訪日外国人向けWebメディア「MATCHA」のやさしい日本語 ※やさしい日本語・・簡単な文法や語彙を使用。また、全ての漢字にふりがなをふり、文節で分け空白を入れるなど。 訪日外国人向けメディアでありながら、世界中にいる日本語学習者のため、日本語を学習しながら日本のことを知れるようにしている。 Webメディアということもあり、世界中の日本語学習者が利用でき、 より楽しく日本語を学べるようになる。また、これがSNSで拡散された事で、やさしい日本語という概念を日本の人にも気づかせ、さらには「MATCHA」の理念の理解促進にもつながった。 行政がやさしい日本語を使用している例はあるが、一般企業が娯楽情報を届けるために採用するのは珍しい。各自治体や研究機関が作成し 公開している「やさしい日本語」 のマニュアルなどを参照して作成されている。 世界には300万から400万人の日本語学習者がいると公表されていて、実際には1000万人以上いると言われてるらしい。しかしながら、語学学習の教科書というのは画一的なものが多い。 「MATCHA」のやさしい日本語は、日本語学習者にもっと日本を好きになってもらいながら、学習に取り組んでもらいたいという想いがこもっている。 「MATCHA」というメディアの『日本を海外に伝えた』いという強い理念が伝わってくる施策。 日本が好きな外国人が周りにいる方は、是非シェアしたくなる。 民間の企業がやさしい日本語で情報発信する希少な例をつくった。 昨年発表している数字で20万人/日、全世界185カ国からのアクセスを公表している。 訪日外国人向けWebメディア「MATCHA」 http://mcha.jp/ 桑原 佑介