食品添加物の歴史 Bグループ
食品添加物の歴史(1) 1947年 食品衛生法が制定される 食品添加物60品目指定 1955年 森永ヒ素ミルク中毒事件 1947年 食品衛生法が制定される 食品添加物60品目指定 1955年 森永ヒ素ミルク中毒事件 1957年 森永ヒ素ミルク中毒事件によって食品衛 生法が見直され、化学合成されたものは指定した もの以外には添加できないこととなった 1958年 インスタントラーメン発売 (添加物大量消費時代) 1968年 カネミ油症事件(米ぬか油にPBC混入) ※PBC:ポリ塩化ビフェニル 加熱されるとダイオキシンに変化する
食品添加物の歴史(2) 1969年 合成甘味料のズルチンやチクロに発 がん性が見つかり指定を取り消された 1969年 合成甘味料のズルチンやチクロに発 がん性が見つかり指定を取り消された 1972年 食品衛生法改正 「食品衛生調査 会」設立国会付帯決議「添加物はできるだけ 削減して行く」 1973年 アメリカでサッカリンに発ガン性発 表 1974年 合成保存料のフリルフラマイド (AF2)に発がん性が見つかり指定を取り消さ れた 1982年 アメリカでサッカリンナトリウムを 発ガン物質に指定。日本では現在もダイエッ ト甘味料として販売中
食品添加物の歴史(3) 1983年 アスパルテーム他11品目大量認可 1989年 化学合成添加物全面表示 1991年 天然添加物全面表示 1983年 アスパルテーム他11品目大量認可 1989年 化学合成添加物全面表示 1991年 天然添加物全面表示 赤色40号他7品目認可、5品目禁 止 1992年 防かび剤イマザリル認可 1995年 天然由来の添加物も指定制となる。 しかし、天然由来の添加物は安全性が評価さ れずに既存添加物と分類された
食品添加物の歴史(4) 1998年 「既存添加物の安全性評価に関する 研究調査(平成8年度調査)」 1998年 「既存添加物の安全性評価に関する 研究調査(平成8年度調査)」 2000年 「既存添加物の安全性評価に関する 研究調査(平成11年度調査)」 2004年 「既存添加物の安全性の見直しに関 する調査研究(平成15年度調査)」 2005年 「既存添加物の安全性の見直しに関 する調査研究(平成16年度調査)」 2007年 「既存添加物の安全性の見直しに関 する調査研究(平成19年度調査)」
アメリカにおける食品添加物の歴史(1) 1906年 食品と薬品の条例が国会を通過した。 危険性のある添加物の使用を禁じる内容で あった。 1906年 食品と薬品の条例が国会を通過した。 危険性のある添加物の使用を禁じる内容で あった。 1907年 条例により、80余り流通していた コールタールを原料とするタール色素は7種類 のみ使用可能で他は禁止となった。 1938年 食品・医薬品と化粧品条例が制定さ れる。
アメリカにおける食品添加物の歴史(2) 1958年 食品添加物修正によって、デラニー 条項が制定される。発がん性のある物質の食 品への使用を禁止している。また古くから使 用されてきた数百の添加物はGRAS(一般的に安 全とみなされる物質)として公表された。 1977年 人工甘味料のサッカリンが、デラ ニー条項にもとづいて禁止となる。実験では、 非日常的な量を与えたラットに膀胱がんが起 こった。 1991年 サッカリンの禁止は撤回された。 1992年 デラニー条項は、どんな程度の発が ん性でも許可しないとされる。
ヨーロッパにおける食品添加物の歴史 ヨーロッパ 1980年代、欧州共同体(EEC)で、イーナン バーという表示によって、E100番台は合成着 色料、E200番台は合成保存料などと分かりや すい表示に整理された。
イギリスにおける食品添加物の歴史 1856年 ウィリアム・ヘンリー・パーキンが コールタールから染料を合成し、以降、合成 染料の業界ができる。 1977年 食品添加物を除去するファインゴー ルドの食事療法はイギリスにも知れ「注意欠 陥・多動性障害の子供をサポートする会」に つながった。 1986年 ラベル表示を義務付ける法案が施行 する。 2009年末~ 6種のタール色素についてメー カーが自主規制するよう勧告。