第13回 QC7つ道具(データの可視化・活用) 経営情報論A 【①グラフ:可視化】 データを集め、可視化することによって、状況が把握しやすくなる。 棒グラフ(縦・横):時間や項目ごとの大きさの比較や推移を表現するのに便利。 折れ線グラフ:時系列で変化するものを表現するのに便利。 右図は帯グラフ:項目ごとの内訳を比較し、推移を把握するのに便利。 あなたが店長だったら、どのような対応をしますか?
【グラフ(続き)】 円グラフ:項目ごとの内訳の比率を 表現するのに便利。 レーダーチャート:バランスを表現 するのに便利。 表現するのに便利。 レーダーチャート:バランスを表現 するのに便利。 あなたが教師だったら、左のような生徒にどのようなアドバイスをしますか?
【②ヒストグラム】 分布(頻度)を棒グラフで表し、視覚的に異常を発見する あなたが物流センター長だったら、何が問題だと判断し、どのような対応をしますか?
【③散布図】 異なる属性に基づいてプロットしたもので、関係がありそうな項目を把握し、対応する。(例.大学なら出席率と点数とか⇒正の相関⇒出席)
【④パレート図】 各項目を大きい順に並べ、累積値を求める。それによって、重点的に 対応すべき項目がわかる。 2500アイテムを取り扱っている小売店が毎日管理すべきなのは? 3割の商品で、70%の売上とかとも言われている。
【⑤特性要因図(フィッシュボーン・チャート)】 問題は複数の要因が原因で発生することがあるので、複数の 原因と問題の関係を系統的に整理する。誤納品の原因は?
授業になぜ遅刻するのかをフィッシュボーンチャートを使用して考える。 (自宅) (通学中) (学内) 遅刻
【⑥(点検用)チェックシート】 簡単かつ確実に点検・確認をもれなく行うためのシート。 物流拠点間の商品管理チェックシート 確認 日時 備考 氏名 A 工場倉庫出発時点 レ ×月×日 ○○ ○○ B 物流センター到着時点 ▽▽ ▽▽▽ C 物流センター出発時点 ◇◇◇ ◇◇ D 引き渡し時点 ■■ ■ ※レ:チェック時点で「レ」を入れる。問題があれば備考に記入。
【⑦管理図】 ある作業員が情報管理限界線を越えていたら、どのような対応をしますか? 中心線(CL)を基準として、情報管理限界線(UCL)と下方管理限界線(LCL)を 設定して、それを上回る場合や下回る場合は異常として、対応する(作業の 見直しや研修)。 ある作業員が情報管理限界線を越えていたら、どのような対応をしますか?