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有効座席(出席と認められる座席) 左 列 中列 右列 前で3章宿題、アンケートを提出し、 3章小テスト問題、4章講義レポート課題を受け取り、
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有効座席(出席と認められる座席) 左 列 中列 右列 前で4章宿題、アンケートを提出し、 4章小テスト問題、5章講義レポート課題を受け取り、
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PC作業の一時停止 ●「スタンバイ(サスペンド)」: メモリには電源が供給される。実行中のデータがそのままメモリに保持されるため、作業を中断した状態から 数秒で再開ができる。省電力。 操作: 「スタート」⇒「電源オプション」⇒「スタンバイ」とクリックする。 ●「休止状態」: メモリの内容をハードディスクに退避してから全デバイスの電源をオフ。作業を中断した状態からの再開ができる。ノートPCでは電池が消耗しない。
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有効座席(出席と認められる座席) 左 列 中列 右列.
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コンクリート構造物の 力学を学ぶために コンクリート工学研究室 岩城 一郎.
3 一次関数 1章 一次関数とグラフ §4 方程式とグラフ         (3時間).
(昨年度のオープンコースウェア) 10/17 組み合わせと確率 10/24 確率変数と確率分布 10/31 代表的な確率分布
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有効座席(出席と認められる座席) 左 列 中列 右列

第6章 運動量 講義 操 作 法 目 次 ページ 力積と運動量 弾性衝突と非弾性衝突 1 証明 2 「第6章運動量」要点 3 第6章 運動量 講義 操 作 法 目 次     ページ 力積と運動量 弾性衝突と非弾性衝突 証明 「第6章運動量」要点 例題1 弾性衝突 例題2 完全非弾性衝突 例題3 壁との衝突 進むには 又は、マウス左クリック Enter キー 戻るには Back space 又は を押す ページに跳ぶには をクリック 各ページからここに戻るには 各ページ右下   をクリック       目 各章のファイルは フォルダから開いてください。 スライド 終了には マウス右メニューで終了を選ぶ Esc 1 2 3 4 5 6 7 8 9

力積と運動量 スケーター 速度 v1 v2 v1' v2' 質量 m1 m2 力 -F 作用・反作用の法則 F dv1 dv2 運動の法則 = m2 dt dt Dt 力積=力の時間積分 Fdt = -m1(v1'-v1) = m2(v2'-v2) = - (p1'-p1) = p2'-p2 pi = mivi , pi' = mivi' (i =1,2) 運動量=質量×速度 受けた力積 = 運動量の変化 外力の作用がなければ 運動量の総和は保存する p1 + p2 = p1' + p2' 運動量保存の法則 目 1

弾性衝突と非弾性衝突 v1' 弾性衝突 力学的エネルギーが保存 v2 非弾性衝突 力学的エネルギーが散逸 v1 2体衝突 弾性衝突  力学的エネルギーが保存 v2 非弾性衝突  力学的エネルギーが散逸 v1 2体衝突 m1v1+m2v2=m1v1' +m2v2' v2' 直線上の衝突 m1v1+m2v2=m1v1' +m2v2' v2 v1 v2' v1' -相対速度比= 反発係数 弾性衝突 e=1 エネルギー保存 0<e <1 非弾性衝突 エネルギー散逸 e = 0 完全非弾性衝突 目 エネルギー散逸最大 2

証明 運動量保存の法則より m1v1+m2v2 = m1v1' +m2v2' ① 反発係数をeとすると ② 証明  運動量保存の法則より m1v1+m2v2 = m1v1' +m2v2' ① 反発係数をeとすると ② ①②を連立してv1' , v2' について解く e = 1 なら Q = 弾性衝突 e = 0 なら Q 最大 完全非弾性衝突 力学的エネルギーの散逸(損失) 目 3

「第6章 運動量」 要点 F:力、 t:時間、 v:速度、 m:質量 力積 F = 運動量 p = mv 力積=運動量の変化 F = 「第6章 運動量」 要点 F:力、  t:時間、 v:速度、 m:質量 力積 F = 運動量 p = mv 力積=運動量の変化 F = p' - p (X ' は最後のX ) 運動量保存の法則 (質点i の運動量pi , 速度vi , 質量mi ) 外力がないとき 一定 2体衝突 m1v1+m2v2=m1v1' +m2v2' 反発係数 力学的エネルギーの散逸 (損失) 弾性衝突 , e= 1 , 0 < e < 1 非弾性衝突 完全非弾性衝突 Q 最大 , e = 衝突後一緒に動く 目 4

台車2(質量m2=20kg、速度v2= – 6.0m/s)が直線上で弾性衝突した。衝突後の台車1, 2の速度v1', v2' を求めよ。 例題1 弾性衝突  解答 質量 衝突前 衝突後 m1=10kg v1=6.0m/s v1' 未知 台車1 m2=20kg v2= – 6.0m/s v2' 未知 台車2 全運動量は 運動量保存の法則より m1v1' +m2v2' m1v1 +m2v2 = = ( ) 10kg ( ) 6.0m/s + ( ) 20kg ( ) -6.0m/s = -60kgm/s ① 弾性衝突 ∴ 反発係数e =1 目 v1' - v2' = - v1 + v2 = - ( ) 6.0m/s + ( ) -6.0m/s = -12.0m/s ② 5

m1=10kg m2=20kg ① m1v1' +m2v2' = -60kgm/s ② v1' - v2' = -12m/s m1=10kg 未知 台車1 m2=20kg v2= – 6.0m/s v2' 未知 台車2 全運動量は 運動量保存の法則より m1v1' +m2v2' m1v1 +m2v2 = = ( ) 10kg ( ) 6.0m/s + ( ) 20kg ( ) -6.0m/s = -60kgm/s ① 弾性衝突 ∴ 反発係数e =1 目 v1' - v2' = - v1 + v2 = - ( ) 6.0m/s + ( ) -6.0m/s = -12.0m/s ②

m1=10kg m2=20kg ① m1v1' +m2v2' = -60kgm/s ② m1 -) m1 v1' - v2' = m1 ( + ) m1 m2 v2' = 60kgm/s = 30kg v2' = ( ) 60kgm/s / ( ) 30kg = 2.0m/s 答 v1' -  v2' = -12m/s = 2.0m/s v1' = -12m/s + 2.0m/s = -10m/s 答 目 6

台車1(質量m1=10kg,速度v1 = 6. 0m/s) 台車2(質量m2=20kg、速度v2= – 6             台車1(質量m1=10kg,速度v1 = 6.0m/s) 台車2(質量m2=20kg、速度v2= – 6.0m/s)が直線上で完全非弾性衝突した。衝突後の台車1, 2の速度v' を求めよ。 また力学的エネルギーの損失Qを求めよ。 例題2 完全非弾性衝突  解答 質量 衝突前 衝突後 台車1 m1=10kg v1=6.0m/s v' = -2.0m/s 未知 台車2 m2=20kg v2= – 6.0m/s v' = -2.0m/s 未知 全運動量は 運動量保存則より  m1v' +m2v' = m1v1 +m2v2 ( m1 + m2 ) v' = ( ) 10kg ( ) 6.0m/s + ( ) 20kg ( ) -6.0m/s = -60kgm/s = 30kg 目 v' = ( -60kgm/s ) / ( 30kg ) = -2.0m/s 答 7

質量 衝突前 衝突後 m1=10kg v1= 6.0m/s v' = -2.0m/s 台車1 v' = -2.0m/s m2=20kg 台車2 力学的エネルギーの損失 Q = = ( ) 10kg ( )2 6.0m/s ( ) 20kg ( )2 -6.0m/s ( ) 10kg + 20kg ( )2 -2.0m/s = 180J + 360J - 60J = 480J 答 目 8

例題3 壁との衝突           台車1(質量m1=10kg、速度v1=5.0m/s) が動かない壁に非弾性衝突した。反発係数をe = 0.6とする。衝突後の台車1の速度v1' を求めよ。 また力学的エネルギーの 損失Qを求めよ。 解 壁の質量 m2= ∞ 衝突前後の壁の速度v2 = v2' = 運動量保存則 m1v1' + m2v2' = m1v1 + m2v2 極限で不定形 この式からは情報は得られない 反発係数定義 v2' –v1' = e (v1 –v2 ) ∴v1' = – e v1 = –3.0m/s 力学的エネルギー損失 Q = = = 80J 目 9

第6章 運動量 講義 終り 前で6章講義レポートを提出し、 5,6章演習レポート課題 5章アンケート用紙 6章アンケート用紙 第6章 運動量 講義 終り 前で6章講義レポートを提出し、 5,6章演習レポート課題 5章アンケート用紙 6章アンケート用紙 を受け取ってください。 6章要点  目