1.東京海上の経営課題(1990年代後半~2000年初頭 ファンダメンタルズからの考察)

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1月14日発表 08BC172K 村杉なつみ. 1.損害保険の現状 2010年4月~合併によって誕生! 狙いは、①競争力強化、②事業コスト削減 MS&ADとNKSJHDが正味保険料で東京海上HDを抜い た。 東京海上HDは保険引き受け利益が過去最高益となった 。 エコカー補助金制度による自動車保険の販売が好調だったから。
Copyright © Best Practice Inc. All rights reserved ○○ 年 ○ 月 ○ 日 株式会社 ○○
Copyright © 2016 Globalway, Inc. All rights reserved. 1. エグゼクティブサマリー 0 希望される具体的な提携内容(資本提携を希望される場合は、株数、株価、金額、時期など)について 弊社に期待することや、双方のメリットについて.
経常収支とは?  一国の国際収支を評価する基準の一つ。  この 4 つのうち、 1 つが赤字であっても他で賄え ていれば経常収支は黒字となる。 貿易収支 モノの輸出入の 差 所得収支 海外投資の収益 サービス収支 サービス取引額 経常移転収支 対価を伴わない 他国への援助額 これらを合わせたものが経常収支.
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08ba036z 入江 洋志. (1) 銀行の収益性の国際比較 資産収益率( ROA )、資本収益率( ROE )の両面において、 主要国平均を大きく下回る。 基礎的な収益力の弱さ.
第5章 活性化する国際分散投資 と 日本経済の影響. ネットとグロスの違い 資本移動の場合 日本 外国 100 億円 50 億円 ネットの資本移動 100-50=50億 円の黒字 グロスの資本移動 100+50= 150 億 円.
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「経理・財務サービス スキルスタンダード研究開発事業」
「経理・財務サービス スキルスタンダード研究開発事業」
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JTの成長戦略 D班.
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令和元年度 商工労働施策について 施 策 目 標 主 要 施 策 基 本 姿 勢 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 海外ビジネス 創業・ベンチャー 事業承継
マーケティング・チャンネル戦略.
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1.東京海上の経営課題(1990年代後半~2000年初頭 ファンダメンタルズからの考察) 1.東京海上の経営課題(1990年代後半~2000年初頭 ファンダメンタルズからの考察)  バブル崩壊→金融の空洞化   →金融ビッグバン(1996~2001 Free、Fair、Global)   →異業種、海外ビッグプレーヤーの参入 ○収益性 ~悪化トレンド   ・低金利→運用難  ・災害リスク  ・生保 15年間(2000~2015)で件数1.5倍、単価は1/3  ・ネットビジネスの台頭  ・システム開発コスト負担増大 →合従連衡(業界再編) ○効率性  ・低ROE(1~3%) ○安全性  ・強固な財務基盤、潤沢な手元資金 →活かしきれていない? ○成長性 ~海外、業際突破(生損保融合、異業種への対応)の必要性  ・国内人口減少、自動車販売台数頭打ち(自動車保険)住宅減少(火災保険) <課題解決に向けた選択肢> 事業ポートフォリオの強化 ○グローバル戦略推進(地域リスク分散)  ○チャネルの多様化→ネットビジネス、銀行(代理店化)連携 等 ○商品の多様化→第3の保険(生損保融合)開発 ~スペシャリティ保険分野への進出 ○財務基盤の活用→再保険分野への進出 D group

2.東京海上のM&A戦略推進の背景・ターゲット基準 (1)いつ、なぜ積極的に?  ○海外M&Aの経緯   ・1980 ヒューストン 失敗 120億円 ・2000 バミューダ 再保険   ・2007 海外事業企画部設置   ・2007 キルン(英国)940億円   ・2008 フィラデルフィア(米国)4715億円   ・2012 デルファイ(米国)2150億円   ・2015 HCC(米国)9200億円  ○国内業界再編が2000年初頭に目途~2番手以下の追い上げ(業界首位陥落)  ○国内市場(国内M&A)頭打ち→海外M&A(リスク分散+成長市場進出+スピード)   →体制整備進めた (2)ターゲット基準  ○高収益性、高成長性、商品ラインアップ補完性+開発力(人財)に強み  ○規模を求めず、ROEが高位  ○最大市場である米国(事業ポートフォリオ強化に資するエリア)   D group

3.東京海上のM&A戦略の特徴 (M&Aの順番、買収価格の設定、資金調達方法、保証・表明契約、開示、PMI等) (1)順番  グローバルNo.1の保険企業になるために・・・  ○損保(得意分野:自動車、火災)からスペシャリティへ  ○知りうるエリアから(アジア)米国(最大市場)へ  ○金額 小(失敗も含め経験を積んでいる)→大 (2)買収価格の設定  ○強み・先進のノウハウ・人財がある優良企業(高収益、高成長)   →買収プレミアムを乗せる(トップラインと資本効率向上を目指す) (3)資金調達方法  ○エクイティファイナンス使用せず →ROEを意識?  (4)保証・表明契約  ○ ??? (5)開示(HCC買収案件)  ○買収案件の妥当性を丁寧に説明している(EPS(430→480)、ROE等) (6)PMI  ○現地化と丁寧なコミュニケーション(CEO会議、委員会等グループ意思決定に関与させる) D group

4.東京海上の事業ポートフォリオの変革に成功した理由・学んだ点  ①大きな戦略・道筋を描き、周到な準備により地道に進めている   ・90年代後半~長期戦略策定(トップが代わっても大きくぶれず)   ・M&A進め方      対象会社の選定(高収益、高ROE、高成長、商品・開発力の強み)     金額、エリア(地域分散)、損保→スペシャリティへの事業領域拡大   ・人財の育成 ~失敗経験からノウハウ獲得  ②開示が上手で、投資家から支持されている  ③PMI手法 任せる範囲とコミュニケーション  <質問>  ○PMI マネジメントとスタッフレベル等階層毎の工夫、具体的は?  ○M&A人材の育成、定着の手法は???  ○買収価格の限界は?財務の健全性とのバランス??            (IRR、EV/EBITDA倍率、想定ROE 等)  ○今後、HD取締役陣に外国人を加えていくのか?  ○グローバル戦略のゴールイメージは? D group