用的能力と各校のキャリア教育       とのかかわりの明確化  1-③ 発達段階に応じた「目指す子ども像」の       作成  1-④ 「目指す子ども像」に応じた児童生徒用アン        ケートの作成と実施  1-⑤ 中間報告書の作成 第2年次 (平成28年度)  2-① 基礎的・汎用的能力による小中学校におけ       るキャリア教育の構築  2-② 視点を明確にした校内授業研修の実施  2-③ 中間報告会の開催、中間報告書の作成  2-④ 「目指す子ども像」に応じた児童生徒用アン       ケートの実施  2-⑤ 研究の成果と課題の明確化 第3年次 (平成29年度)  3-① 研究主題等の再検討、研究のまとめ方の       作成  3-② 公開授業の指導案審議  3-③ 研究発表会の開催  3-④ 報告書及び啓発リーフレットの作成  3-⑤ 研究の成果と課題の明確化  2-① 基礎的・汎用的能力による小中学校におけるキャリア        教育の再構築  小中学校9年間の各学年、領域ごとに、これまで実施してきたキャリア教育を、基礎的・汎用的能力のどの部分に働きかけるものかと、小中連携の立場からの改善を図ればよいかを明確にし、キャリア教育改善・実施・評価シートを作成する。(以下、改善シートとよぶ)  2-② 視点を明確にした校内授業研修の実施  ①で作成した改善シートをもとに、道徳、特活、教科のうち、一つを実践する。   また、課題でもあった、小中学校教職員に対して共通理解を図るための研究部会をまとめる。  2-③ 中間報告会の開催、中間報告書の作成  1年次の課題をもとに、改善を行ってきた内容と方法と、2年次の研究内容等をまとめる。  2-④ 「目指す子ども像」に応じた児童生徒用アンケートの       実施  発達段階(低・中・高・中学校)に応じた15項目のアンケートを作成できた。本年度も2回程度実施し、集計により、1年次との比較や、各校や各学年のよさや課題を明らかにする。  2-⑤ 研究の成果と課題の明確化  3年次に向け、キャリア教育を小中連携のもとで推進していくための視点や方法等を報告書にまとめる。 【小中連携した校内研修の様子】 小学校の校内研修に、中学校の主幹教諭を講師として招き、キャリア教育の視点に基づいた授業づくりの研修を行いました。 研究テーマ等の共通理解が図れたり、小中連携、系統的な指導等の大切さに気付いたりできました。日常の授業改善にもつながりました。  岡垣町では、基礎的・汎用的能力を効果的に育むために、地域や他機関等の外部人材を積極的に活用した取組を進めています。  朝倉市では、基礎的・汎用的能力のHuman(人間関係形成・社会形成能力)の中の「郷土愛」の涵養のために、地域の支援を生かした取組を進めています。 中学校 第2学年  総合的な学習の時間「職場体験」の様子 小学校 第1学年  生活科「地域の人から昔遊びを教えてもらおう」の様子 地域のおじいちゃん、おばあちゃんと楽しく遊ぶことができました。(人間関係形成能力の育成) 中学校 「地域ボランティアの取組」 中学校から地域に対して、ボランティア要請を募り、生徒に積極的な参加を呼びかけています。その結果、地域行事の運営面の協力をしたり、行事に参加したりする生徒が増えてきました。 地域の行事に何度も参加することを通して、地域の方々のすばらしさを実感しました。私も杷木を盛り上げていく人になりたいです。(人間関係形成能力の育成) 地域の店で働いて、働くことの大変さ・大切さを学びました。今すべきことも見えてきました。(キャリアプランニング能力の育成)